小柳ルミ子が、「瀬戸の花嫁」を歌った。
作詞の山上路夫は、実際に、瀬戸内の島を見たことは無かった。
詩は、瀬戸内の島々を思い浮かべて、作った。
「瀬戸の花嫁」の世界が、見られるところがあった。
小豆島から沖之島への、渡し船。
花嫁は、小江(おえ)の瀬戸を、渡し船に乗って、沖之島へと嫁いでいった。
(写真は1996年10月。 四国新聞社からお借り)
イメージは、花嫁行列の途中に、渡し船があった。
そんな感じ。
※ ※ ※ ※
小豆島の左上が、今日の場所。
島との間の海は、小江(おえ)の瀬戸。 せまい所は、100㍍ちょっと。
渡し船が動く距離は、200㍍ほど。
島の名前は、沖之島。 右は小江地区だが、島自体も小江地区のよう。
左に島。 船のある人は、自分の船で渡る。 この船は、自分の船。
右奥に、渡し舟の船着場。 後で知る。
沖之島。 ○の所が、船着場。 奥に、港がある。
島の左の方。 海の中に、像が見える。
さっきの船の人が、荷物を運んでいる。 細い板の上を歩いて。 島の港の船も、そうだった。
車は、小江の港に停めて、歩き出した。 右の山の上にかけて、広く集落が。
渡船のりばは、駐車場所を探したときに、見つけていた。
船着場が見えた。
船の出る時刻まで、時間があった。
どこか散歩しようと思っていたら、船がやってきた。
時間に関係なく、人が見えたら、乗せてくれるよう。 往復100円。
2~3分で着いた。
船頭さんに、花嫁が渡し舟に乗ったことについて、聞いた。
最後は、20年以上前かな、と言った。
※ 写真のが16年前。 これが、最後なのかも。
小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」の舞台と言ってる人がいるが、どう思うか聞いた。
違うって、はっきりと。
※ 最近、ネット上に、「瀬戸の花嫁」の舞台が沖之島と云ってるのが、たくさんある。
根拠を書いてるのは、ない。
誰かが書くと、みんな真似する。
香川県の公式観光の旅ネットでは、下のように表現している。
『小江の瀬戸を、花嫁が渡し船にのって嫁いでいく様は、「瀬戸の花嫁」の歌、そのものである』
作詞者がここを見て詩を作ったのではなく、出来上がった詩の風景が、ここに似ていた、と云うことですね。
だから、舞台と言ってしまったら、言い過ぎに。
※ 作詞の山上路夫は、瀬戸内の島を見ていない。(Wikipedia)
「瀬戸の花嫁」の歌の風景が、沖之島にありますよ、と云うので十分。
正確に表現しないと、観光資源にならない。
ここに住む人たちの、自慢にも出来ない。
沖之島の人たちのためにも、舞台と云わないで、県の旅ネットの表現がいい。
そう思います。
「瀬戸の花嫁」の歌詞に、弟が「行くなと泣いた」とある。
船頭さんと、ここなら、島は目の前、弟は泣かなくてすむね、と話した。
船に乗ったキティちゃん。
船頭さんの奥様も、39年前に、花嫁衣裳で船に乗ってやってきた。
なぜ、花嫁衣裳で船に乗るのか。
花嫁行列が、途中で船に乗る。 こんなことのよう。 行列の人の数は少ないとしても。
時代が変わって、結婚式が、土庄(とのしょう)のホテルで行われるようになる。
それでも、島に嫁ぐ花嫁は、花嫁衣裳で渡し船に乗った。
これは、どう云うことでしょう。 教えてくれた。
ホテルで結婚式を挙げる前に、沖之島の嫁ぎ先の家に行って、仏前で、ご先祖様に挨拶をする。
これがあるため、渡し船に乗った。
「瀬戸の花嫁」の風景が、この地で、最近まで長く見られることになる。
ナマコ。 海を見て、いたら捕まえている。
自分で食べる。 買えば高いけど、売れば安いそう。
船頭さんの奥様が来て、向こうに行った。
娘さんは、島で花嫁衣裳を着て、渡し船に乗って、島を出た。
ここに、船頭さんはいる。 お客さんが入ってもいい。
上の写真に、黒く人の背中が見える。 左の方。 この方とも、話した。
