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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

鳥居峠は、旧中仙道の難所。 標高、1197㍍。
昔の道が残っていて、そこを歩いてみた。

自分が思っていたほど遠くはなく、6㌔ほどの山道だった。
のんびり歩いていたら、そのうちに着いた。
色んなものに出合って、退屈しなかった。
    ※    ※    ※    ※

      ※ お知らせ  
          
         写真が、今までのように見られない方がおられましたら、下を参考にして下さい。
         (自分だけかもしれない)
         
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国道も鉄道も、トンネル。



昨日見た、奈良井宿の南からスタート。 案内書で地図をいただいた。
熊に、一応気をつけてください、と言われた。
直ぐに、右上の山に旧街道は上がった。

12年11月10日 (1)   12年11月10日 (2)

少し歩いたら、石段になった。 雨の時、特に助かりますね。

12年11月10日 (3)

右から左に歩く。

12年11月10日 (4)

落ち葉を踏みしめながら歩く。 時々、人に出会う。 上着を脱いだ。

12年11月10日 (5)

左に見える道を、歩いてきた。 深い谷が下にある。

12年11月10日 (6)

時々、距離の表示。 思ってたより、遠くない。

12年11月10日 (7)

この場所は、昔から、葬沢(ほうむりさわ)と呼ばれる。

12年11月10日 (9)

武田勝頼が、この峠で戦っていた。 大敗。 死体を葬ったので、この名前。

12年11月10日 (8)

※ この時、1582年2月16日。 勝頼にはもう戦う力はなかった。
  天目山で自害したのは、3月11日。

  風林火山の中で、由布姫は、諏訪の高島城が落ちたとき、生きて世の中がどうなるか見たいと言った。
  それを聞いた山本勘助は、燃える城から、由布姫を助けた。  由布姫15歳。
  由布姫は、信玄の側室になり、勝頼を生んだ。

  25歳の若さで、由布姫は死ぬ。
  でも、そのために、我が子勝頼の、悲惨な最期を知らないで済んだ。
      武田勝頼の最後は、天目山の麓の田野。 今はそこに、景徳院。~甲州市~  他  (2011/11/2)

建物の壁に、菊池寛の文が。 作家の文は、違う。
奈良井側からの道は、特に険しいとある。

12年11月10日 (10)

      ※ 九州は今日が最後  青の洞門  他  (2009/05/31

小説で言ってる崖は、こんな感じ。

12年11月10日 (11)

道は進む。
今はみんな、歩きやすい靴。 昔は、わらじ。
昔の人たちの足は、今の私たちより、ずっと強かった。
それでも、わらじでの峠越えは、大変だ。

紅葉を見るとき、いつも上ばかり見る。 たまには、下を。

12年11月10日 (12)   12年11月10日 (13)

一里塚跡。 峠の頂上までは、遠くない。

12年11月10日 (14)

鳥居峠の、頂上。  ここから向こうの水は、木曽川に。 こっちの水は、信濃川。

12年11月10日 (15)

谷の下に、奈良井宿。 その少し向こうが、木曽の入り口。

12年11月10日 (16)

中仙道には、67の宿場がある。
昨日書き忘れました。 奈良井宿は、中仙道の真ん中にある。
京都から数えても、江戸から数えても、34番目。

標高、1197㍍。

12年11月10日 (17)   12年11月10日 (18)

距離は、約6㌔。

12年11月10日 (19)

峠を少し行ったら、御嶽山が見えた。  3067㍍。 真っ白だ。

12年11月10日 (20)

「 御嶽山 アルプスから ひとり離れて 3000㍍ 」 

峠の説明にあった、絵。

12年11月10日 (21)  12年11月10日 (32)

熊よけの鐘が、時々。

12年11月10日 (22)

この一帯は、栃(とち)の木 群生地。 こんなお話。

12年11月10日 (23)   12年11月10日 (24)

右に御岳神社があるが、鳥居が危険と、進入禁止。 神社は、屋根が少し見えた。

12年11月10日 (25)

そばに、円山公園。 石碑がいっぱい。 ここで、弁当を食べた。 卵焼きと鰹節を乗っけただけ。

12年11月10日 (26)

