昨日は、馬込宿から馬籠峠へ。 今日は、妻籠宿から馬籠峠へ。
妻籠宿と馬籠宿は、今の時代に、昔が、いい状態で残っている。
だから、2つの宿場の間の道は、人気の道。
たくさんの人が歩いていた。
※ ※ ※ ※
県境に、馬籠峠。 そこまで行って来る。
江戸の方から来た時の、入り口。
ここから、5.6㌔。
妻後宿の標高は420㍍。 馬籠峠は、800㍍。 標高差、380㍍。 小さな登山。
脇本陣。(重要文化財) 本陣が使っていたら、こっちを使う。
藤村の初恋に出てくる「おゆふ」さんは、この家に嫁いだ。
子孫の方が、おられる。
※ 脇本陣、本陣は、3年前に見ている。
※ おゆふ さんの、晩年の写真。 おゆふさんは、前列中央。 (3年前に、撮影)
なお、若いときは、こんな人。
本陣。(復元) 殿様が泊まる。 この家は、藤村の母親の生家。 馬籠の家に嫁ぐ。
馬籠宿に住む人たちのすごいところは、昔の家並みの価値に、いち早く気づいたこと。
このため、多くの古い家が残された。
そうして、三年坂などと共に、1976年、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地になる。
馬籠宿は、国道19号線から、少し山の中に入る。
そのため、開発が遅れた。 結果的に、そのことが、かえって良かった。
覗(のぞ)いて見たくなる、お店。
石段があったり、変化がある。
多くの人が来ている。 観光バスも。 中国語ばかりが聞こえた。
庶民の家の広さ。 2間と、土間。 今の私は、これで十分生活できる。
土間は、家の中のようでもあり、外のようでも。
妻籠宿のおおよそが、分かります。
電柱は無い。 この舗装の道は、いつか何とかしますね。
紅葉は、山の下がいい状態。 山の上は、雪が降り始めた。
今日は快晴。 日差しが温かい。 ありがたい。
峠に向かって、歩き出した。
妻籠宿を離れても、このように家がある。 大妻籠(おおつまご)という地域かな。
木曽義仲の里で見たのは、これだった。 名前は、?。
牛頭観音。 牛追いの集落が、馬籠峠の向こうにあった。
この道を、牛追いが通った。
ここを通った牛追いの人たちの歌は、見つからない。
どんな想いで、この道を歩いたのか。
下は曲には、南部の人たちの「心」「哀愁」が。
妻籠方面の集落が見えたのは、この時が最後。 深い山に入る。
黄色でも、紅葉か。 黄葉(こうよう)という言葉もあるよう。
昔は、中仙道沿いには集落があった。 今も、少し家が残っている。
明治の終わりに、中央本線が開通するまで、道は実際に使われていた。
左上に、小さな社。
命がけの斬り合いが、昔はあった。
自分の腕が、いつ飛ぶか分からない。 首だって。 どうして、出来るんだろう。
道沿いに、男滝と女滝。 見る楽しみが、旅の疲れをいやした。
時々、人と行き交う。 行き交う人も旅人って、芭蕉が言ってたかな。
※ 遠くからとって、パソコンで拡大。 私のカメラに、ズームはない。
サワラの大木。 両方に枝。 大事にされるよう。
右は、ただ撮っただけ。 じっと見ていたら、顔が浮かんでくるなと、思って。
下の木は、秋田の象潟(きさかた)の山の中で撮った、奇形ブナ。 見えるでしょうか。
※
ここに昔、番所があった。 荷物の検査など。
茶屋。 江戸時代からの茶屋。 この場所は、妻籠宿と馬籠宿の中間。 江戸時代の建物。
今もやっている。 昔は、この辺りに数件家が在ったという。
昔のままの道が残っているのが、特徴。 左に、石碑が。
左から2番目は、三界萬霊等(さんかいばんれいとう)。 初めて見る。
三界は仏教語で、欲界、色界、無色界だそう。
そういうのと、色んな霊を供養しているのか。 ※ 最後は、等。 三界萬霊等という、塔のよう。
1817年から、峠を通る人達を、見守ってきた。 200年。
昼なお暗い道。 一人旅に、不安は無かったのか。 熊除けの鐘が、時々。
着きました。 間もなく。
2時間以上、かかった。 昨日も、これを見た。
馬籠から、2人の女性がやってきた。 外人さん。 妻籠に行く。 往復はしない。
※ 向こうからやってくる自分に、会えないのだろうか。
会ってみたい。 何て、声をかけたらいいかな。
正岡子規の句碑。 白雲や 青葉若葉の 三十里。 三十里は、木曽路の長さ。
戻り始めた。 ずっと下り。 急ぎ足。
子安観音堂。 祈れば、安らかに子を産ませてくれる。 番所の近くにあった。
背の高い外人さんが、私を追い越して行った。
下りは楽。 こんな道は、たのしい。
突き当りまで行くと、遠くまで見える。
峠越えのとき、こんな風景が見えたら、「もう少しだ」「戻ってきた」とか、思う。
「この風景を、再び見ることは出来るのだろうか」
そう思って、頂上に向かった人も、いた。
※ 政井みね は、野麦峠で、戻ってきたと、懐かしい故郷、飛騨を指差した。
その後、力尽きる。
干し柿。
大妻籠の集落。
妻籠に戻ってきた。 下駄屋さん。
「ねずこ」は、ネズコという木の名前で、ヒノキの仲間だそう。 腐りづらい。
ねずこ下駄の宣伝。 この場所は、数日前、福島宿で見ましたね。
※
妻籠の人達は、ここで生活。
静かな通りに、もどった。
馬籠宿と妻後宿の間は、いい状態で、中仙道が残っている。
妻籠側の坂道が長いので、馬籠側から妻籠に歩くのがいいでしょうか。
戻るときは、バスで。 (後で、あることを知った)
お勧めの、旧街道 てくてく旅 です。
【今日の歌】 鮫島有美子の、透き通った声がいい。
【道の駅】 きりら坂下
【明日の予定】 京都に向かおうかなと。 昼間寝て、夜走る。
どこか、少しだけ見る。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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妻籠宿と馬籠宿は、今の時代に、昔が、いい状態で残っている。
だから、2つの宿場の間の道は、人気の道。
たくさんの人が歩いていた。
※ ※ ※ ※
県境に、馬籠峠。 そこまで行って来る。
江戸の方から来た時の、入り口。

