東風さんと馬曲温泉(まぐせおんせん)に行った。
そうしたら、珍しいイベントがあった。
昭和の花嫁ちょうちん行列。
これが面白い。 暗くなるまで見てしまった。
※ ※ ※ ※
馬曲温泉は、長野市の北の方。 野沢菜は、この地方で。
木島平村の市街地から、馬曲川に沿った道を走る。
山の中腹という所に、馬曲地区はある。 その地区にあるので、馬曲温泉。
馬曲温泉望郷の湯。 ※ すぐそばに、旅館「梨の木荘」もある。
小さな温泉地なのに、どうしてこんなに人がいるんだろうと思った。
男用の露天風呂。 湯船からの見晴らしが、売りだと云う。 確かに、眺めは抜群。
山の下に、村の市街地。 だから、望郷の湯か。
「花嫁ちょうちん行列」があることが、耳に入ってきた。
4時からだと云う。 見てみようか、となった。
売店の外。 みんな日向ぼっこ。 東風さんと私も、座って水とかを飲んだ。
馬曲温泉 開湯(かいとう)30周年のイベントだった。
見たことないので、楽しみ。
この場所は、望郷の湯のお店の中。
花嫁が、実家を出る時の挨拶を、家族にしている。
※ 男はいない。 人数が多いので、親戚もいるのか。
一般的な花嫁行列についての詳しい情報は、ネット上では、見つからない。
昭和の中頃までは、地域によっては、あったよう。 昭和30年頃まで。
4時15分、望郷の湯の前をスタート。
並び順や、役割は決まっているよう。
司会者が、この後の説明をしている。
祝い唄を歌っている。 ※ 祝い唄には、長持唄などいろいろあるようだ。
新郎新婦は、実際に結婚する。 ただ、行列の中には、お手伝いで歩いている人もいるそう。
このように、道を上がってきた。
感じのいい、花嫁さん。
隣はお母さんでいいのかな。
樽酒の鏡割り。 この後、お酒は観光客にふるまわれた。 地図のピンクの○の場所で。
私は運転しないので、お酒を御馳走になった。 木の香りがした。
※ 写真を撮る時、後ろは膜だけなので、少しさびしいと思っていた。
そこに女の人が、すっと後ろに入ってきた。 やったって、すぐにパチリ。
この方とは、後で話すことになる。 村のケーブルテレビに載せるビデオを撮っていた。
1枚お願いした。 こころよく、この表情。
旦那様。 きっと、心のいい人。 花嫁は、そこに惚れた。
どこの地域も貧しかった時代があった。 当時、どれだけの服装が出来たのでしょう。
瀬戸の花嫁は、船に乗って島に嫁いだ。 花嫁の心情は、同じか。
薄暗くなって、先導する人の提灯に、灯りが点いた。 小さな提灯には、点いている。
普通のタンスですね。 長持は、最初の動画で出てきている。 籠(かご)のように2人で担いでいる。
地方によっては、旦那さんは、自分の家で待っている場合もある。
そんな時、昔、花嫁さんはその家に行って、初めて旦那になる人の顔を見ることがあったと云う。
自分で決められなかった。
暗くなってきた。 暗くなる時に着く様にするから、提灯を持つのか。
おめでとう、と云う声が観客から飛ぶ。 イベントだけど、本音のおめでとう。
ここでの中身は分からない。 離れた道の上から撮った。 太鼓の人に、お礼を言ってるのか。
場所は、地図の青○。
花嫁は行った。
鬼島太鼓の演奏。 上手ですよ。
2曲目は、演奏者が動いた。 それがいい。
日が沈むと、急に気温が下がる。 手をかざして温めている人がいた。
旦那さんの家としている、郷の家に、みんな向かった。
郷の家は、この上に。
広い続きの間で、料理が並べられ、花嫁を迎える準備が進んでいる。
2人のおばあちゃんは、何を話しているのか。
「遠い昔のことだねえ」とか。
花嫁さんが、席に着いた。
ここでの中身は、祝膳と宴(うたげ)。
準備が出来た。
子供が2人、前に出た。
固めの儀式、三三九度。
イベントだけど、本当のようにやっている。 本人たちは、どんな気持ちなんだろう。
こっちは、料理を担当。 きっと、昨日から準備をしている。
ちゃんと出来ました。
こんなお膳。 鯛がある。
お礼の言葉。
謝辞。
乾杯。 この後、祝い唄があった。
※ 東風さんが、この時の祝い唄を、「肴(さかな)」と呼んでいたと言った。
昔は、料理、つまり酒の肴は十分になかった。
それで、歌も、肴にした。
※ 花嫁さんの表情を、まとめて載せます。 いいですよ。
東風さんと、夜道を戻った。
夜に、輝いている。
郷の家から、みんな戻ってくるのは、遅くなる。
月のいい晩だ。 朧月夜だ。 ※ 朧月~おぼろづき
今日は、十三夜。 栗名月、豆名月と呼ばれる。 私は、栗を準備してある。
※ 朧月夜の歌は、この地方で生まれた。
朧月夜が生まれた町 無料掛け流し温泉 他 (2009/06/21)
道の駅に戻って、東風さんの車で、酒を飲みながら、日本シリーズを見た。
栗は、山にして、テレビの前に飾った。 どうして山かって、それは・・・。 私は、日ハムが好き。
負けた。 何ぼ負けても、バカ野郎って言って応援しないことは無い。
【その他】
馬曲温泉に行く前、2ヶ所見ていた。
まず、ラーメンを食べた。 魚だしの味がした。
店の名前は、忘れた。 ※ 追記 イナリ食堂でした。 東風さんがコメントで。
橋の上から見た、千曲川。
阿弥陀堂を見に、坂の上に。 この木は、畑の真ん中に。
千曲川沿いに、細く、平野が生まれた。 信玄や謙信が、はるか昔、駆け回った。
小さなお堂。 阿弥陀堂。
昔、映画が撮影されたと云う。
みんな、見た顔の俳優。
浅葉野(あさはの)という所。 昔は、小さな宗教都市みたい。
お堂が、あっちこっちにある。
こんな道を歩いて。
道をずっと行くと、小菅神社奥社がある。 重要文化財。 でも、遠い。 1㌔以上。
行くのを止めた。
その後、今は見学できないとの、表示を見つけた。
東風さんと、行きたかったけど、行けなかったことにしよう、とした。
今日は、馬曲温泉で、いいものを見ました。
あの2人とって、いい思い出です。
幸せになって、恩返し。
今度見られるのは、10年後でしょうか。
【道の駅】 花の駅千曲川
【明日の予定】 野沢温泉
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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そうしたら、珍しいイベントがあった。
昭和の花嫁ちょうちん行列。
これが面白い。 暗くなるまで見てしまった。
※ ※ ※ ※
馬曲温泉は、長野市の北の方。 野沢菜は、この地方で。
木島平村の市街地から、馬曲川に沿った道を走る。
山の中腹という所に、馬曲地区はある。 その地区にあるので、馬曲温泉。

