温泉の掃除は、朝5時から毎日やっている。
みんなボランティア。
お世話になるから、私も行ってきた。
※ ※ ※ ※
道東の夜明けは早い。 4時過ぎたら、明るくなってくる。
羅臼岳が見える。 この道を、3~4㌔行ったら、熊の湯はある。 熊の湯温泉と言ってもいい。
左の建物は、羅臼小学校。
右の丘の上に、羅臼中学校がある。
中学校への坂を登る歩道には、屋根が付いている。 それが見える。 冬は、助かる。
5時頃行ったら、10人位の人が集まっていた。
女湯の掃除から始めていた。 湯船の中や外をブラシでこすっていた。 わたしもそれをした。
今日来ていた人達は、羅臼に長くいる人たちだった。
羅臼は、港とキャンプ場にも停泊が出来、みんな道の駅ではなかった。
女湯の掃除が終わり、湯を貯め始めた。
熊の湯は、誰の物なのか。 公的な温泉なのか、どうなのか。
熊の湯は、どっちかと云うと、公的な温泉ではない。 漁師さん達の温泉。
漁師さん達が、「熊の湯愛好会」という組織を作り、管理している。
「熊の湯入浴十ヶ条」があり、それを守れなかったり、不満があったら、入れない。
女湯は、このように壁で囲まれている。
これでいいと云う人と、外から多少見られても自然が見えるのがいいと云う人の、2つに分かれる。
今日掃除している人の中には、漁師さんはいない。
夏の清掃は、旅行者に任されている。
その中に責任者がいて、その人は、毎日やって来る。
責任者としての立場は、熊の湯愛好会の会長さんから、委任されている(任されている)。
責任者を中心に、仕事は進む。
女風呂の更衣室。 向こうから入って来る。
冬になったら、旅行者はいなくなる。
そうしたら、漁師さんたちが、毎日清掃する。
冬は、男湯と女湯の、1日交代の清掃だそう。
そうすれば、湯が溜まる前に、清掃しない方に入って、体を温めることが出来る。
冬は、厳寒の中での清掃になる。
冬は、こんな感じで入る。 ※ 写真は、観光協会さんからお借り。

男湯の湯を抜き始めた。 もう少し湯が減ったら、みんな中に入ってこする。
しつこいくらい丁寧に、ブラシをかける。
熊の湯は、北海道の露天風呂の中で、一番気持ちよく入れる温泉かもしれない。
背中の人が、責任者。
磨き終わって、お湯を貯め始めた。 熱湯が注ぎ込まれている。
下には、羅臼川が流れている。
これも洗う。
女湯の湯がだいぶ貯まった。 乳白色のブルー。
白っぽくなった。
この頃になると、ぽつぽつと、漁師さんがやってきた。
女湯の方に入った。 仕事前の、ひと風呂。
一般の人は、まだ来れない。
愛好会の会長さんもやって来た。
昔は、今の温泉の場所の、もっと山側に温泉があったと云う。
お湯は、自然に湧き出ていた。
ところが、近くに温泉のボーリングをしたら、以前のようには出なくなったと云う。
今は、ボーリングをした湯が、ここに来ている。
下は、男湯。 だいぶ貯まった。
途中から水を足して、湯温の調節をする。
湯をかき混ぜることもする。 専用の道具で。
もういいかなって、まず、会長さんが入った。
熱いのが好きな会長さんも、熱くてダメだった。 すぐに出てきた。
まだ、47度くらいあるようだ。
46度くらいに下がった時、入れるようになった。
44度くらいになって、作業は完了。 もう水は入れない。
普通の温泉より、かなり温度は高い。
熱いのに慣れたら、熱くないと物足りなくなる。
半分くらいの人が熱すぎると感じたら、水を入れていいことになっている。(熊の湯入浴十カ条)
この後、みんな入った。
5分程入ったら、湯船から出ていても、しばらくは体が冷えない。
私は、他の人に、羅臼での釣りなど、生活について色々教えてもらった。
入れたばかりの、綺麗な湯は、特別に気持ちいい。
熱い湯は、ジ~ンってあったまる。
最後にまた入って、上がった。 体は、ポカポカになった。
※ 今日は仕事をした人が多かったので、その人達が上がった頃、一般の人に開放した。
手伝いが少ない時は、入れるようになったら、解放するそう。
普通、7時頃には、誰でも入ることが出来る。
熊の湯が、漁師さん達と旅人によって守られ、人気の温泉になっていることを知った。
【道の駅】 知床・らうす
【明日の予定】 はっきりしない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ブログランキング】 気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。
※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
みんなボランティア。
お世話になるから、私も行ってきた。
※ ※ ※ ※
道東の夜明けは早い。 4時過ぎたら、明るくなってくる。
羅臼岳が見える。 この道を、3~4㌔行ったら、熊の湯はある。 熊の湯温泉と言ってもいい。
左の建物は、羅臼小学校。
右の丘の上に、羅臼中学校がある。
中学校への坂を登る歩道には、屋根が付いている。 それが見える。 冬は、助かる。

