赤平方面に動こうとしたが、見る場所が見つからない。
それで、もう一日、芦別市に。
※ 明日、北海道大観音の中の撮影が可能なら、行ってみる。 これへの、つなぎの意味も。
撮影についてホテルに確認したら、担当の者でないと分からないと云う。
受付は、全体の窓口なのに。 少し、???。
大きなオンコの木と、山奥の滝を見た。
ある作家に出会った。(文学碑)
葛西善蔵。 青森県の碇ヶ関(いかりがせき)で一度出会っている。
※ ※ ※ ※
夫婦滝から美瑛まで、10数㌔。 近い。
北海道は、山道でも、林道でない限り、道は広い。 四国や九州の国道と一緒。
少し行って、左に曲がる。
曲がって、0.6㌔㍍。
ちゃんとした駐車場。 向こうの森の中に、巨木はあった。
老木なのに、枝がいっぱい。 元気のある証拠か。
黄金水松、とある。 この辺りは、黄金地区なので、黄金。
イチイの木は、オンコも言うけど、水松(みずまつ)とも呼ぶようだ。 あまり聞かないが。
北海道では、庭に、オンコの木をよく植える。
でも、他の木のように、すくすく育たない。 10㌢の太さになるのに、何十年もかかる。
年輪の隙間が、ほんのちょっとなので、堅い木だ。
周りの長さは、6㍍20㌢。 全国8位。(見つかった木の中での順位)
アイヌの人達も、この木の存在を知っていたとある。
ボ~っと山の中を歩いていて、突然この木に出会ったら、大変な驚き。 飛びあがるかも。
木の幅の長さは、人の胸の高さで、約2㍍。
推定樹齢1700年とあるが、どうやって測るんだろう。
※ どこの木の年齢も、100年単位なので、科学的な測定ではないように思う。
ある老木なんか、樹齢千年が、突然2千年になった。
※ コアサンプル調査というのがあるよう。 木の中身を、細く抜き取るようだ。 調査後は、戻す。
これだと、もっと正確に分かりそう。
でも、中が空洞だと、どうしようもない。
半径は1㍍程。 そこに、年輪が1700。
つまり、1000㍉の中に、1700の年輪。 年輪と年輪の間は、1㍉もない。
だから、木は、堅くなる。
下を読むと、結構価値の高そうな木だ。
北天の風に耐えつつ 千年の年輪凝れる 水松太し
※ 凝れるは、凝縮の凝で、集まっていると云う意味。
この場所は、山の上なので、北天の風、としたのかな。
※ 北天は、北の空。 北天の風は、山の上を吹く風の意味でしょうか。
※ 観光情報では、黄金水松には、伝説があることになっていたが、その説明は無かった。
市の観光案内に簡単なのがあるが、詳しいのは見つからない。
かつてこの木には、無数の黒い蛇が住み、アイヌの人々に危害を加えていたそうです。
そこで上川アイヌの長が、毒矢を構えて一喝すると、蛇は姿を消し、やがて巨大な白蛇が出て西側に退散。
後に水松の西側に、無数の蛇の骨が発見されたため、蛇塚を建てて葬りさったということです。
※ 詳しい伝説を完成させたらいいと思う。
芦別市の新城地区が見えた。 この後、そっちに行って、右の山奥に入る。
新城地区。 火の見櫓(やぐら)が、珍しい。
スピーカーが見える。 これを使うためにあるのか。
畑が無くなったら、林道になった。 時々すれ違うために、道は太く。
車がかわいそうな道を、しばらく走ったら、着いた。 最後は急な登り。
駐車場にあった地図。
滝を見る、展望所。
三段に分かれて落ちていた。
1つ流れが、2つに分かれて、最後は一つに。 それで、夫婦滝。
下に降りる道は、探したが無かった。 草に埋もれた道が見えた。
写真の下の方。 最初見た時、龍が顔を出しているかと、思った。
滝の上に行く林道を歩いてみた。 熊に注意しながら。
ここから3㌔程で、山の頂上。 その向こうは、旭川市。
滝を横から。 狭い谷なので、滝の音が、轟いている。
滝の上に橋があって、そこから見た、川の上流。
滝を上から見た。 写真の上の方で、水は落ちている。
全体が公園になっていて、葛西善蔵の文学碑があった。
葛西善蔵は、明治37年に、この近くで仕事をしていた。 林業の。
その時の経験をもとに、雪をんなの話しが作られたようだ。
碇ヶ関でのブログに、下のように書いた。
「雪をんな」ゆかりの地、とある。
※ 上の、雪をんなの部分は、こう。
・・・積もった雪は股を埋めた。
吹雪は闇を怒り、吠え狂った。
そしてまたゲラゲラと笑った。
「どうぞお願いでございます。ちょっとの間この子を抱いてやって下さい」
この時、この世ならぬ美しさの、真白な姿の雪をんなは、細い声をしてこう言って自分に取りすがった。
(小説「雪をんな」の一説より)
トンボが多い。 飛びながら、小さな虫を食べている。
指を出したが、停まってくれなかった。
この後、戻る。 途中で釣りをしようと、川を見に行った。
川の水は無かった。
川の水は、用水として使われ、川から消えた。
沢から出た所に、用水100年の碑があった。
市街地に戻る途中、ここに寄った。 昔、カナディアンワールドがあった。
破産して止めて、今は公園になっている。 建物は、老朽化を待つのみ。
いつの日か、ここは、廃墟になる。 いや、もうなっているか。
テーマパークだったが、入場料は高く、中は、買い物の店ばっかり。
1度だけ来たことがあった。 その時、2度と来ることは無い、と思った。
中には、土日だけ、小さなお店をしているところも、あった。
大観音が見えたら、もうすぐです。
芦別市は観光に熱心だから、見所の紹介をしている。
でも、近隣の町は、紹介をしていない。
炭鉱が閉鎖になって、どの町も人口が減った。 観光どころではないのか。
【動画】
ネット上に、葛西善蔵の「雪をんな」は、ない。
ただ、ネット上への全文の掲載は、現在作業中になっている。
それで今回は、「椎(しい)の若葉」を。
※ 松村 沙友理という子は、乃木坂46というアイドルグループのメンバー。 私は、知らない。
尊敬する人物は、アンネ・フランク、マザー・テレサと、紹介の文にあった。
※ おせいさんは、92歳まで生きる。 鎌倉にある、葛西善三の墓に入った。
善蔵が亡くなって、60年経っている。 忘れることは無かったのか。
全文は、下に。
【道の駅】 スタープラザ芦別
【明日の予定】 もう一日、芦別か。 撮影がダメなら、どこかに。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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それで、もう一日、芦別市に。
※ 明日、北海道大観音の中の撮影が可能なら、行ってみる。 これへの、つなぎの意味も。
撮影についてホテルに確認したら、担当の者でないと分からないと云う。
受付は、全体の窓口なのに。 少し、???。
大きなオンコの木と、山奥の滝を見た。
ある作家に出会った。(文学碑)
葛西善蔵。 青森県の碇ヶ関(いかりがせき)で一度出会っている。
※ ※ ※ ※
夫婦滝から美瑛まで、10数㌔。 近い。

