法然寺の釈迦涅槃像(ねはんぞう)は、Yahoo百科事典で、下のように説明されている。
「京都の清凉寺(せいりょうじ)の釈迦像に対して、讃岐の寝釈迦として知られている」
清涼寺の釈迦像は、国宝。 中国で、作られている。
※ 清凉寺は、京都の嵯峨野に。 この秋、何度か行った。 釈迦像(釈迦如来像)も見た。
法然寺の釈迦涅槃像は、清涼寺の釈迦像と比べられるのだから、見なければならない。
お世話になっているMさんの、お勧め。
三途の川の向こうで、地獄に行くか極楽に行くか、それを決める裁判官が、閻魔王などの十王。
衣服を剥(は)ぎ取るのが、脱衣婆(だつえば)。
それらの像もあった。
※ ※ ※ ※
法然寺は、仏生山という所にある。
駐車場があると分かったので、車で向かった。
雨が止まないので、法然寺を見て、その後温泉。 歩くのは、中止。
境内の地図。 この地図を見なかったので、左上にまず行ってみた。
この写真に、地図が見える。 中央の建物に、涅槃像があると、後で分かる。
仁王門。 この奥に、本堂があるのかと、最初思った。 これでもかっていう、表情。
雨は、写る。
新しい五重塔。 新しくても古くても、塔は美しい。
法然寺という名前から、浄土宗と分かる。 本山は、知恩院。
知恩院は、徳川家に大事にされる。
高松藩主は、松平家。 徳川家と同じと考えていい。
初代藩主の松平頼重は、徳川光圀(黄門様)の兄。
その頼重によって、法然寺の発展があった。
二尊堂。
天井に、飛天の図などが。
文殊楼。
帝釈天像(左)と梵天像。
来迎堂。
藩主松平家の墓地が、右上にある。
上には本堂はないと分かって、下に戻った。
受付は、寺の事務所だった。 350円。 たんきり、という飴をいただいた。
こんな所を通って、涅槃(ねはん)堂に向かった。
祖師堂という所かな。 撮影禁止がないから、撮らせてもらった。
左の写真の右に、涅槃堂の広い仏間がある。 右の写真は、反対から撮った。
釈迦涅槃像はあった。 でも、撮影はできない。
涅槃像の周りには、弟子たちが、みんな悲しんでいる。
仕方ない。 目に焼き付けて、戻った。
受付で、十王像などがどこにあるかを聞いた。
他にも話して、最後に、涅槃像の撮影のお願いをしてみた。
たくさんは、撮らないことも。
いいとなった。 ありがたい。
※ 他の客がいたら、きっとダメだったと思う。
また、私を見て、写真を悪い形で使われそうと感じたら、許可は出せない。
撮影禁止にしておかないと、勝手に撮られて困ったとき、寺側は戦えない。
予想される事情がこうなので、撮影禁止でも、撮らせてもらえることは、ある。
今まで、何回もあった。
会話をして、信頼されることが、大事。
(湯殿山の、即身仏の撮影許可も、そうやって頂いた)
その写真は、こうです。 ネット上に、はっきり写ってる写真は、ないんですよ。
撮るのは、5枚だけ。 礼儀かなと思って。 ※ 帰りに、撮った枚数を告げた。
※ 写真は、少し失敗していますね。 白っぽい所が出ました。
上からだけの光だったので、油断した。
一つの方法として、もっと暗く撮って、パソコンで明るく方法もあった。
どれも、江戸時代の作品。
正面から。 目が開いているので、まだ入滅していない。(死んでいない)
その証拠は、他にも。 後で。
弟子たちの、悲しむ様子。 動物も。(動物になったつもりで、表情を考えたのか)
上の写真の一部を拡大。
右側。
釈迦の生母の摩耶夫人が、天から降りてきた。
何しているかというと、薬を投げたそう。
投薬という言葉の語源は、この場面から生まれたと云う。
このことからも、まだ釈迦は生きている。
※ Mさんからのアドバイスがなければ、私は、摩耶夫人には、気づかなかった。
※ 立っている釈迦像では、清涼寺のが有名。
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
本堂。 法然寺は、本堂より涅槃堂の方が大きい。
屋根付き橋は、寺の渡り廊下が、ヒントになったのか。
どこの五重塔を参考に、作ったのでしょう。 室生寺より、ふっくらした感じ。
大きいから、室生寺のように、細っそりとは、出来ないのでしょうか。
涅槃堂。 風格を感じる。
法然寺の最初の門である総門は、離れたところにあった。
総門を入った直ぐに、十王堂はあった。
三途の川の向こうで、地獄か極楽かを決めるのが、十王。 裁判官だ。
下を読むと、何のために49日とかの供養をしているかが、分かる。 極楽に行ってもらうため。
そういうことだった。
右は、脱衣婆(だつえば)。
すごい形相だ。 三途の川を渡った時は、身分やハッタリでは、誤魔化しが効きそうにない。
見抜かれる。
十王のトップは、閻魔王か。 みんな、それぞれの役割があるようだ。
地獄の存在の力を借りて、人を説得するのか。
地獄の考えは、これがあると、都合がいいと考えた人間がいる。
※ 支配者は、寺さえも、人々を支配するのに、利用した。 だから、寺を大事に。
死ぬ間際に、死んだらどこに行くか分からないではなく、極楽に行くと考えたら、心が楽になるかな。
死んだら、行くとこなんかないと、私は思うけど。 全てお終いって。
先祖に感謝することを考えたら、割り切りすぎるのも、どうかなって、少しは。
十王像を見るのは、2度目。
※ 九州の臼杵石仏の、十王像。 国宝。(2009年12月)
※ 地獄絵 (2009年9月 津軽で)
※ 太宰治記念館「斜陽館」 雲祥寺の地獄絵 他 (2009/09/04)
※ 今日の話は、三途の川を渡ってからの話ですね。
でも、子供は渡れません。
賽の河原に、留まります。
親より先に死んだ子供は、自分は親不孝と思っている。
仏道に励み、親を供養するため、石を積んで塔をつくる。
鬼は、それを壊す。
子供は泣きながら、また積む。
賽の河原を訪ねた者は、子供がかわいそうだから、石を積んであげる。
そうやって、現世の、賽の河原の風景が生まれる。
※ 地獄と極楽の風景が広がる 霊場恐山 ~むつ市~ 他 (2010/9/24)
教えていただいた温泉に。 混んでいた。 人気の温泉のよう。
お風呂から車に戻るとき、温泉の経営者の奥様と、小さな息子さんに会った。
息子さんが、私の車を珍しがった。 少しだけ、お話。
いい時間を過ごせる温泉です。
下の写真ですが、背中の黒い人のところに、子供がちょこんと座って、本でも読んでいたら、完璧ですね。
誰もいないのは、さびしい。
カメラは、この感じになりました。 私のパソコンでは、ほぼ本物と同じ大きさになっています。
涅槃像、十王像、どちらも良かったですね。
投薬のこととか、地獄のこととか、何かが知れることがあると、今回のように、なお面白い。
そう、思いました。
【今日の歌】 子供の真剣な表情はいいですね。
今、神戸にルーベンスの絵が来ているけど、この絵を見たいと言ったのが、「フランダースの犬」のネロ。
12月24日の晩、マリア大聖堂で、その絵を見ながら、死んでいく。
絵の入選の吉報があったが、間に合わなかった。
最後の場面で流れたのが、下の曲。
【道の駅】 滝宮
【明日の予定】 女木島(めぎしま)
※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。
(2008年4月~2010年9月までの記事)
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「京都の清凉寺(せいりょうじ)の釈迦像に対して、讃岐の寝釈迦として知られている」
清涼寺の釈迦像は、国宝。 中国で、作られている。
※ 清凉寺は、京都の嵯峨野に。 この秋、何度か行った。 釈迦像(釈迦如来像)も見た。
法然寺の釈迦涅槃像は、清涼寺の釈迦像と比べられるのだから、見なければならない。
お世話になっているMさんの、お勧め。
三途の川の向こうで、地獄に行くか極楽に行くか、それを決める裁判官が、閻魔王などの十王。
衣服を剥(は)ぎ取るのが、脱衣婆(だつえば)。
それらの像もあった。
※ ※ ※ ※
法然寺は、仏生山という所にある。
駐車場があると分かったので、車で向かった。
雨が止まないので、法然寺を見て、その後温泉。 歩くのは、中止。
境内の地図。 この地図を見なかったので、左上にまず行ってみた。

