鳴滝。 魅力的な滝だった。
岩山の階段状の斜面を、迸(ほとばし)りながら、また、滑るように、水は流れていた。
かつては、鳴滝不動尊があって、多くの人が訪れた。
今はもう、建物は壊れ、夢の跡になっていた。
※ ※ ※ ※
鳴滝は、小海(おみ)地区にある。
歩いて行く。
※ 昔は、上の地図の雲故庵から、参道があった。 今は、道が壊れて通れない。
寺の前を右に行くと、案内の標識がある。 更に行くと、通行止め。
以前は、道の駅から寺の建物が、見えたそう。 ○の辺りに。
30分歩けば、着く距離。
前の晩地図を見たが、大雑把にしか覚えていなかった。
途中で、どこを歩いているか、分からなくなった。 下の道は、別の道。
見晴らしのいい所から、眺めた。 行き交う船が、見える。
少し引き返して、石の工場で聞いた。 丁寧に教えていただいた。
危険なところがあるとも。
風は冷たいけど、いい天気。
道の駅が見えた。 私の車も、ちゃんとある。
ここを行って、舗装が無くなる少し手前から、左に下りる。
向こうから来た。 もう、滝の音は聞こえている。
下りる石段があった。
古い道は、何とか分かる。 道を選べば、特に危険ではない。
隙間から、滝が見えた。 規模が大きい。 楽しみになった。
石段を降りて、岩の間を行く。
あらら、通行止め。
少し、橋の上に、上がってみた。 手すりは動くが、通れないわけではない。
でも、この上からの写真は使えない。
付近の様子を、探ることにした。
直ぐに、気づかなかった。 お堂が見える。 ※ 後で、鐘楼と分かる。
建物が残っていた。 鳴滝不動尊。 地図には、済徳寺と載っている。
※ 済徳寺の名前は、ネット上には、あるHPにあるだけ。
本当に、この名前でいいのか、少し不安。
橋の下の滝つぼ。 右は、その上の方。
※ あるサイトに、お玉が淵の上に、吊橋があると書いてある。
上の写真が、お玉が淵で、よさそう。
この滝つぼに、お玉さんという女性が身を投げたので、お玉が淵と云う。
お玉が淵伝説として、語り継がれている。
そのお話は、このサイトに。
君にみせばや コラム「お玉が淵伝説」(2007/08/03)
下からの道が見えた。
行きたいけど、○の辺りで足を滑らせたら、下まで転がりそう。
一人なので、危険を感じたら、行かないと決めている。
この道が、雲故庵からの参道のよう。
少し戻って、上に上がってきた。 橋と滝つぼ。
更に上に来て、向こう側に行ける場所を探した。
滝の水量が少ないため、安全に渡れる場所があった。 橋の大分上。
お堂は、崖の縁にあった。
岩の上に来た。
鳴滝の上の方。
岩の階段を、落ちてくる。 いい滝だ。
雨の後は、水は、怒涛のように流れる。 雄大な滝に変身。 見てみたい。
滝の、上の方に移動。 上の写真の真ん中辺りにある、滝つぼ。 水もきれいだ。
お不動さんが見えた。 今も滝を守っている。 展望台のようだ。
下へは、岩の隙間を流れている。
滝の、最上部。
お不動さんの所に来た。 向こうに滝。
昔は、多くの人が、ここにやってきた。 美しさを、どう口にしたのか。
お不動さんの後ろから見た滝。 右は、下の様子。
下の風景。 道の駅は、見える少し左に。
さっき見えたお堂は、この写真の右に。 ここからは、木の陰。
少し上の、岩の上から。
別の場所から。
石段を上がってきた。 滝の上に出た。
一番高い岩の上から。 岩の縁まで、2㍍はある。 それ以上は、近づかない。 安全。
※ このような所に上がるとき、ステッキとかで体を安定させると、安心。(今日は無いけど)
左下に、滝の一番上がある。
ここから水は落ちる。
お堂の跡か。 お堂ではないが、小さな建物が。
写真の、右下に行ったら、お堂とかがある。 左下に、お不動さん。 その向こうは滝。
このように、あっちこっちへの、道がある。
上の方には、こんなのが。 ずっと上に行ってみたが、道は無かった。
右下に行ったら、壊れたお堂があった。
鐘楼の鐘は重い。 建物は、踏ん張って堪(こら)えている様に見えた。
鐘楼の他に、本堂、大師堂、そして、住職さんの住むところ。
少なくても、全部で4つはあったはず。
管理する人がいなくなったら、建物は一気に駄目になる。
鳴滝不動尊があって、滝の美しさは増した。
鳴滝が、鳴滝不動尊を引き立てた。
そんな時代があった。
参拝者で賑(にぎ)わったのも、みんな夢の跡。
壊れた建物に、お疲れさま、と言って、その場を離れた。
来た道を思い出しながら、車道に戻った。
時々、下の風景が見えた。
道を教えて頂いたお礼を言うため、石工場に寄った。
鳴滝不動尊には、昔は、子供たちも行ったそうだ。 遠足とかでも。
世の中景気が良かったら、復活は可能とも。
石について、いくつか教えて頂いた。
石切り場から、石を四角く切り出せるのが、不思議に思っていた。
石には、割れ易い水方向、つまり、石の目があるという。 3つ。
それを利用したら、四角い石が作れる。
技術が高ければ、美しい四角の石に。
下の写真の石は、どれも、花崗岩。
火山活動によって生まれるので、普通の石より、ガラスっぽい。
磨けば、光る。
一番左は、小豆島の花崗岩。 その右は、中国。 その右は、伊予の大島。
※ 大島の石切り場。 それと、水上水軍博物館。(2009年12月)
手前の柱は、岡山県の犬島の石。
※ 犬島には、銅の精錬所跡があった。 海岸には、このように花崗岩が。(昨年12月)
小豆島の花崗岩で出来た、下のをいただいた。 小豆島は、牛の形だという。
美しい石。 1辺が、15㌢。
鳴滝は、見応えのある滝だった。
いつの日か、鳴滝不動尊が復活する日が、来るといい。
多くの人に見せられないのは、もったいない。
【今日の歌】 メロディ・ルイス(Melody Ruiz)の曲で、最初に知った曲です。
彼女については、どこかで紹介します。
【道の駅】 大坂城残石記念公園
【明日の予定】 気になるお寺があるので、そこかな。 岸壁の穴の中に、お堂があるよう。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行 2位、
旅行全体 4位です。
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岩山の階段状の斜面を、迸(ほとばし)りながら、また、滑るように、水は流れていた。
かつては、鳴滝不動尊があって、多くの人が訪れた。
今はもう、建物は壊れ、夢の跡になっていた。
※ ※ ※ ※
鳴滝は、小海(おみ)地区にある。
歩いて行く。