ここから、5.6㌔。
妻後宿の標高は420㍍。 馬籠峠は、800㍍。 標高差、380㍍。 小さな登山。

脇本陣。(重要文化財) 本陣が使っていたら、こっちを使う。
藤村の初恋に出てくる「おゆふ」さんは、この家に嫁いだ。
子孫の方が、おられる。

※ 脇本陣、本陣は、3年前に見ている。
※ おゆふ さんの、晩年の写真。 おゆふさんは、前列中央。 (3年前に、撮影)
なお、若いときは、こんな人。
本陣。(復元) 殿様が泊まる。 この家は、藤村の母親の生家。 馬籠の家に嫁ぐ。

馬籠宿に住む人たちのすごいところは、昔の家並みの価値に、いち早く気づいたこと。
このため、多くの古い家が残された。
そうして、三年坂などと共に、1976年、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地になる。

馬籠宿は、国道19号線から、少し山の中に入る。
そのため、開発が遅れた。 結果的に、そのことが、かえって良かった。
覗(のぞ)いて見たくなる、お店。

石段があったり、変化がある。
多くの人が来ている。 観光バスも。 中国語ばかりが聞こえた。

庶民の家の広さ。 2間と、土間。 今の私は、これで十分生活できる。
土間は、家の中のようでもあり、外のようでも。

妻籠宿のおおよそが、分かります。

電柱は無い。 この舗装の道は、いつか何とかしますね。

紅葉は、山の下がいい状態。 山の上は、雪が降り始めた。

今日は快晴。 日差しが温かい。 ありがたい。

峠に向かって、歩き出した。
妻籠宿を離れても、このように家がある。 大妻籠(おおつまご)という地域かな。

木曽義仲の里で見たのは、これだった。 名前は、?。

牛頭観音。 牛追いの集落が、馬籠峠の向こうにあった。
この道を、牛追いが通った。


ここを通った牛追いの人たちの歌は、見つからない。
どんな想いで、この道を歩いたのか。
下は曲には、南部の人たちの「心」「哀愁」が。
妻籠方面の集落が見えたのは、この時が最後。 深い山に入る。

