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キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ

全国を、写真と動画で探訪

「浮島」と呼ばれる、湧水の池があった。
阿蘇山の伏流水だという。
でも、阿蘇山は、はるか遠くに。
伏流水は、山の麓(ふもと)にあると思っていた。
不思議です。

浮島神社があった。
浮いてもいない、島でもない、でも、浮島。
これも、どうして?

どっちにも、理由はあった。

「八重の桜」を見ました。 面白いかも知れない。
その、理由を考えてみた。
    ※    ※    ※    ※

熊本までは、10㌔ほど。 阿蘇までは、30㌔以上。



全部、湧水の水。 水は動いており、濁っていない。 この池を浮島と呼んでいる。

13年1月13日 (15)

1日、13万㌧の水が、出てくる。  1秒間に、約1.5㌧。(2㍑のペットボトル、750本)

13年1月13日 (2)   13年1月13日 (1)

池の向こうに、神社。  浮島神社。
神社の名前がこうなので、池も、浮島と呼ばれる。

DSCF73pppp45.jpg

阿蘇の水が、ここで吹き出しているという。 

下の図で見ると、粘土層があって、水が下に行かない。
ポイントは、砥川溶岩(とがわようがん)だという。 穴だらけの石。
水を通しやすく、濾過(ろか)する。 不純物をとって、美味しい水にする。

そんなことで、阿蘇山の熊本川の広い地域にも、湧水がいっぱい。
掘れば、どこでも出るくらい。
                                 ※ くまもと地下水財団 からお借り。
0987yyyy_20130114001600.jpg

浮島の魅力は、この風景も。  山は、飯田山(いいださん)。

13年1月13日 (5)

※ 「肥後どこさ、熊本さ」って歌があるけど、ここは肥後(ひご)。
   肥後の民話に、こんなのが。

     昔、飯田山が、熊本の向こうにある金峰山(きんぽうざん)に、自分の方が高いと、自慢した。
     お互いの山のてっぺんに、水を入れた桶(おけ)を置いた。
     その桶を、管(くだ)でつないだ。
     そうしたら、水は全部、飯田山に流れてしまった。 飯田山が低かった。

     以来、飯田山は、自分が高いとは、他の山にも、「言い出さん」かった。

   面白い民話ですね。 教訓が入っている。
   なんでも人と比べて自慢していると、お前は飯田山と一緒だと、バカにされる。

   努力したら、自分はやれる、という自分への自信は必要かもしれない。
   でも、漠然と人より優れている、優越している、と思う必要はありませんよ、と教えてくれている。
   戒(いまし)めてもいる。  自分は、自分。

浮島神社。

13年1月13日 (6)

下の写真を見ると、池に、神社が映っている。
池に、浮いているように見える。 これで浮島と云われるそう。
                              ※ 県のHPからお借り。
ukisima897899_20130113234703.jpg

※ 実際は、下のように、半島。

tizuyut65.jpg

カモがいっぱいいたので、呼んでみた。
こいつだけが、やってきた。

「あげるもの、何もないのよ、ごめんな」って言ったけど、しばらくそばにいた。

13年1月13日 (7)

ここは、池の上を歩ける。  ずっと、雨。

13年1月13日 (8)

水温は18度。 気温より、だいぶ高い。 それで、靄(もや)がかかっているのか。

13年1月13日 (9)

水は流れている。  向こうから、こっちに。

13年1月13日 (10)

この写真を見ると、水蒸気かな。

13年1月13日 (11)

水は、左上に流れている。  池は、どこもこんな水。 澄み切っている。
ボランティアグループによって整備されている。

13年1月13日 (12)   13年1月13日 (13)

平安時代に、ここを掘ったら、池ができた。 そう伝えられている。

13年1月13日 (14)

神社の正式名称は、浮島熊野坐神社(うきしま くまのます じんじゃ)。  ※ 坐は座と似た意味。

13年1月13日 (16)   13年1月13日 (17)

地元の人は、親しみを込めて、浮島さんと呼ぶそう。 金比羅さんと同じ。

13年1月13日 (18)

さっきは、向こうに。  たくさんの鳥。

13年1月13日 (19)

冷たい湧水の場合、浮島が生まれることがあるんですね。
最初は、それかと、思った。

浮いてない、島でない、でも浮島。

山から離れた平地に、大量に水が湧き出ている。
浮島は、そんな珍しいところでした。

【関連ブログ】   コバルトブルーに輝く湧水の池、別府弁天池 ~美祢市秋芳町~  Joan Baez 「The Green Green Grass Of Home」  (2012/4/18)
           秘境! 浮島湿原 ~70の沼に多くの浮島が・・・ 滝上町~   他  (2010/8/16)