※ 昔は、上の地図の雲故庵から、参道があった。 今は、道が壊れて通れない。
寺の前を右に行くと、案内の標識がある。 更に行くと、通行止め。


以前は、道の駅から寺の建物が、見えたそう。 ○の辺りに。

30分歩けば、着く距離。

前の晩地図を見たが、大雑把にしか覚えていなかった。
途中で、どこを歩いているか、分からなくなった。 下の道は、別の道。

見晴らしのいい所から、眺めた。 行き交う船が、見える。


少し引き返して、石の工場で聞いた。 丁寧に教えていただいた。
危険なところがあるとも。
風は冷たいけど、いい天気。

道の駅が見えた。 私の車も、ちゃんとある。


ここを行って、舗装が無くなる少し手前から、左に下りる。

向こうから来た。 もう、滝の音は聞こえている。
下りる石段があった。

古い道は、何とか分かる。 道を選べば、特に危険ではない。
隙間から、滝が見えた。 規模が大きい。 楽しみになった。

石段を降りて、岩の間を行く。


あらら、通行止め。
少し、橋の上に、上がってみた。 手すりは動くが、通れないわけではない。
でも、この上からの写真は使えない。
付近の様子を、探ることにした。

直ぐに、気づかなかった。 お堂が見える。 ※ 後で、鐘楼と分かる。
建物が残っていた。 鳴滝不動尊。 地図には、済徳寺と載っている。
※ 済徳寺の名前は、ネット上には、あるHPにあるだけ。
本当に、この名前でいいのか、少し不安。