奥様は、花嫁衣裳を着て、渡し船でやってきた。
島の道を、教えてもらった。
対岸。 私の車は、右の方に。 写真の左にも、家は広がっている。
小さな墓地の上から。 橋を架けるのは、簡単そう。
小江の瀬戸と呼ばれる。 狭く、流れの速いところを、瀬戸と呼ぶ。
島の周りは、2.7㌔。 平成9年で、23世帯、87名。
現在は、小学生はいない。 中学生1人。
左の方。
さらに左。 海が見えた。
この道を行く。 正面に小さな温室。
温室に、この家の旦那さんがいた。
植物があって、フウランに見えた。 声をかけてみた。
大事に育てていた。
御城覆輪(ごじょうふくりん)という、フウラン(風蘭)の代表的な品種。
※ 旦那さんの話では、フウランには、協会だあるそう。
フウランの魅力は、花の美しさと、甘い匂いだという。 こんな花。
奥様も出てきた。
奥様は、結婚式のとき、忙しかったので、島で花嫁衣裳を着たと言った。
※ 愛媛県の松野町で見た、フウラン。 今まで、何回か見た。
海沿いの道を、向こうに。
お地蔵様が、まぶしそう。
左の家並みを、海に下りてきた。
ここが、最後の集落。 人に会わない。 住んでない家も多い。
山の上への道が行き止まりで、戻ってきた。
港に戻る途中、別の道を。 手前の細いのは、たまねぎのよう。
ここが、沖之島の港。 右に、渡し船の船着場。
今は、シタビラメ(舌平目)の漁が盛んだそう。 食べたことのない魚。
歩いていたら、足に何かが、まとわりついてきた。 めんこい犬だった。
飼い主さんに呼ばれて、もどった。
向こうから来た。
この滑車で、引く力は、半分だったかな。 忘れちゃった。 タコツボ。
島の中を、車が走っている様子はない。 島の人の車は、対岸にある。
※ そういえば、瀬戸内の、ある島は、無法地帯だった。 名前は書かない。
無免許で運伝。 車に、ナンバーはない。
動かなくなったら、乗り捨て。 島は、ゴミの山。
小さな島ではない。 県も警察も、何とかしようとしない。 不思議な世界。
高潮で、海面がここまで。
小屋の中でテレビを見た。
渡し船で、もどる。 ずっと昔は木の船で、手で漕いだ。
2~3分で着いてしまう。 カメラの調子が悪いので、大変。
海が荒れてきたら、学校の子供は、連絡して、早く帰してもらう。(めったにない)
向こうで、人が待っている。
乗せて行った。 お礼を言って、船頭さんと別れた。
時がゆっくり流れるとは、このことか。
瀬戸の花嫁は、こんな歌。 いつの間にか、月日が経った。 小柳ルミ子は、やさしそう。
こんなのも。
沖之島は、「瀬戸の花嫁」の歌の舞台ではない。
「瀬戸の花嫁」の歌の風景が、沖之島にある。
このことが、定着するといいですね。
久しぶりの、渡し船でした。
【今日の歌】
【その他】 四国新聞社からお借りした写真は、下の記事にあったものです。 紹介します。 いい内容です。
【関連ブログ】 昭和の花嫁ちょうちん行列 (馬曲温泉開湯30周年記念)~木島平村~ 阿弥陀堂 他 (2012/10/27)
【道の駅】 小豆島ふるさと村
【明日の予定】 銚子渓谷か。 滝もある。
※ 小豆島には、あと何日でしょう。
今度いつ来られるか、分からないので、ちゃんと見たいと・・・。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
【ランキング】 国内旅行 2位、
旅行全体 4位です。
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作詞の山上路夫は、実際に、瀬戸内の島を見たことは無かった。
詩は、瀬戸内の島々を思い浮かべて、作った。
「瀬戸の花嫁」の世界が、見られるところがあった。
小豆島から沖之島への、渡し船。
花嫁は、小江(おえ)の瀬戸を、渡し船に乗って、沖之島へと嫁いでいった。
(写真は1996年10月。 四国新聞社からお借り)

