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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

たった5年しかいなかった国府だけど、大きな影響をもらった感じがする。
今、山の中を1人で歩くけど、思えば、小学校の頃からそうだった。
熊さえいなければ、ササやぶの中の道は、平気だった。

今日は、国府を出たら、海辺でのんびりする予定だった。
途中で、幌延ビジターセンターに寄った。
カナヘビがいると教えられた。
夢中になってしまった。 

写真が増えて、のんびり出来なくなった。
カナヘビは、明日見たことにしようかなと思ったんだけど・・・。

山本さんの最後の現場、不思議なことが、まだ残っている。
また、佐藤さんは、振り返ることはなかったんだろうか。
    ※    ※    ※    ※

○の所に、家があった。

545432.jpg

昔の道は、細く、人が歩くだけの道。 自転車は走れた。
出発。

12年8月27日 (1)

マンテマです。 調べてみたら、チシママンテマ。 いっぱいあった。
※ アポイマンテマが有名。(一昨年撮影)

12年8月27日 (38)

学校までは、2㌔程。 大人になったら、近く感じる。
国道が見えてきた。 この辺りの、左に、郵便受けがあった。
木に、縛り付けてあった。 配達員は、いつも自転車に乗っていた。

12年8月27日 (2)

国道に出た。 いつもは、正面にペンケ山が見える。

左側に家があった。 3人ほどの子供を残して、母親は病気で亡くなった。
薪(まき)を積んで焼いた。 病気の部分は、なかなか焼けないと、親父が言った。
どこかに、引っ越した。

何度か遊びに行った。
お昼になって、納屋に、ニワトリの卵を探しに行った。
1個しか見つからなかった。

フライパンにたくさん水を入れて、沸かして、卵を1個かきまわした。
醤油を入れた。
それをご飯にかけて食べた。 5人位で。

12年8月27日 (3)

国道から、右に入る道。 向こうに行っても家はあった。

12年8月27日 (4)

虫の巣と花。 花の名前は、調べていない。

12年8月27日 (39)   12年8月27日 (40)

地図で、2の家。 一度だけ、遊びに行った。

12年8月27日 (5)

この道を行ったら、3と4の家があった。
冷たい味噌汁をかけて食べたご飯は、4の家で頂いた。
ここの父さんが、味の素は石炭で作ると言った。 ※ 今は、サトウキビのよう。
ちゃんと働かない父さんだった。

12年8月27日 (6)

少し行ったら、道の下を川が流れている。 右から左に。
太い、コンクリートの土管。 その中に入って遊んだ。

この近くで、私を含めた男の子たちが、女の子を泣かした。
後で叱られた。

学校が右に、見えてきた。

12年8月27日 (7)

こんな川。 右側で、こっちが上流。
○の所に、家があった。 5の家。
親父が、駅逓(えきてい)と呼んでた家。 ※ カラフトで、駅逓だった。
ここの家の誘いで、留辺蘂から、国府にやってきた。
昭和31年の3月。 最初の日は、この家に泊まった。
うどんを御馳走になった。 五右衛門風呂に入った。 浮いてる板を沈めて。

12年8月27日 (8)

着いた。 学校の所は、道は十字。 角にお店があった。 

12年8月27日 (9)

国道の右に、学校はあった。 全部、当時の物ではない。 今は、会館のよう。

12年8月27日 (10)

国道から、右に入っていく道。 最初の半年ほど、この道の奥に家があった。
左に家があった。 何かの時に、カレーライスを御馳走になった。
スープカレーのような、カレーだった。
水っぽいカレーを見たら、この時を、いつも思い出す。

12年8月27日 (11)

正面に学校はあった。 職員玄関は、中央。 児童玄関は、右の方。
体育館は、左に。 校舎の手前が、グランド。 大きな木が2本あった。

体育館の左の部分に、若い先生が住んでいた。
学校の裏に、校長先生と、女の先生。

12年8月27日 (12)

秋遅くに、校舎の裏の納屋に、薪(まき)運びをした。 のこ屑が目に入ったら、取れない。
先生方の分も、運んだ。

電気はないから、鐘を鳴らしていた。

国道の方を向いた。 真っ直ぐ行くと、歌内の駅に行く。

12年8月27日 (13)

右に、グランド。 バックネットの支柱が残っていた。

12年8月27日 (14)

右に見える山は、丸山。 ここでスキーをした。 
長靴をはいたままのスキーだから、すぐに転ぶ。

○の所に、家があった。 ここで、牛乳の汁粉を御馳走になった。
母親が、この家で仕事をした。 それについて行った。

少し手前に、左から右に小川が流れていた。 今もある。
濡れた足は、乾いた砂を付けたら、直ぐに乾くことを、ここで学んだ。

12年8月27日 (15)

上の写真の右の方。 ○の所に神社があった。 
お祭りでは、いつも相撲があった。
私は小さかったので、負けてばっかり。
  ※ 相撲は後に少し強くなるけど、それは、美瑛に行ってから。

12年8月27日 (16)

右の写真に、かなり古い校舎の一部が見える。

12年8月27日 (17)   12年8月27日 (18)

学校の学芸会は、机を並べて、舞台を作った。
運動会は、足袋をはいていた。
お化けの話をしてくれる先生がいた。 これで、私も好きになった。
全校児童の数は、100人位だったかな。 私の学年は、17人。

どこの家も貧しかった。 ちゃんと弁当を持って来れない家もあった。

3年生の頃、歯を抜くため、1度だけ休んだ。
私は、小学校から高校まで、学校を休んだのは、この1回だけ。

1度だけ、夏の夜に、学校で映画会があった。
家族5人で見に行った。 帰り、蛍が飛んでいた。 飛んでるのを、追いかけた。

来た道を、戻った。 お腹を空かして歩くことが多かった。

12年8月27日 (19)