5時頃行ったら、10人位の人が集まっていた。
女湯の掃除から始めていた。 湯船の中や外をブラシでこすっていた。 わたしもそれをした。
今日来ていた人達は、羅臼に長くいる人たちだった。
羅臼は、港とキャンプ場にも停泊が出来、みんな道の駅ではなかった。
女湯の掃除が終わり、湯を貯め始めた。

熊の湯は、誰の物なのか。 公的な温泉なのか、どうなのか。
熊の湯は、どっちかと云うと、公的な温泉ではない。 漁師さん達の温泉。
漁師さん達が、「熊の湯愛好会」という組織を作り、管理している。
「熊の湯入浴十ヶ条」があり、それを守れなかったり、不満があったら、入れない。
女湯は、このように壁で囲まれている。
これでいいと云う人と、外から多少見られても自然が見えるのがいいと云う人の、2つに分かれる。

今日掃除している人の中には、漁師さんはいない。
夏の清掃は、旅行者に任されている。
その中に責任者がいて、その人は、毎日やって来る。
責任者としての立場は、熊の湯愛好会の会長さんから、委任されている(任されている)。
責任者を中心に、仕事は進む。
女風呂の更衣室。 向こうから入って来る。

冬になったら、旅行者はいなくなる。
そうしたら、漁師さんたちが、毎日清掃する。
冬は、男湯と女湯の、1日交代の清掃だそう。
そうすれば、湯が溜まる前に、清掃しない方に入って、体を温めることが出来る。
冬は、厳寒の中での清掃になる。
冬は、こんな感じで入る。 ※ 写真は、観光協会さんからお借り。

男湯の湯を抜き始めた。 もう少し湯が減ったら、みんな中に入ってこする。
しつこいくらい丁寧に、ブラシをかける。
熊の湯は、北海道の露天風呂の中で、一番気持ちよく入れる温泉かもしれない。
背中の人が、責任者。

磨き終わって、お湯を貯め始めた。 熱湯が注ぎ込まれている。

下には、羅臼川が流れている。

これも洗う。

女湯の湯がだいぶ貯まった。 乳白色のブルー。

白っぽくなった。
この頃になると、ぽつぽつと、漁師さんがやってきた。
女湯の方に入った。 仕事前の、ひと風呂。
一般の人は、まだ来れない。

愛好会の会長さんもやって来た。
昔は、今の温泉の場所の、もっと山側に温泉があったと云う。
お湯は、自然に湧き出ていた。
ところが、近くに温泉のボーリングをしたら、以前のようには出なくなったと云う。
今は、ボーリングをした湯が、ここに来ている。
下は、男湯。 だいぶ貯まった。
途中から水を足して、湯温の調節をする。
湯をかき混ぜることもする。 専用の道具で。
もういいかなって、まず、会長さんが入った。
熱いのが好きな会長さんも、熱くてダメだった。 すぐに出てきた。
まだ、47度くらいあるようだ。
46度くらいに下がった時、入れるようになった。
44度くらいになって、作業は完了。 もう水は入れない。
普通の温泉より、かなり温度は高い。
熱いのに慣れたら、熱くないと物足りなくなる。
半分くらいの人が熱すぎると感じたら、水を入れていいことになっている。(熊の湯入浴十カ条)
この後、みんな入った。

5分程入ったら、湯船から出ていても、しばらくは体が冷えない。
私は、他の人に、羅臼での釣りなど、生活について色々教えてもらった。
入れたばかりの、綺麗な湯は、特別に気持ちいい。
熱い湯は、ジ~ンってあったまる。
最後にまた入って、上がった。 体は、ポカポカになった。
※ 今日は仕事をした人が多かったので、その人達が上がった頃、一般の人に開放した。
手伝いが少ない時は、入れるようになったら、解放するそう。
普通、7時頃には、誰でも入ることが出来る。
熊の湯が、漁師さん達と旅人によって守られ、人気の温泉になっていることを知った。
【道の駅】 知床・らうす
【明日の予定】 はっきりしない。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ブログランキング】 気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
※ クリックするバナーは、下のです。

※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
https://akkamui.com/tb.php/684-e43f287f