エアコンの修理は、夕方の5時頃までかかった。
車を預けなくて済んだので、一安心。
この夏は、今まで、エアコン無しだった。
エアコンが無いと、車の中が、湿った感じになる。
雨でぬれた時も、今までは、直ぐには乾かなかった。
姉の所に戻らないで、北に向かうことにした。
幌加内の山道を通って。
シリアで亡くなった、山本美香さんの動画が、いろいろ出ている。
怪我の様子も。
彼女の右手の、肘(ひじ)の部分の内側、半分ほどが、無くなっていた。
最後の場面の様子、どんな銃で撃たれたのか。
場所、その日の動きなど、ニュースを読んで分からないことを、調べてみた。
彼女は、ボスニアにも行っていた。
あの紛争の解決に大きな役割を果たしたのは、報道だった。
民主化が進まないシリアで、民衆を救うために、彼女は動いていた。
※ ※ ※ ※
旭川市の北西ぶにある、鷹栖(たかす)町。
ヒマワリ畑。
ヒマワリの花は、だいたい、いつも東を向いている。
※ 太陽の方向に向きを変えるのは、まだ花が開かない、つぼみの頃だけ。
その頃は、つぼみを支えている茎がやわらかい。
そば地帯に、入ってきた。 ここは、旭川市江丹別。
白い花が咲いている。
江丹別で生産するので、旭川市は、北海道で3番目に多い生産量。
幌加内町にやってきた。 日本一のそばの生産地。
見渡す限り、そばの花。
日本全体の生産量は、32000㌧。
北海道の収穫量は、そのうちの35%。
さらに、北海度の収穫量の35%を、幌加内町・深川市・旭川市で生産している。
つまり、日本全国のそばの12%を、この一帯で生産していることになる。 そばの一大生産地。
幌加内は、北海道で一番生産量が多い。 日本一でもある。
※ 信州そばが有名だが、有名なために、蕎麦の生産は信州だけでは、まかなえない。
幌加内のそばも、信州に行っている。
以前撮影した、そばの花。 濁りのない白。 かわいいい赤い点。
この後、幌加内の道の駅に着いた。
ソバについては、ここまで。
山本美香さんと上司の佐藤和孝さんは、20日の朝、キリスを出発した。
キリスは、トルコ南部の町。
※ 美香さんは、この日の夜、変わり果てた姿で、キリスの病院に戻ることになる。
※ 山本さんと佐藤さんは、内縁の関係。 籍は入っていないが、夫婦と同じ。
シリアは、政府軍と、反政府軍の戦い。 反政府軍の組織は、いくつかある。
どっちに正義があるのかは、はっきりしている。
反政府側。
シリアの内戦は、民主化の戦い。 つまり、独裁との戦い。 やっと戦いが出来る所まで来た。
戦いを世界に伝えることは、それを見る人間が、また国が、どっちに非があるか判断する。
世界の非難を浴びての戦いは、負けに近づく。
報道の力に後押しされた民主化は、今までたくさんあった。
シリア政府は、外国のジャーナリストの入国は認めない。
なぜかって、それは、報道されたら困ることがあるから。
そのため、戦争ジャーナリストは、反政府軍を頼ってシリアに入国することになった。
北にあるトルコは、反政府軍を支援している。
また、シリア北部は、反政府軍が優勢な地域。
そんなことで、山本さんと佐藤さんは、トルコのキリスでチャンスを待っていた。
同行させてもらったのは、反体制武装組織「自由シリア軍」。
下が、キリスの街。
シリア北部に、アザズの町がある。 シリア国内では、ここが、ジャーナリストの拠点。
しかし、政府軍が、その拠点をねらって、空爆を始めている。
下のような、空爆。
シリアでは、1日に100人単位の人が亡くなるのは、珍しくない。
山本さんが亡くなった次の日の21日は、国内で、250人が亡くなっている。
山本さんが亡くなった、アレッポのスレイマン・ハラビ地区では、そのうち56人。
死者の中には、もちろん、市民もいる。
※ 市民が直接狙われる訳ではないが、生活している場所での戦いなので、巻き添えが出る。
※ 数字は、人権監視団の情報。
下は、シリア国内の様子。
事件の現場は、アレッポのスレイマン・ハラビ地区。
この場所は、アレッポの中心街から遠くない、東にあるという。
※ 地図で、場所の確認は出来ない。 トルコ語が分からない。
これが、事故の概要。
上の文について。
① 戦闘に巻き込まれ、とあるが、そうではなく、狙われたんですね。
ビデオを見ても分かる。 最初の1発の銃弾は、彼女を目がけて飛んできた。
② 彼女は、都留市出身。
この町は、昨年通った。 富士山の北にある。
大月市で猿橋をみて、青木ヶ原樹海に向かう時、通った。
※ 日本三奇矯の一つ、猿橋 ~大月市~ 他 (2011/11/4)
上のブログの中の地図に、都留市が見えます。
③ この日、一緒の行動していた、ジャーナリスト3人も、行方不明とある。
ジャーナリストが狙われた可能性を感じる。
こういう情報が、前日あったら、山本さんたちは、きっとアレッポには来なかった。
20日は、はっきりとジャーナリストが狙われた、第1日目かもしれない。