この写真に、地図が見える。 中央の建物に、涅槃像があると、後で分かる。

仁王門。 この奥に、本堂があるのかと、最初思った。 これでもかっていう、表情。
雨は、写る。


新しい五重塔。 新しくても古くても、塔は美しい。


法然寺という名前から、浄土宗と分かる。 本山は、知恩院。
知恩院は、徳川家に大事にされる。
高松藩主は、松平家。 徳川家と同じと考えていい。
初代藩主の松平頼重は、徳川光圀(黄門様)の兄。
その頼重によって、法然寺の発展があった。
二尊堂。

天井に、飛天の図などが。



文殊楼。

帝釈天像(左)と梵天像。


来迎堂。

藩主松平家の墓地が、右上にある。

上には本堂はないと分かって、下に戻った。
受付は、寺の事務所だった。 350円。 たんきり、という飴をいただいた。


こんな所を通って、涅槃(ねはん)堂に向かった。

祖師堂という所かな。 撮影禁止がないから、撮らせてもらった。


左の写真の右に、涅槃堂の広い仏間がある。 右の写真は、反対から撮った。


釈迦涅槃像はあった。 でも、撮影はできない。
涅槃像の周りには、弟子たちが、みんな悲しんでいる。
仕方ない。 目に焼き付けて、戻った。

受付で、十王像などがどこにあるかを聞いた。
他にも話して、最後に、涅槃像の撮影のお願いをしてみた。
たくさんは、撮らないことも。
いいとなった。 ありがたい。
※ 他の客がいたら、きっとダメだったと思う。
また、私を見て、写真を悪い形で使われそうと感じたら、許可は出せない。
撮影禁止にしておかないと、勝手に撮られて困ったとき、寺側は戦えない。
予想される事情がこうなので、撮影禁止でも、撮らせてもらえることは、ある。
今まで、何回もあった。
会話をして、信頼されることが、大事。
(湯殿山の、即身仏の撮影許可も、そうやって頂いた)
その写真は、こうです。 ネット上に、はっきり写ってる写真は、ないんですよ。
撮るのは、5枚だけ。 礼儀かなと思って。 ※ 帰りに、撮った枚数を告げた。

