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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

木曽路はすべて山の中である、と藤村は言った。
でも、木曽路のスタートである馬籠(まごめ)宿は、山の中でなく、山の上だった。
どうして、木曽川沿いではなかったのか。(分からない) 

馬籠宿から、旧中仙道を、馬籠峠まで歩いてみた。
    ※    ※    ※    ※

木曽に11の宿がある。 北から下がってきたが、馬籠宿が一番南。
木曽の入り口と言っても、いいようだ。



最後の方に恵那山の写真があるが、馬込宿からは、恵那山の麓が下に見える。
木曽路は、すぐに峠越えから始まっていた。

藤村は、木曽路はすべて山の中と言ったけど、まず山の上からスタート。

馬籠宿の、南の入り口。

12年11月15日 (1)

妻籠や奈良井の宿も人気があるが、馬籠が一番かも知れない。
観光バスや車の数が多い。

12年11月15日 (2)    12年11月15日 (3)

島崎藤村の出身地なので、藤村が魅力をプラスしている。

12年11月15日 (4)

入り口の道を曲げたのは、そうしようとして、曲げた。
城下町にもあるけど、町の守るときに、役立つようだ。
外から、中が全部見えないように。

12年11月15日 (5)   12年11月15日 (6)

明治と大正時代に、全部燃えている。 その後、復元している。
当時の復元だから、観光のためではなく、ここに住み続けるために。

12年11月15日 (7)

馬籠宿には、無料駐車場がある。
まず、人に来てもらう。 その考えが、今の観光の主流でしょうか。
お金は、お店とかで、気持ちよく使ってもらう。

※ 神社やお寺も、駐車場は無料が多い。
  そこでお金を無理やり取ると、お賽銭が減る。

このように、お店が並んでいる。

12年11月15日 (8)

読んでみて、分かりやすく、いいなと思った時だけ、写真を撮る。 それ以外は、撮らない。
山口誓子
真っ赤な柿が、灯りのように見えたのでしょうか。
冬が近づくと、柿の赤は、自然の中で目立つ。

12年11月15日 (9)

藤村が書いた童話。 心が、何か、ホッとする。

12年11月15日 (10)   12年11月15日 (11)

間もなく、馬籠宿の北の入り口(出口)。

12年11月15日 (12)

ここから、馬籠峠に向かう道。
右にあるのは、高札。 知らせたいことが貼ってある。

12年11月15日 (13)

昨日の冷たい雨は、高い所では、夜に雪に変わった。

12年11月15日 (14)

少し歩いただけで、この高さ。

畑は、今年の役割を終えた。 
少し雑然とした、お疲れさんと感じる、こんな風景もいい。

12年11月15日 (15)

木の葉は、枯れてみんな落ちた。
それなのに、この葉っぱだけ、まだ緑で残っている。

12年11月15日 (16)

熊が出そうな、薄暗い道も。 時々、熊除けの鐘がある。
※ 中山道は、江戸時代前、ぶっそうな道と思われた時代があった。 山姥や盗賊がいたとかで。

12年11月15日 (17)

いい雰囲気の山里に出てきた。

12年11月15日 (18)

今考えてみると、昨年なら、間違いなく行った。 気持ちを戻したい。

12年11月15日 (19)

懐かしい風景。

12年11月15日 (20)

干し芋は、こうやって作るんだ。 初めて見る。 今一番食べたいもの、それは、干し柿。

12年11月15日 (21)   12年11月15日 (22)

十返舎一九の狂歌の碑。  ※ 別のところで、説明に出会う。
「渋皮の剥(む)けし女は見えねども 栗のこはめしここの名物」 

※ 意味について。
    垢(あか)抜けた女性はいないけど、栗のこはめしがあるから、いいかと。
    狂歌だから、遊び心のある、もっと深い意味があるのかな。

馬籠は、古くから栗こわめしを名物にしていた。
文化8年(1811)に、十返舎一九は中仙道を旅している。 
そして、「木曽街道膝栗毛」を書いた。

12年11月15日 (23)

道端に、こんなのが。 妻籠は、元は、山口村。 長野県だった。
今は、中津川市と合併して、岐阜県になっている。 こういうことってあるんだ。

雪です。 赤い花は、まゆみ。  ※ この後、写真に出てくる、女性たちが教えてくれた。

12年11月15日 (24)   12年11月15日 (25)

峠之御頭頌徳(しょうとく)碑。 ※ 頌徳碑は、ある人をたたえて作った碑。
峠の頂上まで、この人たちと、いっしょ。

12年11月15日 (26)