北海道は、山道でも、林道でない限り、道は広い。 四国や九州の国道と一緒。
少し行って、左に曲がる。

曲がって、0.6㌔㍍。

ちゃんとした駐車場。 向こうの森の中に、巨木はあった。

老木なのに、枝がいっぱい。 元気のある証拠か。

黄金水松、とある。 この辺りは、黄金地区なので、黄金。
イチイの木は、オンコも言うけど、水松(みずまつ)とも呼ぶようだ。 あまり聞かないが。

北海道では、庭に、オンコの木をよく植える。
でも、他の木のように、すくすく育たない。 10㌢の太さになるのに、何十年もかかる。
年輪の隙間が、ほんのちょっとなので、堅い木だ。

周りの長さは、6㍍20㌢。 全国8位。(見つかった木の中での順位)

アイヌの人達も、この木の存在を知っていたとある。
ボ~っと山の中を歩いていて、突然この木に出会ったら、大変な驚き。 飛びあがるかも。

木の幅の長さは、人の胸の高さで、約2㍍。

推定樹齢1700年とあるが、どうやって測るんだろう。
※ どこの木の年齢も、100年単位なので、科学的な測定ではないように思う。
ある老木なんか、樹齢千年が、突然2千年になった。
※ コアサンプル調査というのがあるよう。 木の中身を、細く抜き取るようだ。 調査後は、戻す。
これだと、もっと正確に分かりそう。
でも、中が空洞だと、どうしようもない。

半径は1㍍程。 そこに、年輪が1700。
つまり、1000㍉の中に、1700の年輪。 年輪と年輪の間は、1㍉もない。
だから、木は、堅くなる。
下を読むと、結構価値の高そうな木だ。