黄色でも、紅葉か。 黄葉(こうよう)という言葉もあるよう。

昔は、中仙道沿いには集落があった。 今も、少し家が残っている。
明治の終わりに、中央本線が開通するまで、道は実際に使われていた。

左上に、小さな社。

命がけの斬り合いが、昔はあった。
自分の腕が、いつ飛ぶか分からない。 首だって。 どうして、出来るんだろう。


道沿いに、男滝と女滝。 見る楽しみが、旅の疲れをいやした。


時々、人と行き交う。 行き交う人も旅人って、芭蕉が言ってたかな。
※ 遠くからとって、パソコンで拡大。 私のカメラに、ズームはない。

サワラの大木。 両方に枝。 大事にされるよう。
右は、ただ撮っただけ。 じっと見ていたら、顔が浮かんでくるなと、思って。


下の木は、秋田の象潟(きさかた)の山の中で撮った、奇形ブナ。 見えるでしょうか。
※

ここに昔、番所があった。 荷物の検査など。

茶屋。 江戸時代からの茶屋。 この場所は、妻籠宿と馬籠宿の中間。 江戸時代の建物。
今もやっている。 昔は、この辺りに数件家が在ったという。

昔のままの道が残っているのが、特徴。 左に、石碑が。

左から2番目は、三界萬霊等(さんかいばんれいとう)。 初めて見る。
三界は仏教語で、欲界、色界、無色界だそう。
そういうのと、色んな霊を供養しているのか。 ※ 最後は、等。 三界萬霊等という、塔のよう。

1817年から、峠を通る人達を、見守ってきた。 200年。


昼なお暗い道。 一人旅に、不安は無かったのか。 熊除けの鐘が、時々。

着きました。 間もなく。

2時間以上、かかった。 昨日も、これを見た。

馬籠から、2人の女性がやってきた。 外人さん。 妻籠に行く。 往復はしない。
※ 向こうからやってくる自分に、会えないのだろうか。
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正岡子規の句碑。 白雲や 青葉若葉の 三十里。 三十里は、木曽路の長さ。


戻り始めた。 ずっと下り。 急ぎ足。
子安観音堂。 祈れば、安らかに子を産ませてくれる。 番所の近くにあった。

背の高い外人さんが、私を追い越して行った。

下りは楽。 こんな道は、たのしい。

突き当りまで行くと、遠くまで見える。

峠越えのとき、こんな風景が見えたら、「もう少しだ」「戻ってきた」とか、思う。
「この風景を、再び見ることは出来るのだろうか」
そう思って、頂上に向かった人も、いた。

※ 政井みね は、野麦峠で、戻ってきたと、懐かしい故郷、飛騨を指差した。
その後、力尽きる。

干し柿。

大妻籠の集落。

妻籠に戻ってきた。 下駄屋さん。
「ねずこ」は、ネズコという木の名前で、ヒノキの仲間だそう。 腐りづらい。

ねずこ下駄の宣伝。 この場所は、数日前、福島宿で見ましたね。
※

妻籠の人達は、ここで生活。

静かな通りに、もどった。

馬籠宿と妻後宿の間は、いい状態で、中仙道が残っている。
妻籠側の坂道が長いので、馬籠側から妻籠に歩くのがいいでしょうか。
戻るときは、バスで。 (後で、あることを知った)
お勧めの、旧街道 てくてく旅 です。
【今日の歌】 鮫島有美子の、透き通った声がいい。
【道の駅】 きりら坂下
【明日の予定】 京都に向かおうかなと。 昼間寝て、夜走る。
どこか、少しだけ見る。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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