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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

中山道と甲州街道が合流する所に、下諏訪宿(しもすわしゅく)。
街並みを歩いて、諏訪大社の下宮秋宮と下宮春宮を見た。

畑の中にぽつんと、不思議な石像があった。
名前は、万治(まんじ)の石仏。

ここは、信玄そして由布姫ゆかりの地。
    ※    ※    ※    ※

今日行った所は、諏訪湖の北。



和田峠の頂上に近い。
諏訪湖は左に行くが、右に行ったら、美ヶ原高原と霧ヶ峰高原。 
2年前に行った。 両方とも高原なのに、百名山。

12年10月31日 (1)

  ※ 霧ヶ峰高原 美ヶ原高原 ~2つとも日本百名山、信州ビーナスライン~   他  (2010/6/25)

中山道沿いの道を、諏訪湖に向かった。
ここが、諏訪大社下宮秋宮。  駐車場が広いので、ここに車を置いて歩く。

12年10月31日 (2)

下社秋宮(しもしゃあきみや)から1㌔程離れて、下社春宮がある。 後で行く。
他に、湖の南に、上社前宮と上社本宮がある。
4つを総称して、諏訪大社と云うそう。

正面に、大きな杉の木。  根入りの杉。 真夜中、いびきをかくと云う。

12年10月31日 (3)

諏訪神社は、旅をしていたら良く見る。 全国に25000ある。
諏訪大社は、総本社。

正面は、神楽殿。 後ろに拝殿がある。
右の方に1本、枝の無い木が見える。 こんな柱が、後ろの社殿の四隅に立っている。

12年10月31日 (4)

諏訪大社について、何も知らないから、初めて知ることばかり。

神楽殿の中。

12年10月31日 (7)

菊が飾ってあった。

12年10月31日 (5)

この木が、御柱(おんばしら)と呼ばれる。

12年10月31日 (8)

※ 6年に1度、山の中からモミの木の大木を、引っ張って持ってくる。
  1つの諏訪社に4本。 4つの諏訪社だから、全部で16本。
※ この行事は、御柱祭(おんばしらさい)と云われ、日本三大奇祭の1つだそう。(Wikipedia)
  危険に感じるお祭り。 Wikipediaにある御柱祭の写真

※ 動画では、こう。 2分ほど見たら、祭りの中身が分かる。 テレビで見た人が多いと思う。
  おっかなくて、見ていられない。



拝殿。

12年10月31日 (6)

この後、下社春宮に向かって、中山道を歩いた。
ここは、中山道下諏訪宿本陣。 殿様が泊まる。

12年10月31日 (9)

この坂を下る。 右に行ったら、和泉式部の何だかがあると云う。 帰りに行くことに。
※ 和泉式部の伝説は多い。 歌の魅力が大きいからか、な。
  多い人って、そんなにいない。 義経や小野小町くらい。

12年10月31日 (10)

昔の雰囲気が残っている。

12年10月31日 (11)

温泉が出ていた。 私は、コップで飲んだ。 水を持っていなかったから、ちょうどいい。
となりに人がいて、バケツで汲んでいた。 お風呂に入れる。 20回運ぶと、入れるそう。

12年10月31日 (12)

温泉の上に、御作田社という、小さな神社があった。

12年10月31日 (13)

下に書いてあることを、温泉を汲んでる人が説明してくれた。

12年10月31日 (14)

ここは、地域の人達の、交流の場だった。 観光客が入ってもいい。

12年10月31日 (15)

信玄ゆかりの、矢除石があるという。

12年10月31日 (16)

ここを行く。 いい雰囲気。

12年10月31日 (17)

この石。 

12年10月31日 (18)

信玄が来たことがある、と書いてある。

12年10月31日 (19)

そばに、少し色あせたけど、大河ドラマのノボリがあった。  由布姫の名前が。
  ※ 小坂観音院 高島城 手仕事屋きち兵衛 他 (2009/06/19

12年10月31日 (20)

諏訪湖が見えた。

12年10月31日 (21)

諏訪大社下社春宮。 20分程で着いた。

12年10月31日 (22)

ここも、手前に神楽殿。 

12年10月31日 (23)

拝殿。 左右にあるのも拝殿。 諏訪大社の拝殿の特徴。

12年10月31日 (24)

近くに、「万治(まんじ)の石仏」がある。 有名なようなので、見ることに。

12年10月31日 (30)

裏に、「峽の田に座して 石佛のどかなり  正人」とあった。  
 ※ 峽は、「はざま」と読むんですね。 谷に意味は似ているかな。
 ※ 正人って誰なのか、調べても分からない。

12年10月31日 (31)

万治って何だろうと思った。 
万治と云う人彫ったのか。 万治と云う人彫ったのか。

説明があって、読むと、万治は元号だった。
万治3年に彫ったとあった。 1660年。

これです。

12年10月31日 (25)

耳も鼻も大きい。 お地蔵さんの顔とは違う。 下の石に穴があって、そこに、首が入っている。

12年10月31日 (26)

遠くから見たら、石全体が体に見える。
でも、近くで見たら、体は石に彫ってある。 磨崖仏のよう。

12年10月31日 (27)