左に入ったら、家の方。 昔は、国道沿いに、木はなかった。

12年8月27日 (20)

冬は、いつもスキーではなかった。 ここを歩くことも多かった。
足が冷たいって、2つ下の妹は、泣くことがあった。
母親の手編みの毛糸の靴下をはいていた。 兄弟全員のセーターも、母親の手編み。

12年8月27日 (21)

この後、北に向かった。 こんど、いつ来れるかわからんな~、と思いながら。

ここは、幌延ビジターセンター。 通りがかりにあったから、寄っただけ。

12年8月27日 (22)

この一帯は、サロベツと呼ばれる所。  赤○に、停泊。

12年8月27日 (24)

遊歩道があるので、歩くことに。
センターの人が、黄色い○の辺りに、コモチカナヘビがいると言った。 カナヘビなんて、知らない。
珍しそうなので、探すことにした。

12年8月27日 (23)

2階から見た風景。 長沼が見える。

12年8月27日 (25)

木道を行く。 ここには、コモチカナヘビはいない。 木道が高い。

12年8月27日 (26)

長沼。

12年8月27日 (27)

左は、サワギキョウ。  右は、小さなシャクナゲっぽい。

12年8月27日 (41)   12年8月27日 (42)

この木道になって、10回以上、コモチカナヘビを見た。
木道の上は温かいので、それでやってくる。

12年8月27日 (28)

風下から近づいた方が、写真は撮り易かった。 直ぐに逃げない。

12年8月27日 (43)

カナヘビは、ヘビではなかった。 トカゲ。
親と同じ格好した子供を生む。 それが珍しい。 日本では、この辺りと、稚内の方にいる。

12年8月27日 (44)

スルスルって逃げる。

12年8月27日 (45)

こんなに見れるとは、思わなかった。

12年8月27日 (46)

コモチカナヘビは、子持金蛇と書く。  
卵でなく、お腹の中で子供を育てるので、子持となる。

どうして、トカゲなのに、カナヘビ(金蛇)かが、面倒。 
調べてみたら、こうだった。

カナヘビは、昔は、愛蛇と書いた。 愛蛇は、カナヘビと読む。
愛しいは、かなしいと読むことが出来る。
意味は、かわいらしい。

昔、カナヘビに名前が無かった時、名前をどうするか考えた。

トカゲと云う言葉は、日本にはなかった。
※ トカゲは、マレーシア語で、遅くに日本に入ってきた。

小さいくてかわいいので、愛(かな)しい蛇として、愛蛇(カナヘビ)になった。

愛(かな)しい、の表現は、本当にあったのか、ということになる。
まず、啄木が、こんな歌を歌っている。

「函館の 青柳町こそ かなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花」

上の「かなしけれ」は、悲しけれではなく、愛しけれ、と書くと言われている。
いとおしい とかの意味で。

また、女の子の名前で、愛と書いて「かなさ」と読ますことができるそう。

古い歌に、こんなのがある。

「あしひきの 山沢人(やまさはびと)の 人さはに まなといふ児(こ)が あやに愛(かな)しさ」
意味は、
「山の谷沢に住んでいる 大勢の人たちが 可愛いと評判しているあの娘は、私にはこの上もなく可愛く恋しい」

※ 小説のタイトルに、愛(かな)しい、と読ませてるのは、けっこうある。
  「愛(かな)しき人 たちの詩(うた)」 「人は愛(かな)しき」 「愛(かな)しき歌びとたち」  など

これで、大丈夫ですね。
愛という漢字は、愛(かな)しいと読めることを、初めて知りました。







キリギリスのメスが、卵を生んでいた。 
そんなとこに生んで、大丈夫なのかって、言っておいた。

12年8月27日 (47)

ネムロコウホネ。

12年8月27日 (48)

○の所に、深い穴があった。 手すりの所に棒があった。

12年8月27日 (30)

2㍍以上ある棒を入れてみたが、底には着かなかった。
やちまなこは、恐ろしい穴。

12年8月27日 (29)   12年8月27日 (31)

花を探しながら、木道を戻った。

12年8月27日 (32)

海の近くに、風車が28、並んでいた。

12年8月27日 (49)

こんな道が、どこまでも北に続く。

12年8月27日 (33)

サロベツ海岸。

12年8月27日 (34)

稚咲内(わかさきない)のパーキングに、今日は停泊。

12年8月27日 (35)

昔、番屋のようなの建物があった。

12年8月27日 (36)

利尻島が見えた。

12年8月27日 (37)

 ※ 利尻岳は厳しい山だった ~日本海に浮かぶ最北の百名山~   他  (2010/8/19)

コモチカナヘビに関わったら、いそがしい1日になってしまった。
面白かったから、いいことにするか。


【その他】  山本美香さんが撃たれた時、前にいた自由シリア軍の兵士が、あわてない。
       それが、不思議。
       また、日本人だと叫んだ男は、どう云う目的で叫んだのでしょう。
       なぜ、日本人と分かったのか。
       佐藤さんが撃たれなかったのは、素早く逃げたからか。
       他に理由はあるのか。
       佐藤さんは、逃げる時、振り向かなかったようだが、どうしてだろう。
       代われるものなら代わってあげたいと云う程、美香さんのことを思っていたのに。
       数㍍しか、離れていなかった。

【停泊場所】  稚咲内(わかさきない)のパーキング。

【明日の予定】  北に。  明日こそ、のんびり。

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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  • 国府小学校跡まで歩く。  幌延ビジターセンターの木道で、カナヘビを見た。~中川町・幌延町~  他  (2012/8/27)
  • 2012年08月27日 (月)
  • 21時10分20秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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