fc2ブログ

キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

夏はどこに行ったやら。 急に寒くなった。
今日は、途中、雨が降って嵐に。 

昔、北海道と樺太は、電話線で結ばれていた。
その線の北海道側の出入り口は、浜猿払にあった。
あの真岡郵便局の、九人の乙女の声は、ここを通って、北海道また内地へと流れて行った。

猿払村には、いたるところに、小さな沼がある。
どこも、昔は湾のような海だったが、砂でふさがれた。

カムイト沼が面白そうと、行ってみた。
でも、雨で、遊歩道は歩けなかった。
タテヤママリモが見つかっており、イトウも釣れる、そんな沼。
    ※    ※    ※    ※

このように、沼だらけ。 下の方にカムイト沼が見える。   印は、元気通信ゆかりの地。



キモマ沼。 近づく道は、見つからなかった。

12年9月6日 (1)

印の所は、浜猿払。 そこに、猿払川の河口がある。
河口近くにある橋。

12年9月6日 (4)

奥に、ポロ沼。 大きい。  ポロは、アイヌ語で大きいの意味。
左の方に、猿払川がある。

12年9月6日 (3)

橋の下流。 猿払川には、イトウがいる。 沼にも、いる沼が。

12年9月6日 (2)

港の近くに、電気通信ゆかりの地はあった。

12年9月6日 (5)

電話線(ケーブル)が、ここから海の底を通って、樺太に行ってたんですね。
こういう場所があることを、考えたことはなかった。
電話は、無線でなく、有線だった。

実際に使ったのは、10年程。

12年9月6日 (6)

5つある。 話せるのは、5人まで。
※ 6人目の人は、交換手に、「今混んでますので少し待ってくださいね」と、言われるのか。

12年9月6日 (7)

この下を通ってと、説明があった。

12年9月6日 (8)

「みなさん」のところが、「稚内のみなさん、内地の皆さん」となっているのもある。
正確なのは、何なんだろう。
実際の声は、残っているのでしょうか。
 ※ 調べてみたけど、分からない。 YouTubeにはない。

あと、最後の言葉は、どういう形で話したのでしょう。

皆さんと言ってるから、多くの人に伝わるような形。
交換手が、どんな方法で、出来るのか。
どことつないで、話したのか。 分からない。  ※ わっかないでも調べたが、○○○○○。

12年9月6日 (9)

真岡の位置も、初めて知った。  ※ 地名が出て来たら、その時に、位置を知ろうとしないとダメですね。

12年9月6日 (10)



カムイト沼に向かった。  100㍍先の道が濡れていた。  土砂降りの雨に、突入した。

駐車場についた。 動くワイパーの隙間で、撮影。
雨が止むのを待った。 5分程で、小降りになった。  通り雨だった。

12年9月6日 (11)

下に沼。 遊歩道が見える。  近くに、熊に注意の看板があった。  
              ※ この夏、知床で何回も熊を見た。  これが、一番大きかった

12年9月6日 (15)

草が濡れてるので、ずっとは行けない。

12年9月6日 (12)

真ん中。

12年9月6日 (13)

右の方。
この時、カムイト沼にタテヤママリモが棲むことを忘れていた。 探さなかった。

※ 後で調べたら、ここに実際に来て、タテヤママリモを撮影した人は、いないよう。
  ネット上に、そのような写真はなかった。

それでも、探さなかったのは、残念。

12年9月6日 (14)

ネット上にある、カムイト沼のタテヤママリモの写真は、下のだけ。
 ※ 無断で、お借り。 阿寒湖畔にある、エコミュージアムセンターのHPです。

12年9月6日 (18)

上の写真では、小さくてよく分からない。
多くはないけど、日本各地で見られる。 基本的には丸いが、そうでないのもある。
    ※ タテヤママリモ①(細長い)    タテヤママリモ②(平べったい
タテヤママリモだけ、普通のマリモと、遺伝子が違う。
他のマリモは、名前は違っても、同じ仲間。

