小豆島町の坂手を歩いた。
文学碑や詩碑、他に、いいなって感じる像もあった。
半島の突端にある、大角鼻灯台にも行ってみた。
最後に、二十四の瞳のロケ地でもある、古江庵に。
自然も歴史的な面も、小豆島は、退屈しない。
※ ※ ※ ※
下の場所は、坂手工港。 1枚目の写真は、ここから山を。
見える山は、碁石山。 坪井栄の文学碑は、右に見える墓地の、一番上に。
坪井栄の生誕の地の案内があったので、行って見ることに。
歩いて5分ほど。 小さな神社の裏にあった。
今は、空き地。 小さな公園にするとか、何か動きはあるよう。
場所は、赤い○の辺り。
※ 坪井栄の文学碑は、右の○。 ピンクの○の道を、最後に通る。
近くに、東宮御上陸地、とあった。
調べてみたら、大正天皇が天皇になる前、小豆島に来ていた。
寒霞渓(かんかけい)という、渓谷を見たよう。
※ 大正天皇のことを書いたことはない。 関連して書いたのは、下の2つでしょうか。
① 大正天皇の皇后は、九条家から出ている。 江(ごう)の子孫。
② 大正天皇の母は、柳原(やなぎわら)愛子。 その兄の子が、柳原白蓮。
この人は、いい歌を作っています。 下のブログに、登場します。
滝口入道と横笛の悲恋 他 ~滝口寺 祇王寺~ 他 (2010/11/26)
坪井栄の文学碑に向かう。 3年前に来ているが、道を忘れた。
通りがかった人に聞いた。 分かりやす所まで、連れて行ってくれた。
※ 途中、墓地の水道の所に、「たてがら以外は、置かないで」という表示を見た。
「たてがら」は何だろう。 調べても、分からない。 バケツのことか。 昔は、桶(おけ)。
景色が良くなる。
登りきった所に、ある。
坂手の町並み。 中央に、フェリーターミナル。
登ったら、生田春月の碑があって、向こうに、坪井栄のが見えた。
坪井栄の文学碑。
分教場で見た句が、書いて阿あった。
「桃栗三年 柿八年 柚子(ゆず)の大馬鹿十八年」
柚子が大好きなのか。 自分は柚子のようだと、言ってるようにも・・。
「岬の分教場が望め・・」とある。
上の方の写真の○の所に、映画村。 映画村の分教場は見える。 本物は、右の陰に。
生田春月のことも。
こっちは、生田春月。
彼は、ここから見える海で、船から投身自殺した。 それで、この丘に碑がある。
生田春月のことは、気に留めていなかったんだが、九州で再度出会った。
北原白秋の妻に、江口章子(あやこ)と云う人がいる。 ※ 後に、離婚。
若き日の、白秋を支えた人。
彼女が、「追分の心」と云う本を出すが、その序文を書いたのが、生田春月だった。
春月は、江口章子を、深く理解していたようだ。
序文の概略は、下のように。
春月がほめた「白魚のなげき」は、こんな詩。
江口章子は、生田春月の死を悲しむ。
剃髪して、この地にやってくる。
彼女は、いろんな人に恋をする。
春月が亡くなった時、大事な人だったと、気づいたのかもしれない。
※ 若き日の白秋を支え、恋に生きた詩人、江口章子 ~彼女の故郷、香々地を訪ねて~ 他 (2010/4/15)
この後、灯台を見に行く。
階段を下りていたら、猫の足跡。 コンクリートが固まらないとき、猫が歩いた。
港に置いた車に戻ったら、そばに、像があった。
「平和の女神」像。 作者は、北村西望。
この人の像には、今まで、何度も出会った。
穏やかな感じがするけど、強さも。 いいなって、感じる。
どんな像に出会ったか。
① 天草四郎の像(九州 原城跡)
※ 明日を信じた人々の戦い「島原の乱」 他 (2010年5月7日)
② 平和祈念像 (長崎)
※ 長崎原爆資料館 平和公園 背中に火傷の少年の今 浦上天主堂 他 (2010/3/12)
他に、九州の秋月、箱根の彫刻の森美術館、嵐山のトロッコ駅には、こんな像も。
これからも、北村西望の像には、きっと出会いますよ。
細い半島の、反対側に行って見たが、通行止めのようだった。
少し戻って、半島の先端へ。
広場とか、駐車場とかは無い。 ※ 向こうから来て、向こうに戻る。 反対側は、通行止め。
大角鼻(おおかどはな)灯台。
この場所は岬なので、大角鼻。 鼻に岬の意味があるんですね。
小さな灯台。 地蔵さんが、ひっそりと。
近くに、小さな島。 風ノ子島。
道か神社はあるのか、分からない。
戻った。 途中で、映画村が見えた。
手前の島は、小島。 写真中央遠くに、昨日歩いた道が見える。
坂手の港が見える。
青い○が、昨日行った、堀越。
最初の地図の、上の道に行ってみた。
写真の右に見える家の方と話した。
山に上る道があると、教えてくれた。 明日登ることに。
小豆島は、地震が無いし、暖かいから、住み易いと言った。
山の上の道を、通っている。
※ 農免道路って書いてあったかな。
農機具を使うガソリンは、本来、揮発油税はかからないそう。
でも、売るときの仕組みが厄介になるので、ガソリンの値段はそのままにして、代わりに道を作った。
坂手の山側。 山がいつも写真に入る。
向こう側の海沿いの道を行くと、分教場。 ○の所に、古江庵と云うお堂がある。
そこで、映画が撮影された。
二十四の瞳の映画の中に、お地蔵さんの前での、映像がある。
横は、海。 落とし穴の場面は、この浜だという。
お地蔵さんの前。
上と、地蔵さんの並び方が同じなので、この前での撮影かなと。
下の画面をクリックすると、YouTube に行きます。
50秒から、下の場面が映ります。
二十四の瞳の映画の魅力は、何と言っても、高峰秀子演じる大石先生の優しさでしょうか。
彼女は、戦争に対するはっきりした考えも持っている。
名誉の戦死など・・・、と口にして。
こういうのを見ると、人間の本当の強さは、優しさから生まれるような気がしてくる。
人を思う優しさが、強さを生み出す。
そういうことかも知れない。
【今日の歌】 ジェイド・インの仰げば尊しです。 いいですよ。
【道の駅】 小豆島オリーブ公園
【明日の予定】 今日何度も見た、碁石山に行ってみる。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行 2位、
旅行全体 3位です。
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文学碑や詩碑、他に、いいなって感じる像もあった。
半島の突端にある、大角鼻灯台にも行ってみた。
最後に、二十四の瞳のロケ地でもある、古江庵に。
自然も歴史的な面も、小豆島は、退屈しない。
※ ※ ※ ※
下の場所は、坂手工港。 1枚目の写真は、ここから山を。
見える山は、碁石山。 坪井栄の文学碑は、右に見える墓地の、一番上に。