説明に、石仏のどこかに「南無阿弥陀仏 万治三年十一月一日 願主明誉浄光心誉廣春」とあると云う。
風化して読めないが、向かって左に、書いてあるよう。

南無阿弥陀仏は、何とか読める。 万治三年は、自信ない。

12年10月31日 (28)m

下のような説明があった。

DSCF9061pppp0pp    12年10月31日 (29)

戻る途中、和泉式部の鉄焼地蔵尊(かなやきじぞうそん)のある、来迎寺へ。

12年10月31日 (32)

どこにあるか説明は無い。 
近くに、おばあちゃんがいて、教えてくれた。 伝説なんですけどね、って付け加えて。

入った直ぐの左に、小さなお堂があった。
左の女の人が、和泉式部。  水に写った、自分の顔を見ている。
額の傷が消えているのに、驚いている。

12年10月31日 (33)

鉄焼地蔵尊像は、年に1回しか見られない。

DSCF9086pppkpp式部

ネット上に、ここの像の写真は無い。

どんな伝説なのか、近くにある「うらかめや」さんという温泉宿のHPに載っているので紹介。

  昔かねという娘が、幼くして父母に死に別れ、下諏訪の湯屋に別当方で召し使われていた。
  いつも耕作場へ弁当を運んでいたが、その弁当の飯をいくらか取って、菩薩に供えていた。
  それを主人に告げ口され、話を聞いた主人の妻が怒って、焼け火箸でかねのひたいを打ち付けた
  かねは、泣き叫び表に出て、菩薩の顔を見ると、菩薩のひたいから血が流れ、かねのひたいには、傷一つない
  日頃の信心によるものと伏し拝めば、姿形も美しくなる。
  これを聞いた主人夫婦は、心を入れ替えかねをかわいがる。
  美人の噂が都に聞こえ、帝に召しだされた。 和泉式部そのひとであるという。
  式部は菩薩を都に移し、守り本尊として大切にした。
  和泉式部没後、最明寺入道が和泉式部の草庵に泊まった折、お告げがあって、御像を下諏訪の聖聚院(来迎寺)にお移しした。
  これが鉄焼地蔵尊である

お堂の前から、下を撮影。 左に、式部の歌碑。

12年10月31日 (35)

百人一首の歌ですね。
  「 あらざらむ   この世のほかの   思ひ出に   今ひとたびの   逢ふこともがな
    ( 私は病(やまい)に苦しんでいます まもなくこの世を去って行くでしょう
      あの世に行っても あなたのことを恋しつづけたいのです
      だから最後の思い出に ひと目逢いたいのです )

12年10月31日 (34)

和泉式部の伝説に出会ったのは、もう7~8回になるでしょうか。
京都の北にある貴船には、多くの人が集まる。
そこには、和泉式部の魅力がいっぱい。
   ※ 義経修行の地、鞍馬山  和泉式部恋の道、貴船 ~京都市鞍馬~   他  (2010/11/25)

道端に、こんな昔の様子が。

12年10月31日 (36)

高遠に向かった。 杖突峠から見た、諏訪湖。

12年10月31日 (37)

右の方。  茅野市(ちのし。) 

12年10月31日 (38)

諏訪大社の上社の方にも、別の機会に行ってみたい。
今日は、標高800㍍ほどの、高い所にいました。

【その他】 日本シリーズ第4戦、日ハムが勝ちました。 これで、2勝2敗。
      しぼみかけた夢が、ふくらみ始めました。
      もし日ハムが優勝したら、MVPはきっと稲葉、と思っています。 始まる前から。
      雰囲気にのまれそうな若い人を、引っ張る。
      明日の試合は、大事な試合。
   試合の中で、北の国から、が流れた。



【道の駅】  南アルプスむら長谷 (伊那市高遠町の直ぐ近く)
       標高が高いからか、寒い。



【明日の予定】  高遠をあるく。 由布姫と絵島。 高遠城。

  ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

meisigazoupppm.jpg

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コメント

木落とし

 一昨年の木落としを見に行きました。朝の6時頃から待って、最初の
 一本が落とされたのは、10時頃だったかなあ。坂の横手の
 林の中から見たのですが、とにかく、迫力でした。多くの人間が
 縦回りに転がって落ちていくんですもの。滑り落ちる巨木の
 スピードも尋常じゃないし。
 時間の流れ方が、なんだか、違うんですよね。一本目を
 落として、二本目を落とすまで、何時間もかかっちゃいます。
 お柱が、斜面の縁に頭を出してから、綱が断ち切られるまで、
 1時間ぐらいかかったと思います。
 8年前、上社の里曳きと建て御柱を見たときにも、ゆっくりな
 時間の流れと、地元の各家庭で祭りを祝う風景、あの独特な
 木遣り歌など、他の祭りにない魅力が満載でした。4年後には、
 下社の川越しを見に行きたいと思ってます。

Re: 木落とし

滅多に見られない物を、見ていたんですね。
時間がかかると云うのは、私達には分からない、手順があるのでしょうか。
今度は4年後ですか。
見てみたいけど、目を開けて見られるか、不安。

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  • 諏訪大社 下宮秋宮・下宮春宮  万治の石仏 ~下諏訪町~  日ハム2勝目、5分。  (2012/10/31)
  • 2012年10月31日 (水)
  • 22時19分00秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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