橋の下の滝つぼ。 右は、その上の方。


※ あるサイトに、お玉が淵の上に、吊橋があると書いてある。
上の写真が、お玉が淵で、よさそう。
この滝つぼに、お玉さんという女性が身を投げたので、お玉が淵と云う。
お玉が淵伝説として、語り継がれている。
そのお話は、このサイトに。
君にみせばや コラム「お玉が淵伝説」(2007/08/03)
下からの道が見えた。
行きたいけど、○の辺りで足を滑らせたら、下まで転がりそう。
一人なので、危険を感じたら、行かないと決めている。
この道が、雲故庵からの参道のよう。

少し戻って、上に上がってきた。 橋と滝つぼ。

更に上に来て、向こう側に行ける場所を探した。


滝の水量が少ないため、安全に渡れる場所があった。 橋の大分上。
お堂は、崖の縁にあった。

岩の上に来た。

鳴滝の上の方。

岩の階段を、落ちてくる。 いい滝だ。
雨の後は、水は、怒涛のように流れる。 雄大な滝に変身。 見てみたい。

滝の、上の方に移動。 上の写真の真ん中辺りにある、滝つぼ。 水もきれいだ。

お不動さんが見えた。 今も滝を守っている。 展望台のようだ。

下へは、岩の隙間を流れている。

滝の、最上部。


お不動さんの所に来た。 向こうに滝。
昔は、多くの人が、ここにやってきた。 美しさを、どう口にしたのか。

お不動さんの後ろから見た滝。 右は、下の様子。


下の風景。 道の駅は、見える少し左に。
さっき見えたお堂は、この写真の右に。 ここからは、木の陰。

少し上の、岩の上から。

別の場所から。

石段を上がってきた。 滝の上に出た。


一番高い岩の上から。 岩の縁まで、2㍍はある。 それ以上は、近づかない。 安全。
※ このような所に上がるとき、ステッキとかで体を安定させると、安心。(今日は無いけど)
左下に、滝の一番上がある。

ここから水は落ちる。

お堂の跡か。 お堂ではないが、小さな建物が。


写真の、右下に行ったら、お堂とかがある。 左下に、お不動さん。 その向こうは滝。
このように、あっちこっちへの、道がある。

上の方には、こんなのが。 ずっと上に行ってみたが、道は無かった。

右下に行ったら、壊れたお堂があった。
鐘楼の鐘は重い。 建物は、踏ん張って堪(こら)えている様に見えた。

鐘楼の他に、本堂、大師堂、そして、住職さんの住むところ。
少なくても、全部で4つはあったはず。
管理する人がいなくなったら、建物は一気に駄目になる。

鳴滝不動尊があって、滝の美しさは増した。
鳴滝が、鳴滝不動尊を引き立てた。
そんな時代があった。
参拝者で賑(にぎ)わったのも、みんな夢の跡。
壊れた建物に、お疲れさま、と言って、その場を離れた。
来た道を思い出しながら、車道に戻った。
時々、下の風景が見えた。


道を教えて頂いたお礼を言うため、石工場に寄った。
鳴滝不動尊には、昔は、子供たちも行ったそうだ。 遠足とかでも。
世の中景気が良かったら、復活は可能とも。
石について、いくつか教えて頂いた。
石切り場から、石を四角く切り出せるのが、不思議に思っていた。
石には、割れ易い水方向、つまり、石の目があるという。 3つ。
それを利用したら、四角い石が作れる。
技術が高ければ、美しい四角の石に。
下の写真の石は、どれも、花崗岩。
火山活動によって生まれるので、普通の石より、ガラスっぽい。
磨けば、光る。
一番左は、小豆島の花崗岩。 その右は、中国。 その右は、伊予の大島。
※ 大島の石切り場。 それと、水上水軍博物館。(2009年12月)
手前の柱は、岡山県の犬島の石。
※ 犬島には、銅の精錬所跡があった。 海岸には、このように花崗岩が。(昨年12月)

小豆島の花崗岩で出来た、下のをいただいた。 小豆島は、牛の形だという。
美しい石。 1辺が、15㌢。

鳴滝は、見応えのある滝だった。
いつの日か、鳴滝不動尊が復活する日が、来るといい。
多くの人に見せられないのは、もったいない。
【今日の歌】 メロディ・ルイス(Melody Ruiz)の曲で、最初に知った曲です。
彼女については、どこかで紹介します。
【道の駅】 大坂城残石記念公園
【明日の予定】 気になるお寺があるので、そこかな。 岸壁の穴の中に、お堂があるよう。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

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