旅をしていて、気持ちが落ち着く町に、たまに出会う。
その一つが、今いる香春町(かわらまち)。
一昨年来た時、ずいぶん歩いた。
降り続いた雨は、午後になってやっと止んだ。
畑の中の道を散歩した。
※ ※ ※ ※
香春町は、筑豊の北西部に位置している。 印は、最初に行く石橋の場所。
道の駅から歩き出した。 国道201。 北東に向かう道。 20㌔走れば、海。
呉川(くれかわ)眼鏡橋に向かっている。 道の突き当たりにある。
この石橋が、呉川眼鏡橋。 向こうに、歩いてきた国道が見える。
川の名前は呉川で、最後は、遠賀川に出る。
小さいけど、花崗岩(御影石)で出来ている。 遠賀川水系の古い石橋は、ここだけ。
美しく、がっしりした印象。
※ 説明では、秋月の眼鏡橋も花崗岩で、花崗岩の石橋は珍しいとあった。 秋月の石橋(2010年4月20日)
万葉の歌碑があった。
こんな意味。 恋の歌。 この後出会う歌も、似ていることになる。
そばに、右の歌がぶら下がっていた。 福智町は、北隣。
光が差してきた。 花もまぶしそう。
呉媛の墓は、大体の場所しか分からない。 ここまで来たが、見つけられない。
人に聞いた。 右に見える大きな木の下と、教えてもらった。
あった。 サクラの小さな木がある。
呉媛の墓。
呉媛は、遠くからこの地に来て、さびしい思いをしていたのか。
最後の歌を読むと、そうなる。
なお、池があるかと探したが、分からなかった。
花を誰かが置いてあった。 私も少し足しておいた。
墓のそばの桜は、呉媛桜と呼べばいい。
※ 北海道の森町に、小町の名前を付けた桜がある。 名前は、森小町。 たった一本だけの変種。
花の色は、みんなバラバラ。 白やピンクや、赤っぽいのも。 森小町は、こんな花。
ネギ坊主と白鷺。
畑の中の道を戻った。 左に国道が見える。 鏡が池に行く。
正面の山は、香春岳(かわらだけ)。
山が3つあって、一番左は、一の岳。 石灰岩が削り取られて、上が平らになった。
今日の歌(動画)に出てくる。
途中に歌碑。
意味はこうです。
歌を見ていると、最初の歌なんかは特に、朝鮮の人たちの感性で詠んでる感じがする。
万葉集に載るような歌を歌った人達は、渡来人が多いのか。
歩いていて、こんなことを思った。
古事記や日本書紀には、天皇家のスタートが書いてある。
なぜ書く必要があったのか。 今までは、こう思っていた。
天皇家の始まりは、そこらへんの普通の人とは違うんですよ。 馬の骨ではありませんと。
しかし、これは間違いで、実際はこうでないかと。
天皇家の先祖は、渡来人だった。
よそから来たものが、いちばん偉いのでは、国を乗っ取ったように思われる。
それでは、困る。 支持されないし、みんな従わない。
それで、神武天皇を中心とした神話を作った。 よそ者ではないことを示す必要があった。
思いつきです。 どうでしょう。
間違って、この道を入ってきた。
また、歌碑がある。
ここで言ってるお墓は、近くにある古墳。 宮内庁では、参考地として認めている。
※ 参考地は、墓としての可能性があると認めているところ。 地元からの要望があってと思う。
今度は間違いない。 この道。 2年前にも来た。
個人で作った、石と花の庭。 前回来た時に、作ってる人に会った。
鏡が池は、中央奥にある。
個人の家の敷地内にある。
ありました。
神功(じんぐう)皇后に関わりがあると、ある。 系図では、ここに位置する人。(Wikipedia)
※ 神話あって、それに合わせて誰かが作った。 実際は、そうでしょうね。
反対側から。
坂を下って戻ったら、この場所に。 道の駅が正面にある。 細い道を通って、戻った。
今日は時間がなく、見たのは少しでした。
香春町には、古墳や山頭火の句碑など、他にも見所はあります。
※ この後の日程を検討中。
【今日の歌】
この辺り一帯は、五木寛之の青春の門の舞台です。
それで、この歌。 山崎ハコ 織江の唄。
黒木瞳が、青春の門の一部を演じます。 4分45秒から。 いいですよ。 演じるという魅力は、これです。
心の花。 作詞は、五木寛之です。 ※ 今日の動画は、どれも以前紹介しています。
【その他】 旭川市内の、家と家の間の雪です。 まだ、こんなに残っている。 姉が送って来ました。
桜が咲くのは、1ヶ月後。

【道の駅】 香春
【明日の予定】 赤村に行きます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で10位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
その一つが、今いる香春町(かわらまち)。
一昨年来た時、ずいぶん歩いた。
降り続いた雨は、午後になってやっと止んだ。
畑の中の道を散歩した。
※ ※ ※ ※
香春町は、筑豊の北西部に位置している。 印は、最初に行く石橋の場所。
道の駅から歩き出した。 国道201。 北東に向かう道。 20㌔走れば、海。

呉川(くれかわ)眼鏡橋に向かっている。 道の突き当たりにある。

この石橋が、呉川眼鏡橋。 向こうに、歩いてきた国道が見える。
川の名前は呉川で、最後は、遠賀川に出る。

小さいけど、花崗岩(御影石)で出来ている。 遠賀川水系の古い石橋は、ここだけ。
美しく、がっしりした印象。
※ 説明では、秋月の眼鏡橋も花崗岩で、花崗岩の石橋は珍しいとあった。 秋月の石橋(2010年4月20日)

