日本海と京都を結ぶ道は、鯖街道。
昔、海の幸を京都に運んだ。 その鯖街道の起点が、小浜市。
京都のまだ見てない魅力的な所を探すのが大変になったので、京都を離れた。
奈良の方は混み入ってて自由に動けない。 日本海に出てみた。
小浜市は、初めての土地。 調べてみたら、いろいろありそう。
※ この町に、オバマ(大統領)を勝手に応援する会、と云うのがある。
福井県にある国宝の建造物は、2つだけ。
その2つを、今日は見た。 明通寺の、三重塔と本堂。
※ ※ ※ ※
亀岡から、鳥取に行く国道9号、途中から舞鶴に行く国道27号、途中で分かれて小浜に向かう。
国道162の周山道路に合流した。
この周山道路も、鯖街道。
途中、虹の湖にあった吊り橋。 吊ってるワイヤーの上に橋。
この地方は、けっこう古い家が残っている。
※ まとまって残っているのが、美山町の山村集落。 昨年行った。
福井県に入って、道の駅名田庄(なたしょう)。
暦会館があった。 だが、今日は水曜日で休み。
名田庄で面白い物があれば、今日はここでいいと思ったが、見つけられなかった。
※ 晩に調べて、1日いてもいいと分かったが。
暦会館のHPの説明には、下のようにある。
安倍晴明の子孫、土御門家の人達が室町時代から江戸時代にかけて百二十年間程ここにすみ
都の朝廷や将軍家のことを占ったり、祈祈祷をしたり、暦を作ったりしていた荘園でした。
どんな暦なのか知りたいが、分からない。
下のような歌が。
上の歌について。 調べてみた。
安倍保名という人が、和泉国(大阪府)の信太の森で、狩に追われていた白狐を助けた。
白狐は、恩返しの為に姿を変えて葛之葉と名乗り、保名と結婚した。
生まれたのが、安倍清明。
清明が5歳の時、庭の菊の花に見とれていた葛之葉は、狐の本性を現してしまった。
清明に、その姿を見られた。
葛之葉は、下の歌を残して、去った。
「恋しくば 尋ね来てみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」
意味は、
母が恋しいのであれば、訪ねて来なさい。和泉国の信田の森に居る、うらみ葛葉より。
この歌は、初めて知りました。 有名な歌のよう。
古い民家が再現されていた。
自然薯(じねんじょ)を使った蕎麦のお店があった。
食べてみた。 麺は美味しい。 汁は、まあまあ。 何かがのどに残る味。 何だろう。 化学調味料・・?
小浜市に着いて、道の駅で道などを確認した。 明通寺への道を。 案内所が親切。
この谷の奥に。 茅葺(かやぶき)の家が見える。
三門の向こうに、長い石段。
仁王像。
鐘楼。
少し行って受付。 400円。 お坊さんの説明付き。
これは、帰り道の庭。
本堂が見えてきた。 左に少しだけ、三重塔。
三重塔が見えました。 どうでしょう。 いい形のようです。
屋根が大きく、細身かな。
屋根のこう配が、ゆるい。 雪や雨が落ちにくいのでは。 美しさを優先したのか。
本堂で、15分程お話しが聞けた。 ※ 写真は、許可をいただいて。
昔ほど、参拝者は来ないという。
家族連れは、大きな商業施設で楽しむのが多いと。
また、小浜は大阪方面から来るのも、交通の便が良くない。
大正時代に、修理が行われているが、中はほとんど昔のまま。
少し前、お寺には人の生き方を示したり、社会にプラスになることをしている寺もある、と云うようなことを書いた。
この寺は、反原発の姿勢を出したという。 福井県には、原発がある。
明通寺に迷惑がかかるといけないので、ここには書けないが。
明通寺にとってマイナスになることが、様々にあったという。
日本の社会の現実。
例えばの話しを書くと、
テレビに出ているコメンテーターは、スポンサーから睨まれたら、お終い。
だから、東電を擁護する人間が、テレビに多く出てくる。
誰にも媚(こ)びないテレビ局は、日本に無い。
もし生まれたら、視聴料を払ってもいいなって思うかな。
※ NHKは、契約した人だけ、見られるようにすればいい。
一方的に電波を流して、無理やり取ろうとしている。
少し話が、それました。
本堂から見た、三重塔。
いい場所に建っている。
火事にもならないで、700年以上、よく持ちこたえたもんだ。
今に家なんか、70年だってもたない。
国宝とある。
※ 昭和25年頃まで、国宝はいっぱいあった。
文化財保護法が出来て、昔の国宝の90%は、重要文化財になった。
たった10%が、そのまま国宝。
上から見た本堂。
裏側の方から。
深く考えたことが無かったけど、塔はいったい何のために建てたんでしょうね。
なぜ、塔の形にしなければならないのか。
肝心なことが分からない。 調べるのは、今度です。
一級品の塔に思うかな。 瑠璃光寺の五重塔と同じように。
どこが違うか。
それは、塔を取り巻く環境。
明通寺の杉林の状態は、何となく木の育ちに任せている感じ。
山口市の瑠璃光寺は、境内全体を一つの庭と考えている。
誰かによって、コーディネートされている。
どうすればいいかだが、こう思うかな。
① この三重の塔は、どこから見た姿が美しいかを考え、決める。 数ヶ所。
② そこから見た時、周りの木がどうであればいいのか、それを考え、切る物は切り、植える物は植える。
③ 今現在ある木も、だらしない枝は切ったり、剪定する。
④ 岩や池の配置も考えて。
室生寺なども参考になる。
環境がスキだらけだと、リピーターは少ない。
出口に、カヤの巨木。 これで、500年。
明通寺は、里山にあった。 下の風景。
美しい塔でした。
今のままの環境に置くのはもったいない、と思えるほど、輝いていました。
【今日の曲】
この子たちを、どう考えればいいか、むずかしい。 いい曲です。 上手。
【道の駅】 若狭おばま
【明日の予定】 市街地に伝建地区があるので見てくる。
その近くに、お初の墓がある。 (お初のメインの墓)
※ お初は、浅井3姉妹の真ん中。 江(ごう)の姉。
京極高次に嫁ぐが、最初の領地は小浜だった。
その関係で、墓がある。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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昔、海の幸を京都に運んだ。 その鯖街道の起点が、小浜市。
京都のまだ見てない魅力的な所を探すのが大変になったので、京都を離れた。
奈良の方は混み入ってて自由に動けない。 日本海に出てみた。
小浜市は、初めての土地。 調べてみたら、いろいろありそう。
※ この町に、オバマ(大統領)を勝手に応援する会、と云うのがある。
福井県にある国宝の建造物は、2つだけ。
その2つを、今日は見た。 明通寺の、三重塔と本堂。
※ ※ ※ ※
亀岡から、鳥取に行く国道9号、途中から舞鶴に行く国道27号、途中で分かれて小浜に向かう。
国道162の周山道路に合流した。
この周山道路も、鯖街道。
途中、虹の湖にあった吊り橋。 吊ってるワイヤーの上に橋。

