キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

化野念仏寺は、嵯峨野の北のはずれにあった。　　※　化野～あだしの
ここは昔、風葬の地だったという。
多くの無縁仏があって、それを集めたのが、この寺の始まりという。

歩く道として、環境が整備されている。



この辺りの道は、伝建地区。　嵯峨鳥居本と言われる地域。　道は、愛宕念仏寺に続く。
晴れてるけど、暗い。



左に上がると、化野念仏寺。



先日行った二尊院が、下に見える。



葉っぱは、木に半分、下に半分。　



石仏はどこにでもあったが、顔は分からない。　表情は、撮れない。



日がさした時、紅葉は見る方向によって、輝いた。



ここは風葬の地とある。　
死んだ人を火葬しないで、服を着せて筵（むしろ）を被せるくらいで、放っておく。
山に捨てたようなもんだ。
当然、烏がやって来て、食べる。　キツネだって、来る。

石仏は、散らばっていたのを、ここに集めた。



石仏があったということは、捨てる時に、一緒に石仏を置いたのかな。
違うな、後で置いたんだろうな。　誰もが置いたわけでないが、数え切れない数になった。



風葬と言えば、あの小説を思い出す。　涙香岬（るいかみさき）が出てくるお話し。　※　関連ブログ　風葬

本堂の阿弥陀如来像。



山の上に登ってきた。



六面六体地蔵さま。　「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」と言ってお参りするそう。
何語なんだろう。



水も滴（したた）るお地蔵さま。



こんな塀を見ると、角島大橋を思い出す。　　その写真。



狭いけど、輝いてる所が、時々ある。　見えてるように、なかなか写ってくれない。
そういう場所を探すのも、面白い。



いいですね。　叱る中には、自己満足があるかな。



休憩所。



逆光なので、石塔の陰から撮影。



世の中の移り変わりを、どう見ているのでしょう。



ここの紅葉は、今日明日で終わりますね。　最後の輝き。



無縁仏のために、紅葉は美しさを増して、多くの人を呼んでいる。



同じ地蔵さん。



戻り道で、嵯峨菊に会った。



花の雰囲気が、撫子に少し似ている。　暗さがない。　変化がある。



右端の花は、こんな名前を付けられた。



今日は、地蔵さんの表情をいろいろ撮りたかったけど、表情はなかった。
その代わり、いい紅葉に出会えた。

【道の駅】　　　　ガレリアかめおか

【明日の予定】　　京都の北の方かな。　息子と一緒に歩く。

【その他】　　　浅田真央が調子悪い。　今日は、グランプリシリーズの、エリック・ボンパール杯。
　　　　　　　　これは、フランス大会。
　　　　　　　　２００６年、キムヨナが、この大会でいい演技をした。
　　　　　　　　その演技（YouTube)

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