イメージは、花嫁行列の途中に、渡し船があった。
そんな感じ。
※ ※ ※ ※
小豆島の左上が、今日の場所。
島との間の海は、小江(おえ)の瀬戸。 せまい所は、100㍍ちょっと。
渡し船が動く距離は、200㍍ほど。

島の名前は、沖之島。 右は小江地区だが、島自体も小江地区のよう。
左に島。 船のある人は、自分の船で渡る。 この船は、自分の船。
右奥に、渡し舟の船着場。 後で知る。

沖之島。 ○の所が、船着場。 奥に、港がある。

島の左の方。 海の中に、像が見える。

さっきの船の人が、荷物を運んでいる。 細い板の上を歩いて。 島の港の船も、そうだった。

車は、小江の港に停めて、歩き出した。 右の山の上にかけて、広く集落が。
渡船のりばは、駐車場所を探したときに、見つけていた。


船着場が見えた。


船の出る時刻まで、時間があった。
どこか散歩しようと思っていたら、船がやってきた。
時間に関係なく、人が見えたら、乗せてくれるよう。 往復100円。

2~3分で着いた。
船頭さんに、花嫁が渡し舟に乗ったことについて、聞いた。
最後は、20年以上前かな、と言った。
※ 写真のが16年前。 これが、最後なのかも。
小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」の舞台と言ってる人がいるが、どう思うか聞いた。
違うって、はっきりと。
※ 最近、ネット上に、「瀬戸の花嫁」の舞台が沖之島と云ってるのが、たくさんある。
根拠を書いてるのは、ない。
誰かが書くと、みんな真似する。
香川県の公式観光の旅ネットでは、下のように表現している。
『小江の瀬戸を、花嫁が渡し船にのって嫁いでいく様は、「瀬戸の花嫁」の歌、そのものである』
作詞者がここを見て詩を作ったのではなく、出来上がった詩の風景が、ここに似ていた、と云うことですね。
だから、舞台と言ってしまったら、言い過ぎに。
※ 作詞の山上路夫は、瀬戸内の島を見ていない。(Wikipedia)
「瀬戸の花嫁」の歌の風景が、沖之島にありますよ、と云うので十分。
正確に表現しないと、観光資源にならない。
ここに住む人たちの、自慢にも出来ない。
沖之島の人たちのためにも、舞台と云わないで、県の旅ネットの表現がいい。
そう思います。
「瀬戸の花嫁」の歌詞に、弟が「行くなと泣いた」とある。
船頭さんと、ここなら、島は目の前、弟は泣かなくてすむね、と話した。
船に乗ったキティちゃん。


船頭さんの奥様も、39年前に、花嫁衣裳で船に乗ってやってきた。
なぜ、花嫁衣裳で船に乗るのか。
花嫁行列が、途中で船に乗る。 こんなことのよう。 行列の人の数は少ないとしても。
時代が変わって、結婚式が、土庄(とのしょう)のホテルで行われるようになる。
それでも、島に嫁ぐ花嫁は、花嫁衣裳で渡し船に乗った。
これは、どう云うことでしょう。 教えてくれた。
ホテルで結婚式を挙げる前に、沖之島の嫁ぎ先の家に行って、仏前で、ご先祖様に挨拶をする。
これがあるため、渡し船に乗った。
「瀬戸の花嫁」の風景が、この地で、最近まで長く見られることになる。
ナマコ。 海を見て、いたら捕まえている。
自分で食べる。 買えば高いけど、売れば安いそう。


