愛宕(あたご)山は、日本三百名山、新日本百名山の山だった。
標高は、924㍍と高くはないが、標高差が840㍍もあって、立派な登山の山だった。
日が短いこともあって、下山した時は、暗かった。
※ ※ ※ ※
正面の大きな山が、愛宕山。 (写真は、Wikipedia)
愛宕山のことを、考えたことは無かった。
※ 左の山は、小倉山。
登ってみて分かったが、○の中の、登山道がある。
左端から、左の方に下りたら、水尾。
愛宕山は、左端から、右に登っていく。
嵐山駅から清滝まで歩く。(4㌔)
地図を時計回りで、歩く。(9.5㌔) ※ 情報誌では、5時間のコース。
鳥居本の町並みの終わり。 平野屋があるところ。
この門は、愛宕山への入り口の門だった。
前回は、山越えしたが、今日はトンネルを歩いた。
清滝のバス停。 ここを出発して戻ってくるまで、9.5㌔。
登りがある山道でのこの距離は、楽ではなさそう。
駐車場から、下への道を行くと、小さな集落。 愛宕山の直ぐ下にある。
集落の向こう端に、左に上る道がある。 入り口に、小さな二の鳥居。
表参道の上り坂が始まった。 登山開始。
時々石垣があって、平らな土地。 昔は建物があったと、分かる。
火気権現があった。 権現だから、寺。
※ 今は愛宕神社だが、江戸時代は、神仏混交(こんこう)の白雲寺が、この山の中心だった。
明治の神仏分離により、白雲寺は廃絶されて、愛宕神社になった。
白雲寺は、大きな寺だった。(Wikipedia)
愛宕神社は、明治から昭和の初めまで、愛宕参詣として人気があった。
茶屋がたくさんあり、多くの参詣客でにぎわった。
今は、その面影だけが。
ここには、一文字屋という茶屋があった。
道を歩いていたら、ドングリなどの木の実が、さかんに落ちる。
風はまったく無い。
竹とかにぶつかったら、乾いた音がする。
人の足跡に、驚いて、ポトッ。
ほんの少しの風に、フッとふかれて、ポトッ。
鳥が木にとまって、ポトッ。
落ち葉が触れて、ポトッ。
斜面の道は、掘れている。
この時は、午後の1時10分。 上ってくる人は、少しだけ。
下山者とは、ひっきりなしに、出会う。
二十三丁と読める。 鳥居本の鳥居と、頂上を50に分けた。 頂上が、50丁。
丁ごとに茶店があったよう。
このように。
広い茶屋跡。
二十五丁目の、茶屋跡と説明が。 ちょうど、真ん中。
茶屋がたくさん見える。
途中で、小学生3人に出会った。
子供たちだけなの、と声をかけたら、トイレに行きたいから、親から離れて先に来たと言った。
下までトイレはないと伝えた。
トイレに行きたいのは、男の子。 困った顔をした。
道から少し離れた所でしたらいいよ、と伝えた。
落ち葉をたくさんかぶせておくといい、とも。
崖に近づかないで、を付け加えて。
登り始めて振り返ったら、その子は、危なくない場所で、していた。
3人に、バイバイって言って、別れた。
急な登りが続いて、大杉権現。 ここまで、1時間。
リュックの中には、パンとバナナと飲み物。 食べながら歩いた。
初めて、視界が開けた。 左の方に、京都の街。
少し歩いたら見えた。
左遠くに、京都タワー。 右に、桂川(保津川) 右のまるい山は、小倉山。
少しだけ、ゆるい坂道。 木の根道も。 ※ 最初の愛宕山の写真の○の辺りを、歩いている。
動くとあったかいので、上着は着ていない。
見晴台が見えた。
中央右に、広沢の池。 大覚寺が近くに。(右の方の木の陰)
※ 大沢池・名古曽(なこそ)の滝跡から、広沢池へ ~京都市~ モーツァルト、ピアノソナタ第11番 K.331 第1楽章 (2012/6/6)
水尾岐(みずおわかれ)。 左に行ったら、水尾。 ※ 水尾は、夏に行った。
山頂は、右に。
ここは、はな売場。
水尾の女性が、山を登ってきて、ここで、樒(しきみ)の木の枝を売った。
一応説明を。 初めて聞く、風習。
※ 清和天皇の墓がある、京都の隠れ里、水尾 ~京都市~ ききょうの花(山崎ハコ) 他 (2012/6/25)