【八重の桜】
この先ずっと、面白いかもしれません。

子役の女の子の表情がよかった。
瞬きもせずに、相手を見つめた。 奥の深さを感じさせる目。
黒木瞳が子供なら、こんな目をするかなとも。

綾瀬はるかは、だいじょうぶですね。
自然に演じている。
この人は、綾瀬はるかだって見ても、気にならない。

画面がきれいです。 
庭園の場面なんか、これでもかっていうぐらい。
テレビなのに、映画用カメラを使っている。
昨年の、埋め合わせか。

話の流れが、3つ絡(から)み合っていた。
1つは、佐久間丈山の場面。 その時代の大きな流れ。
2つ目は、黒船に乗り込むとか言ってる場面。
そして、八重が登場する場面。

ひとつの場面が終わる時、この後どうなるんだろうと、思ってもられるように工夫している。
これは、物語の仕掛けで、このことを大事にする脚本家の話は、面白い。
毎回そうだと、前回を見てなくても、何とかなる。 

男みたいに生きて、どうなるんだろう。 黒船に乗り込めるんだろうか。
佐久間象山どうなる。

1つの話の中に、細かな話が、5つくらいあってもいい。
全部楽しみになると、たまらない。

黒船に乗って捕まってたのは、吉田松陰ですね。
彼が育てた人物が、新しい時代をつくる。
佐久間象山は、松代に送られる。

2人とも、井伊直弼による安政の大獄で、命を奪われる。

桜田門外の変で、井伊直弼は暗殺される。
実行部隊のリーダーは、関鉄之助。

そんな流れで、明治を迎えることになりますね。

今後、八重の生き方の魅力を、どう描くんでしょう。
龍馬のように、日本の未来を見つめていたようには、思えないですから。

※ 会津藩は、最後まで、幕府に忠臣を尽くす。 ここだけでは、物足りない。
  明治に入って、生き方を変えるのかな。

※ 佐久間象山の松代が、最後に流れました。
  松代のブログに、象山神社の写真は、1枚だけ。
  木屋町のブログにも、象山は、1枚だけ。 襲われた場所。
     松代象山地下壕(大本営跡)  松代城(海津城)跡 ~長野市松代町~  他  (2012/10/29)
     維新の史跡を残す、木屋町通を歩く ~京都市~  キッスは目にして(ヴィーナス)  他  (2012/6/17)

【今日の歌】





【道の駅】   竜北



【明日の予定】  ツルがちゃんといるのか、見てきます。 出水市です。

 ※ 「キャンピングカーで放浪の旅」は、下をクリックすると出ますよ。   
                                                         (2008年4月~2010年9月までの記事)

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コメント

明けましておめでとうございます

遅くなりましたが。明けましておめでとうございます。
久しぶりの書き込みで失礼いたします。

熊本におられるようですね。
他の方のブログで、熊本の”鞠智(きくち)城”に
興味を持ったところでしたので
思わず書き込みました。

いかれたことはありますでしょうか。?
私も、春頃にはたずねたいと思っております。
(予定ですが。・・・)

本年も、良い旅をお続けください。
ブログ、楽しみにしております。

管理人のみ閲覧できます

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Re: 明けましておめでとうございます

こんばんは。

鞠智(きくち)城には行っていますよ。
「キャンピングカーで放浪の旅」の方に、あります。
鞠智(きくち)城で、検索してみてください。
出てきます。

拝見させていただきました

おはようございます。
茨城も大雪です。
そちらは大丈夫でしょうか?

すでに見学されてましたか。
失礼しました。

鞠智(きくち)城のブログ、
拝見させていただきました。
夜桜もきれいですね。
訪れるなら春頃がよさそうですね。

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  • 浮島神社の「神の池」は、湧水だった。  どうして、浮島?~嘉島町~  「八重の桜」を見た。  (2013/1/13)
  • 2013年01月13日 (日)
  • 22時01分34秒
by AlphaWolfy

akkamui212

Author:akkamui212
2009年4月に放浪の旅をスタートし、十数回目の日本1周に入っています。
「キャンピングカーで放浪の旅」に続き、パートⅡです。
明日は、どこの空の下にいるのかな。


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