※ 写真は、少し失敗していますね。 白っぽい所が出ました。
上からだけの光だったので、油断した。
一つの方法として、もっと暗く撮って、パソコンで明るく方法もあった。
どれも、江戸時代の作品。
正面から。 目が開いているので、まだ入滅していない。(死んでいない)
その証拠は、他にも。 後で。

弟子たちの、悲しむ様子。 動物も。(動物になったつもりで、表情を考えたのか)

上の写真の一部を拡大。

右側。

釈迦の生母の摩耶夫人が、天から降りてきた。
何しているかというと、薬を投げたそう。
投薬という言葉の語源は、この場面から生まれたと云う。
このことからも、まだ釈迦は生きている。

※ Mさんからのアドバイスがなければ、私は、摩耶夫人には、気づかなかった。
※ 立っている釈迦像では、清涼寺のが有名。
源氏物語ゆかりの寺、清涼寺 ~京都市~ トルコ行進曲(モーツァルト、演奏はフェッラーティ 他) 他 (2012/6/5)
本堂。 法然寺は、本堂より涅槃堂の方が大きい。
屋根付き橋は、寺の渡り廊下が、ヒントになったのか。


どこの五重塔を参考に、作ったのでしょう。 室生寺より、ふっくらした感じ。
大きいから、室生寺のように、細っそりとは、出来ないのでしょうか。


涅槃堂。 風格を感じる。

法然寺の最初の門である総門は、離れたところにあった。
総門を入った直ぐに、十王堂はあった。

三途の川の向こうで、地獄か極楽かを決めるのが、十王。 裁判官だ。
下を読むと、何のために49日とかの供養をしているかが、分かる。 極楽に行ってもらうため。
そういうことだった。
右は、脱衣婆(だつえば)。
すごい形相だ。 三途の川を渡った時は、身分やハッタリでは、誤魔化しが効きそうにない。
見抜かれる。


十王のトップは、閻魔王か。 みんな、それぞれの役割があるようだ。



地獄の存在の力を借りて、人を説得するのか。
地獄の考えは、これがあると、都合がいいと考えた人間がいる。
※ 支配者は、寺さえも、人々を支配するのに、利用した。 だから、寺を大事に。



死ぬ間際に、死んだらどこに行くか分からないではなく、極楽に行くと考えたら、心が楽になるかな。
死んだら、行くとこなんかないと、私は思うけど。 全てお終いって。
先祖に感謝することを考えたら、割り切りすぎるのも、どうかなって、少しは。




十王像を見るのは、2度目。
※ 九州の臼杵石仏の、十王像。 国宝。(2009年12月)

※ 地獄絵 (2009年9月 津軽で)

※ 太宰治記念館「斜陽館」 雲祥寺の地獄絵 他 (2009/09/04)
※ 今日の話は、三途の川を渡ってからの話ですね。
でも、子供は渡れません。
賽の河原に、留まります。
親より先に死んだ子供は、自分は親不孝と思っている。
仏道に励み、親を供養するため、石を積んで塔をつくる。
鬼は、それを壊す。
子供は泣きながら、また積む。
賽の河原を訪ねた者は、子供がかわいそうだから、石を積んであげる。
そうやって、現世の、賽の河原の風景が生まれる。
※ 地獄と極楽の風景が広がる 霊場恐山 ~むつ市~ 他 (2010/9/24)
教えていただいた温泉に。 混んでいた。 人気の温泉のよう。


お風呂から車に戻るとき、温泉の経営者の奥様と、小さな息子さんに会った。
息子さんが、私の車を珍しがった。 少しだけ、お話。
いい時間を過ごせる温泉です。
下の写真ですが、背中の黒い人のところに、子供がちょこんと座って、本でも読んでいたら、完璧ですね。
誰もいないのは、さびしい。

カメラは、この感じになりました。 私のパソコンでは、ほぼ本物と同じ大きさになっています。

涅槃像、十王像、どちらも良かったですね。
投薬のこととか、地獄のこととか、何かが知れることがあると、今回のように、なお面白い。
そう、思いました。
【今日の歌】 子供の真剣な表情はいいですね。
今、神戸にルーベンスの絵が来ているけど、この絵を見たいと言ったのが、「フランダースの犬」のネロ。
12月24日の晩、マリア大聖堂で、その絵を見ながら、死んでいく。
絵の入選の吉報があったが、間に合わなかった。
最後の場面で流れたのが、下の曲。
【道の駅】 滝宮
【明日の予定】 女木島(めぎしま)
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(2008年4月~2010年9月までの記事)

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