見える門は、黒門。 ここから、神社の境内。
10分ほど歩いたら、石灯篭が並ぶ参道。
休憩所があった。 山の上のトイレは、ここだけ。
神社自体が、今は昔のように、賑わってはいない。
京都の街の中の神社のように、ちゃんと整備はされていない。
最後の石段。
あと少し。 小さな子供も、たくさんいた。
下の方。 こんな風に、人が。 連休最後の日。 いい天気。
着いた
愛宕山頂上。 下から、2時間かかった。
明智光秀は、本能寺の変の数日前に、ここに来ていた。
明智越えと云う道を通って。 そして、水尾の道を。
その時の歌。
「 ときは今 あめが下しる 五月哉(さつきかな)」
拝殿。 最近は、お参りしている。 以前は、お参りしないことが多かった。
振り返って。
若い人が来ていた。
お参りするところが、他に、2箇所あった。
そこでも、手を合わせた。 全部お参りしてないって、神様に指摘されたら困ると思って。
彫り物が多くあった。 新潟県で見た、石川雲蝶ほどではないにしても、いい。
別の道を下る。 この時、3時20分。 下りは、5㌔程。 1時間45分のコース。
明るいうちに、清滝に着くだろうか。 ※ 用心して、懐中電灯は、持ってきた。
上の写真の、奥辺りから、道は分かれて、一気に下った。
直ぐに、岩の上から、下が見えた。
若い人たちと、一緒に下った。 途中写真を撮ってるときに、離れた。
ずっと、急ぎ足よりは速く。
足元だけ見て、急いだ。
月輪(つきのわ)寺。 せまいので、離れて撮れない。
土砂崩れで、被害を受けていた。
桜の木が、有名なよう。
親鸞が植えた桜との、言い伝え。
雨が降らなくても、葉がぬれる。 涙のように、水が葉の先から落ちる。
※ 原因は、下の方にある、滝の霧のせいではと。
月輪寺で、5人ほどのグループを追い越していた。 私は最後ではなくなった。
下のほうで、10人ほどのグループの声が聞こえた。 賑やかだ。 間もなく追いつく。
追い越してみたら、たった3人のグループだった。
常に誰かがしゃべっていた。
家族。 この人たちは、この下に車があるよう。
ジグザグに下る。
山を下りたら、車道があった。 空也の岐(わかれ)。
300㍍山に入れば、滝がある。 誰かが行ったので、付いて行った。
鳥居を2回くぐった。
空也滝。 暗くなってきた。
信仰の滝。 お不動さんとかが、岩の上に。
この霧が舞い上がって、月輪寺に行くのか。
滝で、20分ほど使った。 1本道なので、迷うことはない。
あと少し。 4時56分。 ずっと急ぎ足。
清滝の橋の上に着いた。
バス停に着いたときは、真っ暗だった。 5時14分。
バスがちょうどあったので、乗ることにした。
嵐山の駅から、JRで、京都駅に。
ビッグカメラの店を少し見た。 買う予定のものはないけど。
京都タワーがライトアップしていた。
久しぶりに、たくさん歩いた。
まだまだ、京都には、知らないところがある。
【今日の歌】 シューベルトは、好きな人と一緒にはなれなかった。
その悲しみは、彼の生涯、消えることはなかった。
この曲は、シューベルトの心の中を表現しているように思う。
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 オイル交換。 どこかを少し見る。 27日に京都を出る。 小豆島に。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)
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標高は、924㍍と高くはないが、標高差が840㍍もあって、立派な登山の山だった。
日が短いこともあって、下山した時は、暗かった。
※ ※ ※ ※
正面の大きな山が、愛宕山。 (写真は、Wikipedia)
愛宕山のことを、考えたことは無かった。
※ 左の山は、小倉山。
登ってみて分かったが、○の中の、登山道がある。
左端から、左の方に下りたら、水尾。
愛宕山は、左端から、右に登っていく。