この地方は、けっこう古い家が残っている。
※ まとまって残っているのが、美山町の山村集落。 昨年行った。

福井県に入って、道の駅名田庄(なたしょう)。

暦会館があった。 だが、今日は水曜日で休み。
名田庄で面白い物があれば、今日はここでいいと思ったが、見つけられなかった。
※ 晩に調べて、1日いてもいいと分かったが。
暦会館のHPの説明には、下のようにある。
安倍晴明の子孫、土御門家の人達が室町時代から江戸時代にかけて百二十年間程ここにすみ
都の朝廷や将軍家のことを占ったり、祈祈祷をしたり、暦を作ったりしていた荘園でした。
どんな暦なのか知りたいが、分からない。

下のような歌が。

上の歌について。 調べてみた。
安倍保名という人が、和泉国(大阪府)の信太の森で、狩に追われていた白狐を助けた。
白狐は、恩返しの為に姿を変えて葛之葉と名乗り、保名と結婚した。
生まれたのが、安倍清明。
清明が5歳の時、庭の菊の花に見とれていた葛之葉は、狐の本性を現してしまった。
清明に、その姿を見られた。
葛之葉は、下の歌を残して、去った。
「恋しくば 尋ね来てみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」
意味は、
母が恋しいのであれば、訪ねて来なさい。和泉国の信田の森に居る、うらみ葛葉より。
この歌は、初めて知りました。 有名な歌のよう。
古い民家が再現されていた。

自然薯(じねんじょ)を使った蕎麦のお店があった。
食べてみた。 麺は美味しい。 汁は、まあまあ。 何かがのどに残る味。 何だろう。 化学調味料・・?