イトウを釣ってる釣り人には、会わなかった。
猿払川か、猿払川と繋がっている沼で釣ってる写真がある。
   ※ 3人とも釣った、写真

同時に釣れたと云うことはないと思う。
先に釣れた人は、リリース(放す)しなかったのかな。
※ 今は、絶対に持ち帰ったらダメ、という時代。

※ 上の写真を見ても感じるんだが、猿払のイトウについて、以前から思っていたことがある。
  手に持ってる感じで、イトウが柔らかい感じがする。
  風蓮川のイトウと比べて。

  何匹か大きいのを見た事あるが、80㌢以上でも、ふにゃっとしてなかった。
  もっと、かたい感じ。  写真では、このような

下の花は、サワギキョウ。 少し前の強い雨に、花はたたかれた。

DSCF4404pppvv

※ そぼ濡れた花で思い出すのは、芭蕉の俳句。  象潟(きさかた)で、つくった。  
  象潟は、芭蕉の、奥の細道の旅での、最終目的地。

     象潟や 雨に西施が ねぶの花

  西施(せいし)は、こんな人。 中国の人。

  こう、解釈した。

     芭蕉が見た雨にうちけぶる象潟の風景は、西施を思い出させるものであり、
     そこに咲いていたねむの花は、傷心の西施のように濡れて咲いていた。
  
  関連ブログは、最後に。
     
※ この象潟に、獅子ヶ谷湿原と云うのがある。 (象潟は、秋田県の南部)
  ここに、鳥海マリモという、ジャンボなマリモがある。
  普通のマリモとは違う。 愛称で、鳥海マリモ。 
  こんなマリモ。 直径30㌢以上。 ごろごろ、いっぱいある。

  関連ブログは、最後に。

戻る時、川に、鉄橋があった。 上は、サイクリングロードになっている。
天北(てんぽく)線が、昔、通っていた。

12年9月6日 (16)

※ 天北線は、音威子府と南稚内の間。  
  天は、天塩国(てしおのくに)の天。 北は、北見国(きたみのくに)の北。 
  音威子府は天塩国に、稚内は北見国に、の時代があった。 ずっと昔のこと。

※ 路線図はこう

  上の図の、浅茅野駅の近くに、カムイト沼はあった。
     ※ 浅茅野駅は、あさじのえき、と読む。
       長野県に、茅野市があって、茅野駅もある。
       これは、ちの、と読む。 どうして、じの、かな。

浜頓別に向かった。
一軒の酪農家は、広い農地を持っている。
ただ、もし、そこから得る収入が、生活がやっとの金額であれば、土地の使い方として、効率が悪いことになる。
どう考えればいいでのしょう。 
このことについては、いつかまた。

12年9月6日 (17)

どこを見渡しても、遠くに、低い山が見えるだけ。
こんな風景、日本中、どこにもない。

【関連ブログ】  象潟や 雨に西施が ねぶの花   他 (2009/09/21
           獅子ヶ鼻湿原 ~鳥海マリモ・奇形ブナ~   他  (2009/09/24


【今日の歌】  夏は、終わった。



【停泊場所】   浜頓別町の町の中の駐車場。 広い。 向かいにスーパー。

【明日の予定】  クッチャロ湖があるので。  ※ 最初の変換は、食っちゃろ子。

※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

meisigazoupppm.jpg

【ランキング】  国内旅行は6位、 旅行全体で14位です。            
         
                  気に入った所がありましたら、クリックをよろしく。
                            ※ クリックするバナーは、下のです。 
                    
              ありがとう!!

                   ※ 1回のクリックで、10ポイント。 1週間生きます。

 
 

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

https://akkamui.com/tb.php/738-1a3154bd

openclose

03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09 

  • 浜猿払に、電気通信ゆかりの地が。  タテヤママリモの棲む、カムイト沼 ~猿払村~  他  (2012/9/6)
  • 2012年09月07日 (金)
  • 10時01分21秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


02 | 2023/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

現在の閲覧者数:

名前:
メール:
件名:
本文:

QR

気に入った所がありましたら、よろしく。