馬曲温泉望郷の湯。 ※ すぐそばに、旅館「梨の木荘」もある。

小さな温泉地なのに、どうしてこんなに人がいるんだろうと思った。
男用の露天風呂。 湯船からの見晴らしが、売りだと云う。 確かに、眺めは抜群。
山の下に、村の市街地。 だから、望郷の湯か。


「花嫁ちょうちん行列」があることが、耳に入ってきた。
4時からだと云う。 見てみようか、となった。
売店の外。 みんな日向ぼっこ。 東風さんと私も、座って水とかを飲んだ。

馬曲温泉 開湯(かいとう)30周年のイベントだった。
見たことないので、楽しみ。

この場所は、望郷の湯のお店の中。
花嫁が、実家を出る時の挨拶を、家族にしている。
※ 男はいない。 人数が多いので、親戚もいるのか。
一般的な花嫁行列についての詳しい情報は、ネット上では、見つからない。
昭和の中頃までは、地域によっては、あったよう。 昭和30年頃まで。

4時15分、望郷の湯の前をスタート。
並び順や、役割は決まっているよう。

司会者が、この後の説明をしている。
祝い唄を歌っている。 ※ 祝い唄には、長持唄などいろいろあるようだ。
新郎新婦は、実際に結婚する。 ただ、行列の中には、お手伝いで歩いている人もいるそう。

このように、道を上がってきた。

感じのいい、花嫁さん。

隣はお母さんでいいのかな。

樽酒の鏡割り。 この後、お酒は観光客にふるまわれた。 地図のピンクの○の場所で。

私は運転しないので、お酒を御馳走になった。 木の香りがした。
※ 写真を撮る時、後ろは膜だけなので、少しさびしいと思っていた。
そこに女の人が、すっと後ろに入ってきた。 やったって、すぐにパチリ。
この方とは、後で話すことになる。 村のケーブルテレビに載せるビデオを撮っていた。