嵐山駅から清滝まで歩く。(4㌔)
地図を時計回りで、歩く。(9.5㌔) ※ 情報誌では、5時間のコース。

鳥居本の町並みの終わり。 平野屋があるところ。
この門は、愛宕山への入り口の門だった。

前回は、山越えしたが、今日はトンネルを歩いた。

清滝のバス停。 ここを出発して戻ってくるまで、9.5㌔。
登りがある山道でのこの距離は、楽ではなさそう。

駐車場から、下への道を行くと、小さな集落。 愛宕山の直ぐ下にある。

集落の向こう端に、左に上る道がある。 入り口に、小さな二の鳥居。
表参道の上り坂が始まった。 登山開始。
時々石垣があって、平らな土地。 昔は建物があったと、分かる。

火気権現があった。 権現だから、寺。
※ 今は愛宕神社だが、江戸時代は、神仏混交(こんこう)の白雲寺が、この山の中心だった。
明治の神仏分離により、白雲寺は廃絶されて、愛宕神社になった。
白雲寺は、大きな寺だった。(Wikipedia)


愛宕神社は、明治から昭和の初めまで、愛宕参詣として人気があった。
茶屋がたくさんあり、多くの参詣客でにぎわった。
今は、その面影だけが。
ここには、一文字屋という茶屋があった。


道を歩いていたら、ドングリなどの木の実が、さかんに落ちる。
風はまったく無い。
竹とかにぶつかったら、乾いた音がする。
人の足跡に、驚いて、ポトッ。
ほんの少しの風に、フッとふかれて、ポトッ。
鳥が木にとまって、ポトッ。
落ち葉が触れて、ポトッ。
斜面の道は、掘れている。

この時は、午後の1時10分。 上ってくる人は、少しだけ。
下山者とは、ひっきりなしに、出会う。

二十三丁と読める。 鳥居本の鳥居と、頂上を50に分けた。 頂上が、50丁。
丁ごとに茶店があったよう。

このように。

広い茶屋跡。

二十五丁目の、茶屋跡と説明が。 ちょうど、真ん中。

茶屋がたくさん見える。

途中で、小学生3人に出会った。
子供たちだけなの、と声をかけたら、トイレに行きたいから、親から離れて先に来たと言った。
下までトイレはないと伝えた。
トイレに行きたいのは、男の子。 困った顔をした。
道から少し離れた所でしたらいいよ、と伝えた。
落ち葉をたくさんかぶせておくといい、とも。
崖に近づかないで、を付け加えて。
登り始めて振り返ったら、その子は、危なくない場所で、していた。
3人に、バイバイって言って、別れた。
急な登りが続いて、大杉権現。 ここまで、1時間。

リュックの中には、パンとバナナと飲み物。 食べながら歩いた。
初めて、視界が開けた。 左の方に、京都の街。

少し歩いたら見えた。

左遠くに、京都タワー。 右に、桂川(保津川) 右のまるい山は、小倉山。

少しだけ、ゆるい坂道。 木の根道も。 ※ 最初の愛宕山の写真の○の辺りを、歩いている。


動くとあったかいので、上着は着ていない。
見晴台が見えた。

中央右に、広沢の池。 大覚寺が近くに。(右の方の木の陰)

※ 大沢池・名古曽(なこそ)の滝跡から、広沢池へ ~京都市~ モーツァルト、ピアノソナタ第11番 K.331 第1楽章 (2012/6/6)
水尾岐(みずおわかれ)。 左に行ったら、水尾。 ※ 水尾は、夏に行った。
山頂は、右に。