③ 反体制派が、彼女の遺体のビデオを、公開した。 YouTubeで見ることが出来る。
2種類あって、腕の損傷を撮っているのがある。 顔は、穏やかな表情。
首にも大きな損傷があるという。
彼女は、苦しむ間もなく、一瞬に命を失ったよう。
下の写真の、数秒後に、銃弾が彼女を目がけて、飛んで来る。
写真は、山本さんが撮影した動画から、撮ったもの。
前にいる男の人は、佐藤さんで大丈夫と思う。
※ 追記 上の文は間違い。 上の人は、同行している、自由シリア軍の兵士。
佐藤さんは、写っていないが、この人の後方にいる。
山本さんは、さらに後ろ。
佐藤さんも、撮影している。
佐藤さんの映像で、上の文が間違いと分かった。
※ 佐藤さんは、右斜め後ろに山本さんがいたと、言っている。
この直後、逃げろと叫ぶ。
○の中に、政府軍の兵士。 ※ 佐藤さんの考えも、政府軍。
発射の直前、右側を歩いて来る男が、日本人だと叫んだ。
叫んだ後に、発砲。 このことは、別の動画で分かる。
佐藤さんは狙われなかったのか、狙われたけど、一瞬早く逃げたのか、それははっきりしない。
日本人だと叫んだ男は、誰をさして日本人だと叫んだかが、分からない。
山本さん1人か、山本さんと佐藤さんの2人かの、どちらかなんだけど。
シリア国内での、戦闘の状況。 報道についても、触れている。
山本さんの腕の損傷は、激しかった。
※ 私は、動画を見たが、もう一度見ることはできない。
弾丸が、腕を貫通するだけでは、なかった。
その部分を、吹き飛ばしていた。
今回、政府軍兵士が使っていた銃は、AK-47と言われている。
Avtomat Kalashnikova-47。 「1947年式カラシニコフ自動小銃」。
※ Avtomatは、自動小銃の意味。
1分間に、600発。 1秒間に、10発。
銃弾は、ダムダム弾か、それに似た物と言われている。
※ この銃弾は、弾頭部が茸(きのこ)状に開いたり、弾芯の鉛が飛び散ったりして、損傷を普通弾以上にすることを目的としている。(ヤフー百科事典)
※ 佐藤さんが、山本さんに弾丸の破片が刺さってると言っていた。
ただ貫通する弾ではなかったと分かる。
これが、AK-47。
模造品とかもいっぱい出ていて、1万円以内で手に入る物もある。
山本さんは、防弾チョッキを身に付けていたが、弾は通っていた。
機関銃の威力は大きい。
弾全体が通るのではなく、弾の中の芯の部分が通る。
それは、細く先がとがっているので、通りやすい。
※ 24日に、下のニュースが出た。 予想されていたニュース。
山本さんは、言っていた。
戦争ジャーナリストがいくら殺されても、後に続く人間が必ず生まれると。
日本を含めて、富でも何でも、平等ではない国が多い。
大きな問題。
でも、シリアのような独裁と云うのは、レベルが違う、もっと大きな問題。
EUやアメリカ・イギリスなど、シリアの反政府組織のへ支援の輪は、大きくなっている。
戦争ジャーナリスト達が伝えたことが、大きくすることに貢献した。
動画の中で、佐藤さんは、大丈夫かって、彼女に言う。
山本さんは、転んじゃったって、座ったまま佐藤さんに言う。
お互いのその時の表情は、また、話し方は、上司と部下との関係ではなかった。
それは、さらに、夫婦というよりも、恋人同士の感じだった。
最後の現場の様子が、更に詳しく分かったら、書きます。
佐藤さん撮影の映像から、色んな事が読みとれると思います。
【道の駅】 森と湖の里ほろかない
【明日の予定】 朱鞠内湖を見る。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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車を預けなくて済んだので、一安心。
この夏は、今まで、エアコン無しだった。
エアコンが無いと、車の中が、湿った感じになる。
雨でぬれた時も、今までは、直ぐには乾かなかった。
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幌加内の山道を通って。
シリアで亡くなった、山本美香さんの動画が、いろいろ出ている。
怪我の様子も。
彼女の右手の、肘(ひじ)の部分の内側、半分ほどが、無くなっていた。
最後の場面の様子、どんな銃で撃たれたのか。
場所、その日の動きなど、ニュースを読んで分からないことを、調べてみた。
彼女は、ボスニアにも行っていた。
あの紛争の解決に大きな役割を果たしたのは、報道だった。
民主化が進まないシリアで、民衆を救うために、彼女は動いていた。
※ ※ ※ ※
旭川市の北西ぶにある、鷹栖(たかす)町。
ヒマワリ畑。
ヒマワリの花は、だいたい、いつも東を向いている。
※ 太陽の方向に向きを変えるのは、まだ花が開かない、つぼみの頃だけ。
その頃は、つぼみを支えている茎がやわらかい。