万葉の歌碑があった。

こんな意味。 恋の歌。 この後出会う歌も、似ていることになる。
そばに、右の歌がぶら下がっていた。 福智町は、北隣。


光が差してきた。 花もまぶしそう。

呉媛の墓は、大体の場所しか分からない。 ここまで来たが、見つけられない。
人に聞いた。 右に見える大きな木の下と、教えてもらった。

あった。 サクラの小さな木がある。

呉媛の墓。

呉媛は、遠くからこの地に来て、さびしい思いをしていたのか。
最後の歌を読むと、そうなる。
なお、池があるかと探したが、分からなかった。
花を誰かが置いてあった。 私も少し足しておいた。


墓のそばの桜は、呉媛桜と呼べばいい。
※ 北海道の森町に、小町の名前を付けた桜がある。 名前は、森小町。 たった一本だけの変種。
花の色は、みんなバラバラ。 白やピンクや、赤っぽいのも。 森小町は、こんな花。

ネギ坊主と白鷺。


畑の中の道を戻った。 左に国道が見える。 鏡が池に行く。
正面の山は、香春岳(かわらだけ)。
山が3つあって、一番左は、一の岳。 石灰岩が削り取られて、上が平らになった。
今日の歌(動画)に出てくる。

途中に歌碑。

意味はこうです。

歌を見ていると、最初の歌なんかは特に、朝鮮の人たちの感性で詠んでる感じがする。
万葉集に載るような歌を歌った人達は、渡来人が多いのか。
歩いていて、こんなことを思った。
古事記や日本書紀には、天皇家のスタートが書いてある。
なぜ書く必要があったのか。 今までは、こう思っていた。
天皇家の始まりは、そこらへんの普通の人とは違うんですよ。 馬の骨ではありませんと。
しかし、これは間違いで、実際はこうでないかと。
天皇家の先祖は、渡来人だった。
よそから来たものが、いちばん偉いのでは、国を乗っ取ったように思われる。
それでは、困る。 支持されないし、みんな従わない。
それで、神武天皇を中心とした神話を作った。 よそ者ではないことを示す必要があった。
思いつきです。 どうでしょう。
間違って、この道を入ってきた。

また、歌碑がある。

ここで言ってるお墓は、近くにある古墳。 宮内庁では、参考地として認めている。
※ 参考地は、墓としての可能性があると認めているところ。 地元からの要望があってと思う。


今度は間違いない。 この道。 2年前にも来た。

個人で作った、石と花の庭。 前回来た時に、作ってる人に会った。
鏡が池は、中央奥にある。

個人の家の敷地内にある。

ありました。

神功(じんぐう)皇后に関わりがあると、ある。 系図では、ここに位置する人。(Wikipedia)

※ 神話あって、それに合わせて誰かが作った。 実際は、そうでしょうね。
反対側から。

坂を下って戻ったら、この場所に。 道の駅が正面にある。 細い道を通って、戻った。

今日は時間がなく、見たのは少しでした。
香春町には、古墳や山頭火の句碑など、他にも見所はあります。
※ この後の日程を検討中。
【今日の歌】
この辺り一帯は、五木寛之の青春の門の舞台です。
それで、この歌。 山崎ハコ 織江の唄。
黒木瞳が、青春の門の一部を演じます。 4分45秒から。 いいですよ。 演じるという魅力は、これです。
心の花。 作詞は、五木寛之です。 ※ 今日の動画は、どれも以前紹介しています。
【その他】 旭川市内の、家と家の間の雪です。 まだ、こんなに残っている。 姉が送って来ました。
桜が咲くのは、1ヶ月後。

【道の駅】 香春
【明日の予定】 赤村に行きます。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行は5位、 旅行全体で10位です。
気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。

※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
コメント
久々に「織江の唄」を聴きました。どこはかなく寂しい歌です。ハコさんの声がそう誘っているような気もします。香春岳はいつ見ても異様な山ですね。筑豊地区のシンボルです。炭鉱絵が世界遺産になっている山本作兵衛さんも眺めたことでしょう。
Re: タイトルなし
青春の門を読んでみたいけど、長編です。
香春岳に登るのを検討中。 登れるのは、三ノ岳だけですね。
一昨年田川に行った時、炭鉱絵は見たのかな。 記憶が無いです。
12日に見た平成筑豊鉄道は、全部が産業遺産の感じでした。
香春岳に登るのを検討中。 登れるのは、三ノ岳だけですね。
一昨年田川に行った時、炭鉱絵は見たのかな。 記憶が無いです。
12日に見た平成筑豊鉄道は、全部が産業遺産の感じでした。
「河内王陵」は、【真の聖武太上天皇(大津皇子)陵】
京都郡香春町は、聖武太上天皇(人麻呂公)の
奈良へ遷都する前の都でした。
「河内王陵」をご存知と思いますが、
【真の聖武太上天皇(大津皇子)陵】です。
奈良へ遷都する前の都でした。
「河内王陵」をご存知と思いますが、
【真の聖武太上天皇(大津皇子)陵】です。
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui.com/tb.php/586-66d70c41