坪井栄の生誕の地の案内があったので、行って見ることに。
歩いて5分ほど。 小さな神社の裏にあった。

今は、空き地。 小さな公園にするとか、何か動きはあるよう。

場所は、赤い○の辺り。
※ 坪井栄の文学碑は、右の○。 ピンクの○の道を、最後に通る。

近くに、東宮御上陸地、とあった。
調べてみたら、大正天皇が天皇になる前、小豆島に来ていた。
寒霞渓(かんかけい)という、渓谷を見たよう。


※ 大正天皇のことを書いたことはない。 関連して書いたのは、下の2つでしょうか。
① 大正天皇の皇后は、九条家から出ている。 江(ごう)の子孫。
② 大正天皇の母は、柳原(やなぎわら)愛子。 その兄の子が、柳原白蓮。
この人は、いい歌を作っています。 下のブログに、登場します。
滝口入道と横笛の悲恋 他 ~滝口寺 祇王寺~ 他 (2010/11/26)
坪井栄の文学碑に向かう。 3年前に来ているが、道を忘れた。
通りがかった人に聞いた。 分かりやす所まで、連れて行ってくれた。

※ 途中、墓地の水道の所に、「たてがら以外は、置かないで」という表示を見た。
「たてがら」は何だろう。 調べても、分からない。 バケツのことか。 昔は、桶(おけ)。
景色が良くなる。