小浜市に着いて、道の駅で道などを確認した。 明通寺への道を。 案内所が親切。
この谷の奥に。 茅葺(かやぶき)の家が見える。

三門の向こうに、長い石段。

仁王像。

鐘楼。

少し行って受付。 400円。 お坊さんの説明付き。

これは、帰り道の庭。

本堂が見えてきた。 左に少しだけ、三重塔。

三重塔が見えました。 どうでしょう。 いい形のようです。
屋根が大きく、細身かな。
屋根のこう配が、ゆるい。 雪や雨が落ちにくいのでは。 美しさを優先したのか。

本堂で、15分程お話しが聞けた。 ※ 写真は、許可をいただいて。
昔ほど、参拝者は来ないという。
家族連れは、大きな商業施設で楽しむのが多いと。
また、小浜は大阪方面から来るのも、交通の便が良くない。
大正時代に、修理が行われているが、中はほとんど昔のまま。

少し前、お寺には人の生き方を示したり、社会にプラスになることをしている寺もある、と云うようなことを書いた。
この寺は、反原発の姿勢を出したという。 福井県には、原発がある。
明通寺に迷惑がかかるといけないので、ここには書けないが。
明通寺にとってマイナスになることが、様々にあったという。
日本の社会の現実。
例えばの話しを書くと、
テレビに出ているコメンテーターは、スポンサーから睨まれたら、お終い。
だから、東電を擁護する人間が、テレビに多く出てくる。
誰にも媚(こ)びないテレビ局は、日本に無い。
もし生まれたら、視聴料を払ってもいいなって思うかな。
※ NHKは、契約した人だけ、見られるようにすればいい。
一方的に電波を流して、無理やり取ろうとしている。
少し話が、それました。
本堂から見た、三重塔。

いい場所に建っている。

火事にもならないで、700年以上、よく持ちこたえたもんだ。
今に家なんか、70年だってもたない。

国宝とある。
※ 昭和25年頃まで、国宝はいっぱいあった。
文化財保護法が出来て、昔の国宝の90%は、重要文化財になった。
たった10%が、そのまま国宝。

上から見た本堂。

裏側の方から。

深く考えたことが無かったけど、塔はいったい何のために建てたんでしょうね。
なぜ、塔の形にしなければならないのか。
肝心なことが分からない。 調べるのは、今度です。

一級品の塔に思うかな。 瑠璃光寺の五重塔と同じように。
どこが違うか。
それは、塔を取り巻く環境。
明通寺の杉林の状態は、何となく木の育ちに任せている感じ。
山口市の瑠璃光寺は、境内全体を一つの庭と考えている。
誰かによって、コーディネートされている。

どうすればいいかだが、こう思うかな。
① この三重の塔は、どこから見た姿が美しいかを考え、決める。 数ヶ所。
② そこから見た時、周りの木がどうであればいいのか、それを考え、切る物は切り、植える物は植える。
③ 今現在ある木も、だらしない枝は切ったり、剪定する。
④ 岩や池の配置も考えて。
室生寺なども参考になる。

環境がスキだらけだと、リピーターは少ない。
出口に、カヤの巨木。 これで、500年。

明通寺は、里山にあった。 下の風景。

美しい塔でした。
今のままの環境に置くのはもったいない、と思えるほど、輝いていました。
【今日の曲】
この子たちを、どう考えればいいか、むずかしい。 いい曲です。 上手。
【道の駅】 若狭おばま
【明日の予定】 市街地に伝建地区があるので見てくる。
その近くに、お初の墓がある。 (お初のメインの墓)
※ お初は、浅井3姉妹の真ん中。 江(ごう)の姉。
京極高次に嫁ぐが、最初の領地は小浜だった。
その関係で、墓がある。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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