ここは、牛方衆の集落。 昔は牛方が住んでいた。 ※ 南部牛追い歌を思い出す。

12年11月15日 (27)

「 熟女3人 街道てくてく旅 」の感じでしょうか。

12年11月15日 (28)   12年11月15日 (29)

この紅葉は、3人への、大きなご褒美(ほうび)。
   ※ あれ、きれい、って指差した瞬間があった。 写真は、しっぱい。
どうしたのさって、木に聞きたくなるくらい、燃えている。

12年11月15日 (30)

馬籠峠。 雨が落ちてきた。 
彼女たちは、妻籠宿まで歩く。 そこから電車。(中津川とか名古屋だったかな)

12年11月15日 (31)

峠の頂上。 人がいないと、寂しい。

12年11月15日 (32)

直ぐに戻った。 明治天皇がここに来ていた。

12年11月15日 (33)

明治天皇の皇后が、天皇の旅先の宿に、手紙を送った。 天皇が着いたときに読めるように。
これが、なかなかいい。 下のブログに、別に、いい文があります。 ぜひ。 恋文です。
  ※ きみまち阪 ~恋文の町~    他  (2009/09/17

地図があった。

12年11月15日 (34)   12年11月15日 (35)

牛追いの集落。 ここの家並みは、馬籠の集落より古い家が残っている。

12年11月15日 (36)

放っておいたら、そのうちきれいになるのか。 水が冷たく見える。

12年11月15日 (37)

途中に説明。 いろんなのが。

12年11月15日 (38)

これは、水車塚で、文と字は、藤村。
こう書いてある。 
「山家にありて 水にうもれたる 蜂谷の家族四人の記念に 島崎藤村しるす」

12年11月15日 (39)   12年11月15日 (40)

こんな道を戻る。

12年11月15日 (41)

時々車道と、交差。

12年11月15日 (42)

戻ってきた。

12年11月15日 (43)

猫に、人は見えない。

12年11月15日 (44)

藤村記念館。 生家は火事で焼けた。 その跡に、建てた。

12年11月15日 (45)

藤村の書いた、初恋の詩。  歌のモデルの、おゆふさんも、馬籠の人。

hatukoi 7678  

 ※ 下のブログの後半に、藤村が作詞した「椰子の実」について書いてあります。
      渥美半島  恋路ヶ浜  椰子の実  伊良湖岬 ~田原市~  他  (2011/11/15)

遠くに、恵那山。

12年11月15日 (46)

戻ってきた。 南の入り口(出口)。

12年11月15日 (47)

※ 大事なことを書いておきます。
  馬籠の人たちは、馬籠の家並みを守るために、苦労した。
  守るために、どうやって、考えをそろえるか。
  外部から利用されるのを、どのように防ぐか。
  苦労は、他にもいっぱい。
  中心になって戦った人、それを支えた人、多くの人達によって、今の馬籠宿の繁栄はあります。

恵那山です。  ※ 雲が無ければ、こう見えます

12年11月15日 (48)

ここは、中津川市坂下。 この中に、今晩の道の駅。 馬籠宿のすぐ近く。

12年11月15日 (49)

夏に、馬込宿を歩いていたとき、あることを知った。
少し落ち込んで、東風さんに会った後、北海道に真っ直ぐ戻った。 
羅臼でひと月、心を休ませた。 
いろんな人に、お世話になって、もう一度旅に出ようとなった。
ブログも、今までどおり書くと。

再び馬籠宿に戻ってきた。
そうしたら、ブログのランキングが、国内旅行も旅行全体も、1位になった。
多くの人に、感謝。
馬籠宿は、忘れられない地に、なりそう。

【今日の歌】  画面をクリックしたら、YouTube に行きます。

tokunaga5645trt_20121115220414.jpg 

【道の駅】    きりら坂下

【明日の予定】  高山に向かう予定だったが、雪なので、変更。  妻籠かな。
         近いうちに、一気に京都に行くかもしれない。 
         夜に走って。

         ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                    (2008年4月~2010年9月までの記事)

meisigazoupppm.jpg
【ランキング】  国内旅行は1位、989877111.jpg 旅行全体でも1位です。7678888222.jpg

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  • 木曽路の南の入り口 馬籠宿から、馬籠峠までを歩く。  馬籠宿は、山の上。~中津川市~  他  (2012/11/15)
  • 2012年11月15日 (木)
  • 20時46分44秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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