船頭さんの奥様が来て、向こうに行った。
娘さんは、島で花嫁衣裳を着て、渡し船に乗って、島を出た。


ここに、船頭さんはいる。 お客さんが入ってもいい。

上の写真に、黒く人の背中が見える。 左の方。 この方とも、話した。
奥様は、花嫁衣裳を着て、渡し船でやってきた。
島の道を、教えてもらった。
対岸。 私の車は、右の方に。 写真の左にも、家は広がっている。

小さな墓地の上から。 橋を架けるのは、簡単そう。
小江の瀬戸と呼ばれる。 狭く、流れの速いところを、瀬戸と呼ぶ。

島の周りは、2.7㌔。 平成9年で、23世帯、87名。
現在は、小学生はいない。 中学生1人。
左の方。

さらに左。 海が見えた。

この道を行く。 正面に小さな温室。

温室に、この家の旦那さんがいた。
植物があって、フウランに見えた。 声をかけてみた。
大事に育てていた。
御城覆輪(ごじょうふくりん)という、フウラン(風蘭)の代表的な品種。
※ 旦那さんの話では、フウランには、協会だあるそう。


フウランの魅力は、花の美しさと、甘い匂いだという。 こんな花。
奥様も出てきた。
奥様は、結婚式のとき、忙しかったので、島で花嫁衣裳を着たと言った。

※ 愛媛県の松野町で見た、フウラン。 今まで、何回か見た。
海沿いの道を、向こうに。

お地蔵様が、まぶしそう。

左の家並みを、海に下りてきた。

ここが、最後の集落。 人に会わない。 住んでない家も多い。

山の上への道が行き止まりで、戻ってきた。

港に戻る途中、別の道を。 手前の細いのは、たまねぎのよう。

ここが、沖之島の港。 右に、渡し船の船着場。
今は、シタビラメ(舌平目)の漁が盛んだそう。 食べたことのない魚。

歩いていたら、足に何かが、まとわりついてきた。 めんこい犬だった。
飼い主さんに呼ばれて、もどった。

向こうから来た。

この滑車で、引く力は、半分だったかな。 忘れちゃった。 タコツボ。


島の中を、車が走っている様子はない。 島の人の車は、対岸にある。

※ そういえば、瀬戸内の、ある島は、無法地帯だった。 名前は書かない。
無免許で運伝。 車に、ナンバーはない。
動かなくなったら、乗り捨て。 島は、ゴミの山。
小さな島ではない。 県も警察も、何とかしようとしない。 不思議な世界。
高潮で、海面がここまで。

小屋の中でテレビを見た。

渡し船で、もどる。 ずっと昔は木の船で、手で漕いだ。

2~3分で着いてしまう。 カメラの調子が悪いので、大変。
海が荒れてきたら、学校の子供は、連絡して、早く帰してもらう。(めったにない)

向こうで、人が待っている。

乗せて行った。 お礼を言って、船頭さんと別れた。

時がゆっくり流れるとは、このことか。

瀬戸の花嫁は、こんな歌。 いつの間にか、月日が経った。 小柳ルミ子は、やさしそう。


こんなのも。

沖之島は、「瀬戸の花嫁」の歌の舞台ではない。
「瀬戸の花嫁」の歌の風景が、沖之島にある。
このことが、定着するといいですね。
久しぶりの、渡し船でした。
【今日の歌】
【その他】 四国新聞社からお借りした写真は、下の記事にあったものです。 紹介します。 いい内容です。

【関連ブログ】 昭和の花嫁ちょうちん行列 (馬曲温泉開湯30周年記念)~木島平村~ 阿弥陀堂 他 (2012/10/27)
【道の駅】 小豆島ふるさと村
【明日の予定】 銚子渓谷か。 滝もある。
※ 小豆島には、あと何日でしょう。
今度いつ来られるか、分からないので、ちゃんと見たいと・・・。
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)

【ランキング】 国内旅行 2位、


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