そば地帯に、入ってきた。 ここは、旭川市江丹別。
白い花が咲いている。

江丹別で生産するので、旭川市は、北海道で3番目に多い生産量。

幌加内町にやってきた。 日本一のそばの生産地。

見渡す限り、そばの花。

日本全体の生産量は、32000㌧。
北海道の収穫量は、そのうちの35%。
さらに、北海度の収穫量の35%を、幌加内町・深川市・旭川市で生産している。
つまり、日本全国のそばの12%を、この一帯で生産していることになる。 そばの一大生産地。
幌加内は、北海道で一番生産量が多い。 日本一でもある。
※ 信州そばが有名だが、有名なために、蕎麦の生産は信州だけでは、まかなえない。
幌加内のそばも、信州に行っている。
以前撮影した、そばの花。 濁りのない白。 かわいいい赤い点。

この後、幌加内の道の駅に着いた。
ソバについては、ここまで。
山本美香さんと上司の佐藤和孝さんは、20日の朝、キリスを出発した。
キリスは、トルコ南部の町。
※ 美香さんは、この日の夜、変わり果てた姿で、キリスの病院に戻ることになる。
※ 山本さんと佐藤さんは、内縁の関係。 籍は入っていないが、夫婦と同じ。

シリアは、政府軍と、反政府軍の戦い。 反政府軍の組織は、いくつかある。
どっちに正義があるのかは、はっきりしている。
反政府側。
シリアの内戦は、民主化の戦い。 つまり、独裁との戦い。 やっと戦いが出来る所まで来た。
戦いを世界に伝えることは、それを見る人間が、また国が、どっちに非があるか判断する。
世界の非難を浴びての戦いは、負けに近づく。
報道の力に後押しされた民主化は、今までたくさんあった。
シリア政府は、外国のジャーナリストの入国は認めない。
なぜかって、それは、報道されたら困ることがあるから。
そのため、戦争ジャーナリストは、反政府軍を頼ってシリアに入国することになった。
北にあるトルコは、反政府軍を支援している。
また、シリア北部は、反政府軍が優勢な地域。
そんなことで、山本さんと佐藤さんは、トルコのキリスでチャンスを待っていた。
同行させてもらったのは、反体制武装組織「自由シリア軍」。
下が、キリスの街。

シリア北部に、アザズの町がある。 シリア国内では、ここが、ジャーナリストの拠点。
しかし、政府軍が、その拠点をねらって、空爆を始めている。
下のような、空爆。

シリアでは、1日に100人単位の人が亡くなるのは、珍しくない。
山本さんが亡くなった次の日の21日は、国内で、250人が亡くなっている。
山本さんが亡くなった、アレッポのスレイマン・ハラビ地区では、そのうち56人。
死者の中には、もちろん、市民もいる。
※ 市民が直接狙われる訳ではないが、生活している場所での戦いなので、巻き添えが出る。
※ 数字は、人権監視団の情報。
下は、シリア国内の様子。


事件の現場は、アレッポのスレイマン・ハラビ地区。
この場所は、アレッポの中心街から遠くない、東にあるという。
※ 地図で、場所の確認は出来ない。 トルコ語が分からない。
これが、事故の概要。