芭蕉の句碑。 「木曽の栃 うき世の人の 土産かな」  芭蕉も、この峠を越えていた。
天保13年に建っている。

12年11月10日 (27)

峠は、急な下りになった。 下に、木祖村が見えた。 ※ 木村ではない。

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小さな、馬頭観音。 裏の字が、享保と読めた。
 ※ こういうのを他から持ってきて置いたら、すべての信用を失うかな、と少しだけ・・。

12年11月10日 (29)   12年11月10日 (30)

ここにも、石畳。 

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峠を下りた。

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大きな紅葉の木。 カエデの説明。 いつかもこんなの見た。 大丈夫のよう。

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旅人が、のどを潤した。 私も、手ですくって飲んだ。 

12年11月10日 (36)

陽のあたる坂道。

12年11月10日 (37)

上の写真の近くに、下の説明。 ここで、街道が分かれていた。

明治44年に、中央本線の、名古屋と塩尻の間が通った。  中央本線の、西半分。
その時から、高山とか、飛騨の女工たちは、汽車に乗ることが出来た。
でも、それまでは、全部歩いた。

「ああ 野麦峠」の 政井みね が、兄に背負われて野麦峠まで戻ったのは、明治42年。
汽車が走る2年前だから、歩いた。
歩いたルートは、右の図。  ピンクの○は、今いるところ。
   ※ 野麦峠で、みねが見た飛騨の風景は、昔のままに・・・。  飛騨の匠の、古川の町並み。   他  (2010/6/19)
   ※ 「あゝ野麦峠」の主人公、政井みねの故郷を歩く ~飛騨市河合町角川~   他  (2010/6/18)

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線路のある風景は、いい。 右が、名古屋方面。

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薮原(やぶはら)宿。 昔の面影が、ぽつんぽつんと、残っている。

12年11月10日 (41)

昔、ここに高い塀があった。 今は、石垣だけ。
塀は、火事のとき、延焼を防いだ。

12年11月10日 (42)

老舗の雰囲気。 木曽村は、木曽川の源流とある。

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この村の人たちは、奈良井宿のように残せばよかったと、思っているのでしょうか。

12年11月10日 (45)

お六櫛です。 昨日も、ありましたね。

12年11月10日 (46)

地図があった。  駅の上に、新しく道の駅があった。 今晩はここ、と決めた。

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上から見た、薮原駅。

12年11月10日 (49)

4時前の電車で、奈良井駅に戻った。

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奈良井駅。

12年11月10日 (52)

山の中は、日が沈むのが早い。 それでも、観光客はいた。 今日は、土曜日。

12年11月10日 (53)

昨日も、太鼓橋を通って、戻った。

12年11月10日 (54)

今まで通った山道の旧街道は、どこも人は歩いていなかった。
木曽の旧街道は、人気の道。 多くの人に出会った。


【今日の歌】 日本人が歌って、最初に流れた百万本のバラは、下です。 ラジオからです。



歌っているのは、ニーナさんと云う人。 ギターも、彼女。 NHKのロシア語のラジオ講座の中で、歌った。
下の写真の左が、ニーナさん。 右は、昨日載せた、プガチョワさんです。
2人とも、若い時。 プガチョワさんが、日本に来た時に、ニーナさんのお店で撮影。 東京。
                
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※ 百万本のバラについては、以前書きました。 好きな曲なので、再び。
  ポイントだけ書いています。。
  明日は、加藤登紀子の、百万本のバラ。

【その他】  私は今日、車の鍵(かぎ)を、右手に持っていなかったので、探した。
       少しで、気づいた。 さすが私だ。 左手に持っていた。 

【道の駅】   木曽川源流の里 きそむら 

【明日の予定】  福島宿

         ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

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【ランキング】  国内旅行は2位、675677uuikkk_20121111000152.jpg  旅行全体で4位です。6567900rrrtrr.jpg
          
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  • 奈良井宿から、鳥居峠を越え、薮原宿まで歩いた。~塩尻市・木祖村~  他  (2012/11/10)
  • 2012年11月10日 (土)
  • 22時50分07秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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