ここは、はな売場。
水尾の女性が、山を登ってきて、ここで、樒(しきみ)の木の枝を売った。


一応説明を。 初めて聞く、風習。

※ 清和天皇の墓がある、京都の隠れ里、水尾 ~京都市~ ききょうの花(山崎ハコ) 他 (2012/6/25)
見える門は、黒門。 ここから、神社の境内。

10分ほど歩いたら、石灯篭が並ぶ参道。

休憩所があった。 山の上のトイレは、ここだけ。

神社自体が、今は昔のように、賑わってはいない。
京都の街の中の神社のように、ちゃんと整備はされていない。

最後の石段。

あと少し。 小さな子供も、たくさんいた。

下の方。 こんな風に、人が。 連休最後の日。 いい天気。

着いた

愛宕山頂上。 下から、2時間かかった。

明智光秀は、本能寺の変の数日前に、ここに来ていた。
明智越えと云う道を通って。 そして、水尾の道を。
その時の歌。
「 ときは今 あめが下しる 五月哉(さつきかな)」
拝殿。 最近は、お参りしている。 以前は、お参りしないことが多かった。

振り返って。

若い人が来ていた。

お参りするところが、他に、2箇所あった。
そこでも、手を合わせた。 全部お参りしてないって、神様に指摘されたら困ると思って。


彫り物が多くあった。 新潟県で見た、石川雲蝶ほどではないにしても、いい。

別の道を下る。 この時、3時20分。 下りは、5㌔程。 1時間45分のコース。
明るいうちに、清滝に着くだろうか。 ※ 用心して、懐中電灯は、持ってきた。

上の写真の、奥辺りから、道は分かれて、一気に下った。
直ぐに、岩の上から、下が見えた。

若い人たちと、一緒に下った。 途中写真を撮ってるときに、離れた。
ずっと、急ぎ足よりは速く。

足元だけ見て、急いだ。

月輪(つきのわ)寺。 せまいので、離れて撮れない。

土砂崩れで、被害を受けていた。

桜の木が、有名なよう。
親鸞が植えた桜との、言い伝え。
雨が降らなくても、葉がぬれる。 涙のように、水が葉の先から落ちる。
※ 原因は、下の方にある、滝の霧のせいではと。

月輪寺で、5人ほどのグループを追い越していた。 私は最後ではなくなった。
下のほうで、10人ほどのグループの声が聞こえた。 賑やかだ。 間もなく追いつく。
追い越してみたら、たった3人のグループだった。
常に誰かがしゃべっていた。

家族。 この人たちは、この下に車があるよう。

ジグザグに下る。

山を下りたら、車道があった。 空也の岐(わかれ)。
300㍍山に入れば、滝がある。 誰かが行ったので、付いて行った。

鳥居を2回くぐった。


空也滝。 暗くなってきた。


信仰の滝。 お不動さんとかが、岩の上に。


この霧が舞い上がって、月輪寺に行くのか。


滝で、20分ほど使った。 1本道なので、迷うことはない。

あと少し。 4時56分。 ずっと急ぎ足。

清滝の橋の上に着いた。


バス停に着いたときは、真っ暗だった。 5時14分。
バスがちょうどあったので、乗ることにした。
嵐山の駅から、JRで、京都駅に。
ビッグカメラの店を少し見た。 買う予定のものはないけど。
京都タワーがライトアップしていた。

久しぶりに、たくさん歩いた。
まだまだ、京都には、知らないところがある。
【今日の歌】 シューベルトは、好きな人と一緒にはなれなかった。
その悲しみは、彼の生涯、消えることはなかった。
この曲は、シューベルトの心の中を表現しているように思う。
【道の駅】 ガレリアかめおか
【明日の予定】 オイル交換。 どこかを少し見る。 27日に京都を出る。 小豆島に。
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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