上の文について。
① 戦闘に巻き込まれ、とあるが、そうではなく、狙われたんですね。
ビデオを見ても分かる。 最初の1発の銃弾は、彼女を目がけて飛んできた。
② 彼女は、都留市出身。
この町は、昨年通った。 富士山の北にある。
大月市で猿橋をみて、青木ヶ原樹海に向かう時、通った。
※ 日本三奇矯の一つ、猿橋 ~大月市~ 他 (2011/11/4)
上のブログの中の地図に、都留市が見えます。
③ この日、一緒の行動していた、ジャーナリスト3人も、行方不明とある。
ジャーナリストが狙われた可能性を感じる。
こういう情報が、前日あったら、山本さんたちは、きっとアレッポには来なかった。
20日は、はっきりとジャーナリストが狙われた、第1日目かもしれない。
③ 反体制派が、彼女の遺体のビデオを、公開した。 YouTubeで見ることが出来る。
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首にも大きな損傷があるという。
彼女は、苦しむ間もなく、一瞬に命を失ったよう。
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写真は、山本さんが撮影した動画から、撮ったもの。
前にいる男の人は、佐藤さんで大丈夫と思う。
※ 追記 上の文は間違い。 上の人は、同行している、自由シリア軍の兵士。
佐藤さんは、写っていないが、この人の後方にいる。
山本さんは、さらに後ろ。
佐藤さんも、撮影している。
佐藤さんの映像で、上の文が間違いと分かった。
※ 佐藤さんは、右斜め後ろに山本さんがいたと、言っている。
この直後、逃げろと叫ぶ。
○の中に、政府軍の兵士。 ※ 佐藤さんの考えも、政府軍。
発射の直前、右側を歩いて来る男が、日本人だと叫んだ。
叫んだ後に、発砲。 このことは、別の動画で分かる。
佐藤さんは狙われなかったのか、狙われたけど、一瞬早く逃げたのか、それははっきりしない。
日本人だと叫んだ男は、誰をさして日本人だと叫んだかが、分からない。
山本さん1人か、山本さんと佐藤さんの2人かの、どちらかなんだけど。

シリア国内での、戦闘の状況。 報道についても、触れている。

山本さんの腕の損傷は、激しかった。
※ 私は、動画を見たが、もう一度見ることはできない。
弾丸が、腕を貫通するだけでは、なかった。
その部分を、吹き飛ばしていた。
今回、政府軍兵士が使っていた銃は、AK-47と言われている。
Avtomat Kalashnikova-47。 「1947年式カラシニコフ自動小銃」。
※ Avtomatは、自動小銃の意味。
1分間に、600発。 1秒間に、10発。
銃弾は、ダムダム弾か、それに似た物と言われている。
※ この銃弾は、弾頭部が茸(きのこ)状に開いたり、弾芯の鉛が飛び散ったりして、損傷を普通弾以上にすることを目的としている。(ヤフー百科事典)
※ 佐藤さんが、山本さんに弾丸の破片が刺さってると言っていた。
ただ貫通する弾ではなかったと分かる。
これが、AK-47。
模造品とかもいっぱい出ていて、1万円以内で手に入る物もある。

山本さんは、防弾チョッキを身に付けていたが、弾は通っていた。
機関銃の威力は大きい。
弾全体が通るのではなく、弾の中の芯の部分が通る。
それは、細く先がとがっているので、通りやすい。
※ 24日に、下のニュースが出た。 予想されていたニュース。

山本さんは、言っていた。
戦争ジャーナリストがいくら殺されても、後に続く人間が必ず生まれると。
日本を含めて、富でも何でも、平等ではない国が多い。
大きな問題。
でも、シリアのような独裁と云うのは、レベルが違う、もっと大きな問題。
EUやアメリカ・イギリスなど、シリアの反政府組織のへ支援の輪は、大きくなっている。
戦争ジャーナリスト達が伝えたことが、大きくすることに貢献した。
動画の中で、佐藤さんは、大丈夫かって、彼女に言う。
山本さんは、転んじゃったって、座ったまま佐藤さんに言う。
お互いのその時の表情は、また、話し方は、上司と部下との関係ではなかった。
それは、さらに、夫婦というよりも、恋人同士の感じだった。
最後の現場の様子が、更に詳しく分かったら、書きます。
佐藤さん撮影の映像から、色んな事が読みとれると思います。
【道の駅】 森と湖の里ほろかない
【明日の予定】 朱鞠内湖を見る。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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