北天の風に耐えつつ 千年の年輪凝れる 水松太し
※ 凝れるは、凝縮の凝で、集まっていると云う意味。
この場所は、山の上なので、北天の風、としたのかな。
※ 北天は、北の空。 北天の風は、山の上を吹く風の意味でしょうか。

※ 観光情報では、黄金水松には、伝説があることになっていたが、その説明は無かった。
市の観光案内に簡単なのがあるが、詳しいのは見つからない。
かつてこの木には、無数の黒い蛇が住み、アイヌの人々に危害を加えていたそうです。
そこで上川アイヌの長が、毒矢を構えて一喝すると、蛇は姿を消し、やがて巨大な白蛇が出て西側に退散。
後に水松の西側に、無数の蛇の骨が発見されたため、蛇塚を建てて葬りさったということです。
※ 詳しい伝説を完成させたらいいと思う。
芦別市の新城地区が見えた。 この後、そっちに行って、右の山奥に入る。

新城地区。 火の見櫓(やぐら)が、珍しい。
スピーカーが見える。 これを使うためにあるのか。

畑が無くなったら、林道になった。 時々すれ違うために、道は太く。

車がかわいそうな道を、しばらく走ったら、着いた。 最後は急な登り。
駐車場にあった地図。

滝を見る、展望所。

三段に分かれて落ちていた。

1つ流れが、2つに分かれて、最後は一つに。 それで、夫婦滝。

下に降りる道は、探したが無かった。 草に埋もれた道が見えた。

写真の下の方。 最初見た時、龍が顔を出しているかと、思った。

滝の上に行く林道を歩いてみた。 熊に注意しながら。
ここから3㌔程で、山の頂上。 その向こうは、旭川市。

滝を横から。 狭い谷なので、滝の音が、轟いている。

滝の上に橋があって、そこから見た、川の上流。

滝を上から見た。 写真の上の方で、水は落ちている。

全体が公園になっていて、葛西善蔵の文学碑があった。

葛西善蔵は、明治37年に、この近くで仕事をしていた。 林業の。
その時の経験をもとに、雪をんなの話しが作られたようだ。

碇ヶ関でのブログに、下のように書いた。

「雪をんな」ゆかりの地、とある。

※ 上の、雪をんなの部分は、こう。
・・・積もった雪は股を埋めた。
吹雪は闇を怒り、吠え狂った。
そしてまたゲラゲラと笑った。
「どうぞお願いでございます。ちょっとの間この子を抱いてやって下さい」
この時、この世ならぬ美しさの、真白な姿の雪をんなは、細い声をしてこう言って自分に取りすがった。
(小説「雪をんな」の一説より)
トンボが多い。 飛びながら、小さな虫を食べている。
指を出したが、停まってくれなかった。

この後、戻る。 途中で釣りをしようと、川を見に行った。
川の水は無かった。
川の水は、用水として使われ、川から消えた。
沢から出た所に、用水100年の碑があった。

市街地に戻る途中、ここに寄った。 昔、カナディアンワールドがあった。

破産して止めて、今は公園になっている。 建物は、老朽化を待つのみ。
いつの日か、ここは、廃墟になる。 いや、もうなっているか。

テーマパークだったが、入場料は高く、中は、買い物の店ばっかり。
1度だけ来たことがあった。 その時、2度と来ることは無い、と思った。

中には、土日だけ、小さなお店をしているところも、あった。

大観音が見えたら、もうすぐです。

芦別市は観光に熱心だから、見所の紹介をしている。
でも、近隣の町は、紹介をしていない。
炭鉱が閉鎖になって、どの町も人口が減った。 観光どころではないのか。
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ネット上に、葛西善蔵の「雪をんな」は、ない。
ただ、ネット上への全文の掲載は、現在作業中になっている。
それで今回は、「椎(しい)の若葉」を。
※ 松村 沙友理という子は、乃木坂46というアイドルグループのメンバー。 私は、知らない。
尊敬する人物は、アンネ・フランク、マザー・テレサと、紹介の文にあった。
※ おせいさんは、92歳まで生きる。 鎌倉にある、葛西善三の墓に入った。
善蔵が亡くなって、60年経っている。 忘れることは無かったのか。
全文は、下に。






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【明日の予定】 もう一日、芦別か。 撮影がダメなら、どこかに。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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