登りきった所に、ある。

坂手の町並み。 中央に、フェリーターミナル。

登ったら、生田春月の碑があって、向こうに、坪井栄のが見えた。

坪井栄の文学碑。

分教場で見た句が、書いて阿あった。
「桃栗三年 柿八年 柚子(ゆず)の大馬鹿十八年」
柚子が大好きなのか。 自分は柚子のようだと、言ってるようにも・・。

「岬の分教場が望め・・」とある。
上の方の写真の○の所に、映画村。 映画村の分教場は見える。 本物は、右の陰に。
生田春月のことも。

こっちは、生田春月。

彼は、ここから見える海で、船から投身自殺した。 それで、この丘に碑がある。


生田春月のことは、気に留めていなかったんだが、九州で再度出会った。
北原白秋の妻に、江口章子(あやこ)と云う人がいる。 ※ 後に、離婚。
若き日の、白秋を支えた人。
彼女が、「追分の心」と云う本を出すが、その序文を書いたのが、生田春月だった。
春月は、江口章子を、深く理解していたようだ。
序文の概略は、下のように。

春月がほめた「白魚のなげき」は、こんな詩。

江口章子は、生田春月の死を悲しむ。
剃髪して、この地にやってくる。
彼女は、いろんな人に恋をする。
春月が亡くなった時、大事な人だったと、気づいたのかもしれない。
※ 若き日の白秋を支え、恋に生きた詩人、江口章子 ~彼女の故郷、香々地を訪ねて~ 他 (2010/4/15)
この後、灯台を見に行く。

階段を下りていたら、猫の足跡。 コンクリートが固まらないとき、猫が歩いた。

港に置いた車に戻ったら、そばに、像があった。
「平和の女神」像。 作者は、北村西望。
この人の像には、今まで、何度も出会った。

穏やかな感じがするけど、強さも。 いいなって、感じる。

どんな像に出会ったか。
① 天草四郎の像(九州 原城跡)
※ 明日を信じた人々の戦い「島原の乱」 他 (2010年5月7日)
② 平和祈念像 (長崎)
※ 長崎原爆資料館 平和公園 背中に火傷の少年の今 浦上天主堂 他 (2010/3/12)
他に、九州の秋月、箱根の彫刻の森美術館、嵐山のトロッコ駅には、こんな像も。
これからも、北村西望の像には、きっと出会いますよ。
細い半島の、反対側に行って見たが、通行止めのようだった。

少し戻って、半島の先端へ。

広場とか、駐車場とかは無い。 ※ 向こうから来て、向こうに戻る。 反対側は、通行止め。

大角鼻(おおかどはな)灯台。

この場所は岬なので、大角鼻。 鼻に岬の意味があるんですね。
小さな灯台。 地蔵さんが、ひっそりと。


近くに、小さな島。 風ノ子島。

道か神社はあるのか、分からない。

戻った。 途中で、映画村が見えた。

手前の島は、小島。 写真中央遠くに、昨日歩いた道が見える。

坂手の港が見える。

青い○が、昨日行った、堀越。

最初の地図の、上の道に行ってみた。

写真の右に見える家の方と話した。
山に上る道があると、教えてくれた。 明日登ることに。
小豆島は、地震が無いし、暖かいから、住み易いと言った。

山の上の道を、通っている。
※ 農免道路って書いてあったかな。
農機具を使うガソリンは、本来、揮発油税はかからないそう。
でも、売るときの仕組みが厄介になるので、ガソリンの値段はそのままにして、代わりに道を作った。

坂手の山側。 山がいつも写真に入る。

向こう側の海沿いの道を行くと、分教場。 ○の所に、古江庵と云うお堂がある。

そこで、映画が撮影された。

二十四の瞳の映画の中に、お地蔵さんの前での、映像がある。

横は、海。 落とし穴の場面は、この浜だという。


お地蔵さんの前。

上と、地蔵さんの並び方が同じなので、この前での撮影かなと。

下の画面をクリックすると、YouTube に行きます。
50秒から、下の場面が映ります。

二十四の瞳の映画の魅力は、何と言っても、高峰秀子演じる大石先生の優しさでしょうか。
彼女は、戦争に対するはっきりした考えも持っている。
名誉の戦死など・・・、と口にして。
こういうのを見ると、人間の本当の強さは、優しさから生まれるような気がしてくる。
人を思う優しさが、強さを生み出す。
そういうことかも知れない。
【今日の歌】 ジェイド・インの仰げば尊しです。 いいですよ。
【道の駅】 小豆島オリーブ公園
【明日の予定】 今日何度も見た、碁石山に行ってみる。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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