1枚お願いした。 こころよく、この表情。

旦那様。 きっと、心のいい人。 花嫁は、そこに惚れた。

どこの地域も貧しかった時代があった。 当時、どれだけの服装が出来たのでしょう。

瀬戸の花嫁は、船に乗って島に嫁いだ。 花嫁の心情は、同じか。

薄暗くなって、先導する人の提灯に、灯りが点いた。 小さな提灯には、点いている。

普通のタンスですね。 長持は、最初の動画で出てきている。 籠(かご)のように2人で担いでいる。

地方によっては、旦那さんは、自分の家で待っている場合もある。
そんな時、昔、花嫁さんはその家に行って、初めて旦那になる人の顔を見ることがあったと云う。
自分で決められなかった。
暗くなってきた。 暗くなる時に着く様にするから、提灯を持つのか。

おめでとう、と云う声が観客から飛ぶ。 イベントだけど、本音のおめでとう。

ここでの中身は分からない。 離れた道の上から撮った。 太鼓の人に、お礼を言ってるのか。
場所は、地図の青○。

花嫁は行った。

鬼島太鼓の演奏。 上手ですよ。

2曲目は、演奏者が動いた。 それがいい。
日が沈むと、急に気温が下がる。 手をかざして温めている人がいた。

旦那さんの家としている、郷の家に、みんな向かった。

郷の家は、この上に。

広い続きの間で、料理が並べられ、花嫁を迎える準備が進んでいる。
2人のおばあちゃんは、何を話しているのか。
「遠い昔のことだねえ」とか。

花嫁さんが、席に着いた。

ここでの中身は、祝膳と宴(うたげ)。

準備が出来た。

子供が2人、前に出た。

固めの儀式、三三九度。

イベントだけど、本当のようにやっている。 本人たちは、どんな気持ちなんだろう。

こっちは、料理を担当。 きっと、昨日から準備をしている。

ちゃんと出来ました。

こんなお膳。 鯛がある。

お礼の言葉。

謝辞。

乾杯。 この後、祝い唄があった。
※ 東風さんが、この時の祝い唄を、「肴(さかな)」と呼んでいたと言った。
昔は、料理、つまり酒の肴は十分になかった。
それで、歌も、肴にした。

※ 花嫁さんの表情を、まとめて載せます。 いいですよ。

























東風さんと、夜道を戻った。

夜に、輝いている。

郷の家から、みんな戻ってくるのは、遅くなる。

月のいい晩だ。 朧月夜だ。 ※ 朧月~おぼろづき
今日は、十三夜。 栗名月、豆名月と呼ばれる。 私は、栗を準備してある。

※ 朧月夜の歌は、この地方で生まれた。
朧月夜が生まれた町 無料掛け流し温泉 他 (2009/06/21)
道の駅に戻って、東風さんの車で、酒を飲みながら、日本シリーズを見た。
栗は、山にして、テレビの前に飾った。 どうして山かって、それは・・・。 私は、日ハムが好き。
負けた。 何ぼ負けても、バカ野郎って言って応援しないことは無い。

【その他】
馬曲温泉に行く前、2ヶ所見ていた。
まず、ラーメンを食べた。 魚だしの味がした。
店の名前は、忘れた。 ※ 追記 イナリ食堂でした。 東風さんがコメントで。

橋の上から見た、千曲川。

阿弥陀堂を見に、坂の上に。 この木は、畑の真ん中に。

千曲川沿いに、細く、平野が生まれた。 信玄や謙信が、はるか昔、駆け回った。

小さなお堂。 阿弥陀堂。

昔、映画が撮影されたと云う。

みんな、見た顔の俳優。

浅葉野(あさはの)という所。 昔は、小さな宗教都市みたい。

お堂が、あっちこっちにある。

こんな道を歩いて。

道をずっと行くと、小菅神社奥社がある。 重要文化財。 でも、遠い。 1㌔以上。
行くのを止めた。
その後、今は見学できないとの、表示を見つけた。
東風さんと、行きたかったけど、行けなかったことにしよう、とした。

今日は、馬曲温泉で、いいものを見ました。
あの2人とって、いい思い出です。
幸せになって、恩返し。
今度見られるのは、10年後でしょうか。
【道の駅】 花の駅千曲川
【明日の予定】 野沢温泉
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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とした素敵なイベントを見ることができました。
奥只見のSLといい偶然にいいものに出会えてます
ね。
日ハムにも、この運気を少々分けて上げたい位かな。あさってからホーム戦です。
ドローにして、一気に優勝に持ち込みたいですね。
今日の朝は一段と冷え込みました。寒暖の差が激しいのでお体には気を付けて。
本日も、若干ですがお付き合いできそうです。
PS ラーメンは「イナリ食堂」っていうとこです。